L3bremboキャリパー換装プロジェクトですが、連休最終日にパーツが揃いました。
bremboキャリパー用のブレーキパッド。
今回はデイトナのゴールデンパッドカイにしました。面取りもしてあるのがありがたい。
L3用のブレーキホース。
アクティブのACパフォーマンスラインにしてみました。ステンメッシュホースですね。
あとは変えなくても良かったんですが
クリアスモークタイプのリザーバータンクです。せっかくフルード全抜きするので、最近の流行りに乗ってみました。
ニッシンのラジアルマスターシリンダー用なのでボルトオンです。
という訳で、早速作業に取り掛かります。
詳しくは後ほど整備手帳にアップしますのでざっくり概要で書いていきます。
リザーバタンクの蓋を開けて、タンク内のフルードを注射器等で吸い出します。
その後キャリパーのブリーダーボルトからフルードを吸い出します。注射器があると負圧がかかるので早く吸い出せますね。
フルードが抜けきったら、リザーバタンクを交換します。
リザーバタンク周りをいじるときは、フルードがカウル等へ付着するのを防止するためにこれでもか、と養生しておきました。
ブレーキホースを外していきます。外したらビニールなどを被せてフルードの飛散防止とします。
マスターシリンダーのバンジョーボルトは六角で固く締められているので、なめちゃうんじゃないかとヒヤヒヤ。(パッドピンをなめた悪夢が・・・((((;゚Д゚))))))))
長めのラチェットを使って無事に取れて一安心。
ここからいよいよ本丸の作業です。
キャリパーマウントには位置決めのカラーが入ってるので抜きます。
キャリパーにブレーキパッドをセットして、取り付け。
流石の純正パーツ!フィッティングバッチリです。
ホースをキャリパー、マスターシリンダーに接続します。
ここで失敗談。
全部のホースを繋いでいざフルード注いでエア抜き!と思ったら、右キャリパーのバンジョーボルト付近からダバダバフルードが漏れている!!
原因はバンジョーアダプターの位置が悪く、二本のホースの接続部分が干渉してボルトがちゃんと固定されなかったことでした。
バンジョーアダプターを先にキャリパーとマスターシリンダーに仮留めしてからホースを接続すべきでした。
何とか漏れを止めて流水&パーツクリーナーで洗浄。一度潰れたクラッシュワッシャーは再利用できないので、慌てて買いに走りました。
あと、アフター物のバンジョーボルトはアルミ製で強度が低いのでオーバートルクで簡単にねじ切れます。(ネットを検索すると結構ねじ切っちゃった事例にヒットします。)
ボクはうっかりキャリパーマウントのボルトと同じトルクで締めてしまいました。(20Nmnのところ39Nm!!青ざめました。)
幸いボルトが変形したりねじ切れる事はなかったのですが、怖くなったのでワッシャーがセットになった予備のボルトを買いました。
各部ボルトとクラッシュワッシャーを交換し、締め付けを確認して改めてエア抜き。
エアが抜けてブレーキレバーにカチッとした手応えが出たら
こんな感じでブレーキレバーを引いた状態で一晩起いて仕上げのエア抜きと最終的な漏れチェック。
一晩置いて、レバーの引きシロが大きく変わっていたらどこからかフルードが漏れている可能性があります。(経験談。)
L3bremboの難点は
なぜかブリーダーボルトが内向きに着いていること。手持ちのメガネレンチでも問題ないですが、オフセットメガネレンチがあると楽だなぁと思いました。
初の作業と言うこともあり、失敗もありつつリカバリーして何とか形になりました。
試走は当然まだですが、静止状態でもブレーキレバーのカチッとした今までとは違う手応えを感じられています。
試走は工具やらを一通り持って近場からスタートだなー。
Posted at 2020/05/14 18:38:06 | |
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