パンクからのタイヤ交換をして早1週間。
週末を迎え、やっとROSSO3の本格運用開始です。
とはいえ
まだ皮むきが終わっていませんのでまずは皮むきから。
新品のタイヤが滑るのは、硬化防止剤やら剥離剤が塗られているから・・・というのが一般的な話ですが、現状各メーカーそんなもんは塗ってないって話もあったりして・・・
(硬化防止剤はそもそもタイヤに練りこんであるし、剥離剤はメーカーによっては使うけど揮発性って話。)
新品のタイヤが滑る理由の例えとして、一番わかりやすいのが「消しゴム」。
新品の消しゴムの表面って、えらいツルツルしてますよね。
使い始めも紙に食いつかない感じがありますよね。
でも使っていくと紙にグリップしてよく消えるようになる。
新品のタイヤにも同じことが言えるわけです。
型から出した新品タイヤは表面がツルツル。だから滑る。走って削れてグリップするようになる。
そのツルツルがいわゆる「皮」という話。
個人的には表面ツルツル説の方が納得いく気がしますね。
まぁいずれにしろ慣らしは必要ですからね。
バイクのタイヤの場合、新品タイヤでいきなりバンクさせると滑る、なんて言われます。
個人的な経験だと交通の流れに乗って走るペースで走っていれば、コーナーでバイクを倒しこむくらいでは滑らないです。
バンク中にいきなりアクセルをガバ開けすれば新品タイヤが滑るのは想像しやすいですけどね。
ボクの場合気をつけるけど、それほど神経質にならないようにする。変に緊張すると腕に力が入ってバイクがうまく曲がりません。
だいぶウンチクと前置きが長くなりましたが、ROSSO3の皮むきの話に戻しましょう。
場所はいつもの宮ヶ瀬北岸。
冬場なので気温の上がる午後から開始です。
ゆっくり目のペースで3往復ほど。
同じバイク、同じ道、同じサスセットで試すとタイヤの違いがよくわかりますね。
ROSSO3のファーストインプレッション(店から自宅まで)は、当たりがソフトで乗り心地の良いタイヤでした。
これがワイディングに持ち込むと、慣らしペースとはいえタイヤの特性の片鱗が見えてきました。
まず何と言っても、ハンドリングが軽い!例えるなら、細いタイヤを履かせたかのようにバイクがヒラヒラと倒し込めます。
かといって「バタッ」と倒れるような怖さは無く、しっかりとした接地感を伝えてくれるので実にコーナーが楽しい!
左右のコーナーが続いて切り返すような場面でもタイヤからくる重さは感じません。BSのS21やMichelinのPP3とは大きく違います。
ほぼ皮むきが終わったタイヤがこちら。
リアと
フロント。
意外とサラッとしてますね。
でも熱が入るとけっこうベタつくタイプのタイヤです。
気温10℃くらいでしたが、PP3よりもタイヤに入った熱が冷めにくいようです。
今のところ「ニュータイヤウレシイ期」という事もありますので、気になるようなネガな点は無いですね。
「遊ぶ」とどんな印象なのかは明日試そうと思います。
Posted at 2018/01/20 20:24:29 | |
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