過去に電動パワステのクルマに乗った事はありましたが、自分のクルマとして所有するのは今回が初めてです。
(クロスポロは電動油圧式なので微妙なところ。)
クルマ好き界隈では、
電動パワステはフィーリングがイマイチダイレクト感に欠ける
とか
ポルシェ911も電動パワステになってしまったー
とか
なかなかネガティブな話題として見かける事が多いような気がします。
まぁネガを見つけて否定するのは簡単な話ですから、電動化された理由はなんなんだろう?とF45を題材として想像してみました。
あくまで個人の想像で、メーカーや開発者に問い合わせたわけじゃないですよ。
F45のパワステの特性としては、極低速やタウンスピードではE46みたいな重さは無く、速度が上がったりや走行モードが変わると手応えが増して路面から伝わる情報が増えてきます。(ボクにはそう感じられました。)
この「低速やタウンスピード」の特性から想像するに
普段乗りでは路面からの情報が多すぎると運転時に人間が処理する情報が多すぎるし取り回しもしにくい。
欲しい時だけ路面からの情報を多く伝える特性にしよう。
という意図があるのではないでしょうか。
実際F45をいつもの宮ヶ瀬北岸に持ち込んで遊んでみたときに、街乗りのゆったりしたステアフィールと打って変わってステアリングからはしっかりと路面状況やタイヤのグリップ感やたわみが伝わってきましたし、そこに不自然さは感じられませんでした。
電動化による恩恵は、車両の状況に応じてステアリング特性を変化させる事ができる事にあると考えられます。
スポーツカーにも積極的に電動パワステが採用される理由も、走るステージで最適なステアリング特性にコントロールしたいという意図があるからなんだな、と何となく納得が行きました。
電気とモーターならセッティングの幅がとても広くなると言うことは想像に難しくありません。
ファミリーカー然とした風貌のF45に走行モードにスポーツモードが与えられているあたり、BMWの走りとハンドリングに対するこだわりを感じますし、実際に楽しいと感じられるハンドリングに仕上がってると思います。(xDriveの恩恵も大きいけど。)
結局何が言いたいかと言うと
油圧も良いけど、電動も良いよ!(ただしセッティング次第だけど!)
ということなんですけどね。
Posted at 2019/02/13 19:43:04 | |
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F45 days