2020年04月11日
緊急事態宣言が出て、最初の週末。
FF7リメイクが届いたのでお篭り決め込んでもよかったんですが・・・
仕事が在宅ワークメインとなり全然日に当たってない&ストレス解消のためにGSX-R1000をメンテすることにしました。
普段自宅では盗難防止の意味も込めてF45の駐車スペースの後ろにR1000を置いています。
乗るにしてもメンテするにしても、まずはF45を前に出してR1000を出さねばなりません。
いつものようにF45を前に出して、R1000のカバーやらチェーンロックを外し、キーを刺してハンドルロックを解除し・・
解除・・・
解・・
キーが回らん。
先週は特に引っ掛かりもなくクルクル回っていたキーシリンダーが全く回ないじゃああーりませんか。
軽くパニックに陥りそうになりますが、非常時の焦りは二次災害を招きます。
強引にキーを回してキーが折れてキーシリンダーに残って取れなくなるとか
強引にキーを回そうとしてキーシリンダーを破壊してシリンダー交換になるとか
いったん深呼吸しまして、考えられそうな理由と、対処をひとつづつやっていきます。(実際はめちゃくちゃ焦って涙目で右往左往してました。なので、写真はなし。)
■予想想①:キーのすり減り
2009年式の我がGSX-R1000。外装こそまあまあ綺麗ですが、そこは11年選手。さらに走行距離も32000kmを超えていますので、それなりにヤレてきていても不思議ではありません。
キーは基本的にメインキーを使い続けていましたので、すり減ってシリンダーとのかみ合わせが悪くなったのでは?と予想。
スペアキーで試します。
回らない(´;ω;`)ウゥゥ
■予想想②:シリンダー内に汚れがたまっている
GSX-R1000のキーシリンダーにはシャッターがついているので、あまりごみが侵入するとも思えないのですが、エアダスターでごみを吹き飛ばすと回るようになるというようなネット情報をもとに、エアダスターをシュー。
回らない(´;ω;`)ウゥゥ
■予想想③:シリンダーの潤滑不足
キーシリンダーにウェットな潤滑油を吹き付けるのはゴミの付着による動作不良を起こすのでご法度なのですが、まずはキーが回る事を最優先として、シリンダーにシリコンオイルをシュー。
回らない(´;ω;`)ウゥゥ
この時点で「185馬力の不動車爆誕か・・・」とバイク屋やらロードサービスに電話をせねばならぬか・・・しかしこの非常事態宣言の折、不要不急の要件ぞ・・・という思いが頭をかめぐり始める。
■予想外の結末
あ~。ダメだ。ダメよダメダメ。
ロードサービス呼んでバイク屋に運ぶにしても、ハンドルロックかかりっぱなしじゃ積載できなくね?できるのかな??
とりあえず、油分がついているキーシリンダーを見られたら
「あ~、潤滑油吹きましたね?ダメですよ~」
的な小言を言われてしまいそうな恐怖で吐きそうになったので、パーツクリーナをキーシリンダーにぶっかける。
キーシリンダー下部から黒い油汚れが分解された液が垂れてくるじゃあないか。
そう。バイクのキーシリンダーには水抜き用の穴が開いているのだ。
しかもそこから油汚れが滴り落ちてくる・・・・。( ゚д゚)ハッ!
体は中年、頭脳は中二病である我が内に秘めたる残念コナン君が閃いた。
理由は不明であるが、キーシリンダー内に侵入した油分に11年という月日を経て少しずつ埃などの汚れが堆積。
今までは何とか稼働できていたが、堆積が限界値に達してシリンダーの動きを阻害したと考えられる。
ならば、と、パーツクリーナを水抜き穴から汚れが出なくなるまで吹き付けつつ、キーの抜き差しを繰り返してシリンダーの動きを促し・・・
回った!!(゚∀゚)キタコレ!!
いや~よかった~。
本気で不動車になったかと思って絶望しかけましたわ。
鍵穴専用の潤滑材の手持ちがなかったので、古来から言い伝えられる「鉛筆でキーをなぞってシリンダー抜き差し法」にて応急処置です。
長くなったので、やろうと思っていたメンテは②に続きます。
Posted at 2020/04/11 12:44:58 | |
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GSX-R1000 | 日記