スパイショットがたびたび報じられてきた新型1シリーズがついに正式発表となりましたね。
プラットフォームは既存のFF系なのでモデルコードはGが与えられず一世代前のFが与えられてF40となりました。(フェラーリみたい。)
2シリーズアクティブツアラーオーナーとしては語らぬわけにはいきますまい。
あ、これから書く内容はあくまで個人の偏った感想だったり妄想で、ソースはボクの脳内ですからね。
繰り返しになりますが、新型1シリーズは噂どおり(?)駆動方式をFFに変えて登場してきました。
顔つきは近年のBMWのデザインアイコンを取り入れて、大きく繋がったキドニーグリルが目を引きます。
この
・FF化
・大きなキドニーグリル
のせいか、carviewなどのニュースに対するコメントは荒れてましたね〜。
コメントを要約すると
グリルデカすぎ
FFならゴルフとかAクラス買うわ
今の1シリーズ大事にするわ
と言ったところで、残念ながら歓迎するコメントはあまり見受けられませんでした。
否定的な声が出てくることは予想はしてました。ボクレベルが予想したんだから、BMWも予想しないわけがないですよね。
じゃあ何で1シリーズのFF化に踏み切ったのか。
これは想像ですが
元来1シリーズは318tiをルーツとした3シリーズベースのエントリーモデルの位置付けだったわけです。
価格抑え、他のCセグメントと同じハッチバックボディを持ちつつも、BMWのアイデンティティの一つであるFRの駆動方式とすることで、BMWへの間口を広げつつBMWの世界を体感できるモデルだったと思います。
ところが、ユーザーはエントリーモデルについて駆動方式にこだわってなかったんでしょう。
走りのバランスは素晴らしくとも、コンパクトが故の室内やラゲッジの狭さが中々受け入れられなかった。
そうなると、なかなかエントリーモデルとして新規ユーザーを開拓するというポジションになりきれなかった。
クルマ好きからしてみたら、コンパクトなボディにFRレイアウトなクルマなんて楽しいに決まってるじゃない、という発想に至りますが、世の中の大多数はクルマの駆動方式なんて気にしないんですよね。
クルマは趣味のものではなく、生活を豊かにする道具であるというのが、メジャーな考え方なんです。
そこで登場したのが
F45アクティブツアラーだったんじゃないでしょうか。実際にF45を最初のBMWとして選ぶ人はみんカラを見ていてもかなり居ます。
そのF45、走りはどうか?と言えば妥協なく仕上げられています。
FFの良さを最大限に引き出しているのは間違いなくゴルフですが、F45は考え方が違って、乗り手に駆動方式を意識させない方向でFFプラットフォームでBMWの走りを表現しています。この辺はしっかり走りこまないと分かりにくい部分なんですが。
FFベースのBMWの基礎をF45で作り上げて、X1やX2で可能性を広げていったという流れなのかなと。
BMWのFF作りの基礎はMINIと言われますが、ボクは少し違うと思っています。
MINIはあくまでも往年のMINIをBMWが再構築したクルマなんですよね。
あくまでもFFのBMWの基礎はF45なんだとボクは思っています。
そんな流れを経てモデルチェンジを迎えた1シリーズが、今度は本当の意味でBMWのエントリーモデルとなるべくFFプラットフォームで居住性を手に入れて登場したじゃないでしょうか。
長々と書いてきましたが、タイトルの未来予測の話。
おそらくF45はF40の登場を受けて1代限りで姿を消すのでは・・・と思っています。
7シーターを持つF46グランツアラーと統合される形で。
で、一番小さなFRの2シリーズはG20の3シリーズをベースにモデルチェンジ、なんて筋書きなぁと予想しています。
さあ、この未来予測、当たるかなー?いいセンいってると思うんだけどなー。
Posted at 2019/05/31 23:25:10 | |
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