昨日(7/26)は朝からみん友のヒロヤンボーイさんに遊んで頂きました!
F900XRからTRACER 9 GT+に乗り換えられたヒロヤンさん。
有名なYSPのシャコタンニキご推薦のローダウン仕様であります。
写真では何度も見ていたTRACER 9GT+ですが、実物は今回が初見です。
ぱっと見の第一印象は、かなりコンパクト。
エンジン周りはクラッチカバーの上にY-AMTのユニットがありつつもゴテゴテしておらず、でもメカメカしさもありました。
目玉のマトリックスヘッドライトがモビルアーマー感を醸し出してるかと思いきや、こちらもコンパクトでスマート。
最新鋭機らしいカッコ良さです。バイクというより「マシン」って感じです。
今回ヒロヤンボーイさんのご好意でTRACER 9GT+試乗させて頂きました。
以下覚え書きです。(長文)
◽️取り回し
車重は232kgで、F900XRより9kgほど重たいんですが引き起こすと軽い!
F900XRの引き起こしが重たいので、その感覚でいくと倒しそうになります。
◽️エンジン
ずっと気になってたヤマハの3気筒エンジンでしたが、これが想像以上に良い!
低回転から分厚いトルク感があって、高めのギアで低い速度の回転域(3000回転くらい)でスロットルをあけてもパワーが付いて来る。
音は実際に聞くと4気筒に近いけど、ちょっと違う独特のサウンドで心地良い・・・!
◽️足回り
前後とも電子制御ダンパーで、プリロードは手動調整式でした。
前後サスはしなやかで、コーナー前の強めのブレーキでもフロントフォークはしっかりしてるし、バンク中の安定感も抜群。
ローダウンリンクとフロントフォークの突き出しで車高が下がっていましたが、違和感みたいなものは感じませんでした。
峠道で振り回すような乗り方すると、F900XRよりも倒し込みは若干重ためかなと。
◽️Y-AMT
クラッチ、シフトレバーレスで変速はバイクにお任せするかマニュアルモードでスイッチ操作するかという機構です。
これがなかなかに賢い。ブレーキキングで速度が落ちればブリッピングと共にオートでシフトダウンしてくれます。
このシフトタイミングが絶妙で、マニュアルモードよりもバイク任せの方が速く走れそうです。
低速でもギクシャクしないし、ハンドルも切れるのでUターンも楽々。
永遠に走ってられそうな快適さがあるのに、スロットル操作のダイレクト感はしっかりあるので、疲れ知らずのままずっと楽しんでいられる機構ですね。
自分のF900XRも5年前の時点ではわりと電子デバイスがてんこ盛りなハイテクバイクでしたが、最新のTRACER 9と比較すると結構アナログ感が残ったバイクに感じますね〜。
しかしヤマハの3気筒エンジンの良さは痺れちゃいましたなぁ。チューニングは違えど、このエンジンを積んでて190kg代のMT-09とか試乗したら完全にやられてしまうので、乗らないようにしようと心に誓いました。
やはり違うバイクに乗るっていうのはクルマ同様見識が広がりますねー。
大変良い経験をさせてもらいました!
Posted at 2025/07/27 13:22:01 | |
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