中型のトラックのデフヨークオイルシール、デフのプロペラシャフトの付くところのオイルシールが漏れていたので交換

プロペラシャフトを外しますがここはボルトナットで取り付けられてて高トルクですが17の普通のロングソケットなら入るのでインパクトでガガガって行きます
ナットは取れるのですがボルトはハンマーで頑張れは取れる圧入ですのでネイルポンチとハンマーで頑張ります🔨

中型車はプロペラシャフトが二分割なので軽いです。
このナットはカシメてやるロックナットです
マイナスドライバーをカチコんでロックを緩めます。再利用の為、綺麗に戻します
41だったかのサイズでデカいインパクトを使いますがコイツは反動も大きいので気合いが要ります

ヨークを外してシールとご対面
おはようございますのマイナスドライバーブッ刺してこじって抜きます

結構硬いです
シールを入れる専用の工具が無いので昔ながらのどつき棒とハンマーで叩き入れます
シールの嵌合面に灰色液体ガスケットを塗るとシール性の向上と滑りが有る分で入りやすくなります。次回交換する人の手間はふえますw
タガネを削ってあるどつき棒が良いんですが無く鉄の丸棒です
対角に少しずつ入れて行きますが叩くと対角が抜けてくるイライラする奴です。
昔はこの手法で何でも交換してたので得意です
多分年下の先輩だとシールが数枚犠牲になっても入れれないかも知れません。やってないとそれくらい難しいけど慣れたら大丈夫なやつです。圧入系はなんでも同じですね
犠牲者を出しても経験は積ませないとダメだと思うんですが今日は休みで居ませんでした
教え無くていい分で写真撮りましたw
夕方、エアコンが効かないってトラックが
日差しがあると暖かくなってきましたからエアコンも稼働します
たまに効く
コンデンサーファンが回ってるのに効かない
コンデンサーファンはガス圧が無いと回りませんからガス抜けでは無い
エアコンコンプレッサーの不具合になりますが今回はマグネットクラッチが作用してません
こんな時にはエンジン回してエアコン入れて点検ハンマーでマグネットクラッチを殴ります🔨
クラッチが繋がりました
エンジン止めてピットで確認すると微妙にですがクラッチとマグネットのクリアランスが広いです。
マーチでも以前に作業しましたがマグネットクラッチを外してシムを外しクリアランス調整したらしばらくは直ります
三重交通はエアコン周りの専用ツールが揃ってたので簡単でしたが無い会社なので、もがいてましたら、上司が来てボルトで簡単に外せるって教えてくれました
あっさり外れてシムを減らしてエンジン回したらマグネットクラッチは作動しました
クラッチの摩擦面が減ると隙間が増え磁力が足りずに繋がらないのですが実はシム調整を知らない整備工も多く、多くの場合がマグネットクラッチかコンプレッサーASSY交換をしてます。
電磁石が経年劣化して磁力も弱くはなるので不正解ではないのですが…クリアランス調整で延命が出来ます。乗用車でも同じです
ただ電磁石の断線もよくある事なので絶対では無いですが
真冬装備だと汗かく気温になってきました☀️
Posted at 2024/03/14 21:25:38 | |
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