趣味でヒーローしてますって好きな漫画で出てる台詞ですが
私もほぼ趣味で整備士してます。だからキリキリやりたくも無いしこだわってやりたいので普通の整備工場には合いません。
今の自社整備工場は本当に楽園です。勿論やりたくないことも有りますし、経費のこともあるので、こうしたら良いのにって感じることもあります。
ただ、比較的に時間はかけさせてくれるので故障の原因追求が出来るのは素晴らしい環境です。
今日の難解修理はバックモニターが映らないです。
クラリオンのバックアイモニターはモニター、電源分岐ボックス、カメラが構成部品です
バックミラーも兼ねてるので常時点灯で使うから高い機材を搭載してます。多くの会社が採用してる信頼性の高い商品ですがやはり距離走れば壊れます
今回はバックモニターの電源が入らないところから始まってモニターと電源分岐ボックスを上司が交換した後から参戦しました
イグニッションオンにすると貞子みたいな映像が一瞬出てモニターの電源が落ちます
上司がカメラを交換してみよって交換してみたら、途切れ途切れにノイズ混じりの画像が出て電源が落ちます。
韓国製の電源分岐ボックスを疑ってカメラとモニターを直結してみたらモニターの電源が入らなくなりました
予備車にこのモニターを付けてみたらやはり電源が入らないのでモニターは壊れてますが他の予備のモニターを付けても映りません
考えます
仮説は6芯ケーブル配線が千切れて電源と信号線がショートすればモニターの即死するはず
予備のカメラを電源分岐ボックスに直結すれば試せる事なのでやってみたら、正常作動しました。
トラックのバックモニターで配線のショートってほぼ無かったことだからスグに気が付かなかった。
とりあえず全部引き直しの予定で長いケーブルを発注
他にも色々仕事して定時
ウチの会社は定時になったら片付けを始めて1時間位待機も兼ねて残業する
逆を言えば定時からは自由時間なので、断線箇所の特定の自由研究を始める
引き直しをスムーズにやる為の下見でもある
ちなみに今まで本気で実車を相手に探して見つけれなかった断線は無い。全部直せたわけでは無い
良い電装屋さんだと特殊な無線装置を配線に接続して配線から電波を出して盗聴機を探す様に電波の強弱を検査して探るらしいけど、めちゃくちゃ高い機材らしい
探ってたら違う断線を見つけた…なんの線かわからんけど…何もトラブルは起きてない…??後で直そ
スペアタイヤの近くにコネクターを発見
バックカメラのコネクターを外して単純な導通チェック。6本線のウチ3本がショートしてました。配線が通ってる観音扉の柱の中って所までは分かりました。これで短いケーブルで済むし引き直しする距離もかなり短い区間になりました
あとは明日、ケーブルを引き抜いて交換、部位の特定をします。もしかすると仮装工場の何らかのミスの可能性が出てきました。実は兄弟車もバックモニターに原因が謎のノイズが入るんです。これで直せると5台位直る可能性を秘めてます
昨日入庫したガラス割れのトラックのガラス交換もしました。大型のガラスは二人で持っても重たいです
ちなみにこれが割れたガラス
よー死亡事故にならんかったなってレベル
アリエクで注文したツィータートリムが届きました。
グリルの網を銀メッキにします
ガンダムマーカーで楽々出来ます
イメージはアウディのオプションの高級オーディオのバング&オルフセンです

イメージ写真
アウディのオプションオーディオはBOSEとバング&オルフセンとが有ります
どちらも高いけど、日本車の様に監修して作ったのじゃ無く本当にオーディオメーカーと共同で開発してるのでどこかのマークレビンソン みたいな腑抜けな音はしません。
三菱は監修だけでも良い音がしますがダイヤトーンの技術があるのでそもそも他の手を借りなくてもノウハウがあるので良い音を出せます。
三重交通が昔、全席モニター付きバブリー革シート高級観光バス、ディグノってのを保有してた時、ダイヤトーンの1個6万位のスピーカーをたくさん搭載してましたが素晴らしい音でした。修理と偽り仕事サボってカラオケしてましたが良かったですw
運賃高すぎてほぼ稼働しなかった車両でした
ツィータートリムは板金修理の時に友人がミスって破壊したので買い直しでした。安い物ですし、お咎めは無しです。
ついでにサイドフラッシャーランプもアリエクで買いました
純正よりかなり安いんですがちゃんと付くかはまだ謎です
Posted at 2024/03/27 23:02:53 | |
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