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畝山@Isisのブログ一覧

2014年09月08日 イイね!

キーボード、変えた!

バッファローの小型のキーボードに変えてみた。

どうかなあ~。

確かに、場所は広々と使えるようになったけど、やっぱり打ちにくい。慣れの問題なんでしょうけどね。

前に使っていたのは、簡単に言うと、マイクロソフトのナチュラル・エルゴノミックって、手でキーボードを包む感じで方に力が入らない。肩が全く凝らないのが良かったんですけど、とにかく場所を取る;;家のパソコンや事務所のパソコンでは、仕事や勉強がしづらくなってしまう。

ノートと同じタッチのキーボードだし、1260円やし、試にはまあええかと思って使い始めました。

ええ事があるとしたら、キーが浅くて軽く打てること。アカン所は、やっぱ狭いわ、ミスタッチが多いもん;;


でもまあ、しばらくやってみるか。


ところで。
東芝のHDD、一年内に3機あの世行きになってしまった。

半年前に、データばかり入れていたHDDが、電源が落ちたりついたり、そして転送速度が遅くなってしまい、読まなくなってしまった。

あまり使わなかった他のHDDに7を入れてみたところ、やはり同じ症状が;;

シーゲート事件のお蔭で、しばらく使えなかったのに、これでは復旧できない。

仕方なく、4年も使った日立製に入れたところ、全く問題がない。
勿論、ウエスタンデジタルもね。

そういえば、ウエスタンデジタルが日立を買収したのよね~。

だから、あの懐かしいゴゴゴゴゴカチカチカチカチカチカチ~!って音のドライブもあるんだわ。

しかし、日立(現HGST)は、高くても買う人もいる。それは、何しろ耐久性が違うから、とは聞いていた。

日立の前身のIBM時代から、とても強かったんですよね。
これからはねあまり売っていないけど強いHGSTかウエスタンしか使わないことにしました。


ふ~。

こうやって打ち込んでみたけれど、やっぱり肩が凝る;;;;;;;;;

一週間で分かるかな。
そりゃ替えたばかりやから、前の方がええのは間違いないんやけど、それも不公平な感じもするしね。

とにかく、もう少し使ってみますわ。
Posted at 2014/09/08 16:15:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 閑話休題 | 日記
2014年08月31日 イイね!

8月は大変でした;;

皆様、お元気でいらっしゃる?
ワタクシめは、8月は色々と大変でした。

①8月1日~3日
 親族の依頼人の仕事で、父の郷里の高知は中村へ。
 もう最終段階ですが、また秋にももう一回行かないといけないと思います。

●マルチババア!!
 何が大変って…秘密保持があるので詳しくは言えませんが、マルチ商法の売り手と喧嘩したのが一つかな。ああいう手合いは、断り方がとても大切で、一種新興宗教のように「真理」やら「教え」に凝り固まって説得しようとしてきますから、そういう意見には全く耳を貸さず、
 「それは、あなただけの勝手な『価値観』です。」
「私達は、あなたの『価値観』に付き合うつもりは全くありません。」
「あなたが話す自由があるように、依頼人にも聞かぬと断る権利があります。」
「これ以上話を聞かせようとすれば、場合によっては、今までの内容から医師法違反、薬事法違反、そして脅迫・強要、恐喝未遂として告訴・告発させていただきます。」
…と言い切ってしまい、突っ切る断固とした態度を示すことが、とても大切です。
 相手方は、色々と強気に出ようとしますが、最初の一言でかなり参った様子だったのが、結構印象的。
 相手はババアの上に「因業」と「クソ」がつくヤツだったので、ワタクシは、全く容赦しませんでした。
 しかし、色々と下らぬ巻き返しをしようとして動き回っている様子なので、秋にはまた引導を渡しに行かんといけまへん。

●四国山脈、195線地道越え
 さて、この時の出張は、行きはともかく帰りが大変;;;;;;;;;;;;;;
 覚えていらっしゃるかどうか…朝鮮半島に行ってしまった台風の影響で、四国中、深刻な被害が出たほどの記録的な大雨が降ったのです。
 お蔭で、帰る日の早朝4時から情報を集めていましたが、すでに高知自動車道は閉鎖が始まっていたため、雨雲が綺麗に北東に進み続けている様子から、昼には追い越せると判断、徳島道へ何とか乗るコースで朝6時に出発しました。

 最初は徳島道へ辿り着くコースで行こうとしましたが、途中からナビに任せて道を選択させたところ、何と、鳴門ICまで国道195号線で向かうというとんでもないコースが選択されてしまったのです。
 ところが、それに気が付いたのは道半ばで。すでに手遅れ(大涙)。
 問題はここから。
 今だから申しますが、あれは帰還できない可能性があったのです。
 というのは、195号線は、高知と徳島とを結び、四国山脈を縦横断している道ですので、途中100キロほどは、ほとんど民家がないか、あったとしても既に避難している地区。ガソリンスタンドも全て休業;;前日、何とか給油し満タンにしといて大正解でした。
 大体、民家がない区間が圧倒的で、その心細さと言ったら…
 なのに、その区間に入ろうとしたら、
 「昨夜までに200ミリ以上の降雨があったため、閉鎖します」
…という簡易なバリケードが(大汗)。
 ただ、パイロンをどけて誰かが通過した形跡があったので、瞬間的に判断しなければなりませんでした。
 パイロンをどけて通過した人がいた、ということは、ここを誰かが今早朝までに突っ切って走行してきた、ということ。とすれば、一応まだ通れる公算がでかい。
 反対に、ここからしようとしてもしにくいUターンで戻り、別ルートを走ろうとすると、それは間違いなく室戸岬越えとなり、とんでもない走行距離になる…というか、その道でもそれ以外であったとしても、間違いなくどこかで立ち往生する可能性が高い(後日、それが本当になってしまったと分かった)。
 高知県と徳島県の人には申し訳ないが、とにかく帰らないと助からん!!ここを通って時速平均60キロ以上で走り続ければ、あの分厚い豪雨の雨雲を追い越すか、それと競争しつつ淡路島まで辿り着ける!!と直感していたので(これはこの後すぐ本当になってしまった)、ここは無理矢理でも強行突入させてもらう!!と決断。
 …この間、ほぼ1分足らず(笑)。
 ここからが大変だった;;;;;;;
 この誰もいない区間、大体140~150キロ。対向車線も誰もおらず、後続車もおらず、そして民家もなく、雨雲が暗く垂れこめていて、反対側には谷や川(物部川や那賀川)。丸で仙人がいそうな景観にも感じました。
 道は、六甲レベルの山道。そこを雨の中走るので、これは結構しんどかった;;;;
 そんな中に、うちの爺様(父)とワタクシだけ;;;;;
 不安だらけになりましたよ。
 事故れば当然、そうでなくてもクルマにトラブルがあっても、JAFが来れるとは到底思えません。しかも、雨雲から逃げているのでスピードは落とせない。
 も~!大変でしたよ。雨雲には追い付かれつつあったので、スピードは全く落とせなかったし、その間の孤独さは結構なもの。何かね、別の次元空間に彷徨い込んだんやないの?!とすら思ったもんね~。
 やっと後続車や対向車が表れても、まだまだ距離が遠い。結局、朝6時に出発して鳴門ICに着いたのは11時半くらい。そのころには雨は小雨状態。
 そうです。ワタクシは、淡路島時点で当初の計画通りに雨雲を追い越したのでした。
 追い越した安心感から、朝からまともに何も食べていなかったので、淡路島南SAで昼食を摂っていたところ…
 油断でした。大雨になってしまった。追い付かれてしまったのです。
 この時点で頭によぎったのは、高知自動車道みたいに封鎖を食らってしまう事;;;;
 …そこからは、雨が弱くなる地点まで、かなりブッ飛ばしましたね。
 結局、家に着いたのは14時半手前。実に8時間、全走行距離400キロ超。運転と格闘しました。

②8月9日
 …またもや朝から雨。
 妻と婚約時代から毎年行っているワンピースショーに、去年の結婚後からは甥姪を連れて行くようになって、今年も行ってまいりました。

 例のハリー・ポッターのお蔭で、大雨にも関わらず、朝8時15分に開門。ワタクシたちは、ワンピースショーもレストランも予約、ポッターもエクスプレスパスの予約で解決済み。お金はかかりますが、こちらの方が確実でしたので。

 世の中、銭の力は偉大ですなあ。

 …ポッターの乗り物で大変だったのは、とにかく酔いそうだったこと(涙)。ずっと目を閉じていました;;;;;;
 また、ポッターの世界を再現した街並みも良かったっす。
 返す返すも大雨でなければ;;;;
 ここを楽しみたい方は、何もかも並ぶことを覚悟しなければなりません。入場整理券のために並び、店に入るために並び、乗り物に乗るために並ぶ。もう夏休みも終わったので何ですが、そろそろ空いているかもしれませんね。
 なお、夜9時くらいには、入場制限は解かれていました。乗り物も20~40分待ちになっていましたよ。
 とにかく、ホンマに疲れました。

③8月23日
 これまた姪と妻とでナガシマスパーランドに行ってまいりました。
 四半世紀振りのプールでした!
 …またまたまたまた雨で、14時から出て、隣のアウトレットでお買い物になってしまった;;;;
 ナガシマのウォーター・スライダーは、他のプールよりもかなり急。そりゃ~あそこの遊園地のジェットコースターを見れば分かる。ここの基準は刺激なんですね;;スライダーの癖に、変なジェットコースター並みに怖いんですよ?!
 とにかく、到着してビックリしたのは、あのジェットコースター。
 …お金払って、あんな高層ビル並みの高さまで登って、ド~~~~~~~ン!!って落ちて恐怖に駆られながらキャアキャアと騒ぐ…
 
 …人間って、ホンマにバカ;;;;;;

 さて、このプールには落ちがありまして。
 先週26日から28日まで、感冒性胃腸炎で高熱を出し、家で静養する羽目になりました;;;;;
 ふ~。ホンマに大変でした。


…って!
最初以外、全部遊びやん!!

さて、ここまでにクルマは登場ませんでしたが、勿論大活躍!でした。
何しろ、全部クルマで移動したのですから。
ここまでで威力を発揮しているのは、マークXならでは、というところなんですね。


クルマの趣味は変わりました。前はいじってから乗り比べ、またセットの方向を考えるという楽しみ方でしたが、今は、整備こそきちんとしていますが、とにかく長距離移動を乗って楽しむ、という事ですね。

FRの楽しさを残しつつ、ツアラーとしての楽しさ、楽さがあります。
ワタクシのシルビアは、クルマの情報を全てドライバーに伝え、フォーミュラー・カーのように曲がり、止まるといった風情でした。マークXは、あえてそういう情報量はカットされ、全くの逆に、滑らかに移動する感じです。

マークXは、とにもかくにもそういう楽さが際立っていて、そういう趣味に変わったという事なんでしょうか。

シルビアではまた味わえなかった楽しさも、マークXにはあるということですね。
ということで。
ワタクシのクルマの趣味は、とにかく移動となると思います。

あ。
運転中は、あくまで運転も楽しいですからね。
Posted at 2014/08/31 23:26:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月16日 イイね!

だって他に乗りたいもの無いんだもん。

お久しぶりです。

クルマネタ…

仕事上、あるにはあるけど、結構シュールだったりする(笑)。



ワタクシの仕事では、破産や民事再生(個人再生)の申立なんてのも、年間相当数やるんですけど、そういった場面では、担保に取られている家、自動車などの処分というのもあります。

住宅ローンで銀行等の金融機関をご利用の場合、殆ど全ての不動産に、住宅ローンの保証会社に対して(「根」)抵当権を設定しています。つまり、銀行などに対して直接ではなく、「保証人」である保証会社に対して設定しているんですね。

これは、ローンが払えなくなって、銀行などに保証会社が代位弁済をするのが当たり前、ということで、その場合、ローン債務者に対して保証会社は間違いなく求償権を取得するので、そういう前提であれば、最初から保証会社に対して抵当権を設定しておいた方が早い、という訳です。

…銀行は、とりっばぐれなんかしません!最初から得しかしませんよ~てな訳ですな(笑)。


住宅ローンを残して借金だけかなりの割合を棒引きにする、という個人再生という手法がありますけれども、実際は、かな~~~~~~~~~りの割合で、それが使えず破産になってしまいます。

殆どが、住宅ローンが相当無理して組まれているパターンですね。

このような場合、家を任意売却して、残債をハッキリさせ、そこでまた個人再生なのか破産なのかを考えます。

まあ、実際にはほとんどが破産を選びます。破産すると、手続きが終わるまで仕事ができない業種もあるので、そういった場合は個人再生を選んでいますが、かなり少数ではないかと思います。住宅ローンを守るためなら個人再生する意味もあるけれど、そうでなければ破産するって事ですね。

最初から住宅を売却したうえで個人再生、という方もいらっしゃいますが、先日は、この代位弁済の手続きを銀行が忘れてしまい、宙に浮かされたなどというバカげたことが起きました。最初から債務不履行になるということをお互いに理解した上で、任意売却を希望することを受任通知で知らせてあり、打ち合わせたのにも関わらず、です。

…これ、実は人事の切り替わり時期に通知して打ち合わせたため、その担当者が申し送りをしていなかったことが、後に判明。保証会社の担当者である債権回収会社が、平謝りに謝ってきました。



待てよ?

…こちらは最初から「借金払わないよ~」と言って支払の停止を行っているんだから、こんなに丁寧に謝られるのもおかしなもんだな(笑)。

でも確かに、保証会社も、代位弁済後でなければ任意売却の代金を受け取ることができないので、全部の手続きがストップしてしまったのも間違いないんですけどね。

半沢直樹の世界もこんなもんですかね←単なる致命的ミスなのだが(笑)。







で、です。

この担保ですが、不動産の場合、ほとんどが(「根」)抵当権ですね。民法上の典型的担保物権です。

ところが、自動車の場合、このような制度が民法上規定されていません。そこで、民法では規定されないけれども契約上の担保の方法として、※「所有権留保」という方法が編み出されました。

つまり、債務の弁済まで、債権者がその対象物の所有権を留保して持つ、という契約です。ただし、当事者の間では、この所有権は「担保的効力のみ」という特約をする訳ですね。

自動車の車検証の欄に「所有者」という項目があります。

ここに、ローン会社の名前が書かれている訳ですよね。




※この法的性質は、本当に難しく、判例は単に所有権であるとしていることに注意(所有権的構成)。つまり、第三者にとっては単なる所有権なので、これが移転されて登録されてしまうと、使用者はその第三者に自己の権利を対抗できないのだ(登録は登記(民法177条)と同じ扱いになる)。このような事件は思ったよりも起きており、信用できるところと契約しなければ、騙されて所有権留保されてしまっていたりするので、もっと言えば最初から注意していないと、本当に泣きを見ることも多い。最初からチェックしていれば、ローン会社を巻き込んで訴訟すれば、大抵損をほとんどしなくて済むけれども、見逃していたら本当に大変。金は払ったわ、それは全額無駄になったわ、などということになる。




…で、最近、このローン会社に振り回されっ放しという事態が起きていまして;;;;;;;;;




まあ結論だけ申しますと、残価設定契約にも関わらず、ローン会社(それも、自動車販売系ローン会社の『保証会社』!!)のご意向でオークションで売られることになってしまった。

残価設定契約上では、事故と距離でマイナスが出てしまうからで、オークションだと、何とか圧縮できそうだということなんでしょう。

ご本人は、事故もあるし7万弱も走っているから値段が付かないんじゃないか?とおっしゃっていましたけれど、まだまだ人気の車種だったし、そんなモンだったら多分ローンは無くなるわ、と思って説明させて頂きました。

実際に出してみると、残価をかなり超えたところで売れてしまった。




顧客にも説明はしたけれども…

ワタクシのみんともさんの中にも業界人がおられるので、よくお分かりかと思いますが。

今のオークションを見ていると(いつもの社長のところで時々教えていただく)、昔とはかなり違うなあと思う。

というのも、ワタクシが若いころって、3万キロも走っていると、「かなり走った中古車」の扱いが始まっていたのよね。でも、今オークションを見ていると、10万キロ超えなんてのも結構ザラで、車種によっては15万キロなんてのもぽつぽつあるんですねぇ。


大体、オークションそのものだって、ワタクシが20代の頃って、こんなに発達していなかったのです。全国でヨーイドン!なんてのは、本当に隔世の感です。



大体、今のオークションに限らず、中古車の原価ってかなり上がっている感じがする。

この方のクルマの場合だって、確かにご本人の感想も間違ってはおらず、ディーラー系の下取り車売り場だったらそんな扱いもあり得たかもしれない。でも、今は、中古車の数が少ないうえに高い感じがする。社長もそう言っていました。

不景気で新車の台数が出ていないからというのもあるでしょう。

だから、みんな長く乗る。


でも、それだけではない感じもする。

社長も言っていたけれど、10万キロ超えの車体がぽつぽつある車種ってのは、大体が「乗りやすい」車種、ということもできる。

つまり、みんな嫌になる車種は、当たり前なのかもしれないけど、距離が伸びていないんですよね。ホンマ、当たり前か(笑)。

着座位置が高くて見やすい、運転していて疲れない、スタイルも気に入っているし、日常でも問題なかった。

こういう車種って、見ているとホンマに距離が伸びている感じでした。

例えば、ゼロクラウン。今になってやっと200系に人気が移っているようですが、見ているとフツーに10万キロですもんね。勿論、距離浅ってのもありますけど、数が少ない感じがしました。



ワタクシのマークXもそうで、しばらく買い替えの必要性を全く感じない。手入れしつつそのまま乗っていきたいです。






あ。
ニッシンボウのブレーキパッドに替えました。

今度、またまた高知に出張だからです。

また、この暑い時に(大汗)。



往復900キロは行きます。

…また距離が延びる(汗)。
Posted at 2014/07/16 13:54:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 閑話休題 | 日記
2014年06月19日 イイね!

マークXの整備

今のところ、大変気に入っているマークX。


毎日楽で楽で(笑)。
楽しいですなあ~。


トヨタのFRって、やっぱり運転しやすいし、移動は楽だし。

3月の末には、名古屋周辺の日帰旅行に行きましたが、ホンマに楽。

しばらくは、この車で行こうと思っています。


ところで。

ブレーキ・パッドが交換時期。仕方がない。

でも、先日10万キロに到達したため、ウォーター・ポンプや少ないながらベルト類も交換時期。

さてさて、困ったのはATFです。


交換すべきなものかどうか…

交換していないクルマの場合、交換したらかえって故障の原因になることもある、らしい。

社長の知り合いのところでATFを交換したクラウンが、やはり調子が悪くなったことがある、とのこと。

半量交換してみて様子を見るという手もあるけれど、どうしたものか…

しばらくはこの車でやっていきたいので、考えどころです。




ところで。

ワタクシん宅では、スカパーで時代劇専門チャンネルに入っていたんですけど、『なぜか』時代劇専門チャンネルと同帯域のチャンネルが全滅になりました(大汗)。

スカパーの調査でも原因は不明のまま…


見れないと意味がないので、退会して、ネットで使っているeo光のケーブルテレビに入りました。

ここは、自分のレコーダーでは見れず、チューナー類を借りないといけない。

ワタクシは、BDに録画できるチューナーを借りています。

…ワタクシのレコーダーよりも、ずっと性能がええのは笑える(笑)。





毎日見れるものがとにかく多くて…

もお!
毎日ハッピー状態(笑)。

初っ端からスターウォーズ特集をしているチャンネルもあり、全部録画してしもた♪



で。

モータースポーツも、前とは比較にならないほど多く見れるようになりました。

スーパーGTやインディ、MotoGP、ル・マン24時間、ニュルブルクリンク24時間、そしてDTMなど…

特にDTMは、見たくても見れなかったものなので、興味津々。

スーパーGTとレギュレーションを統一したとあっては、比較しながら見ることができるのも楽しいですなあ~。





そうしてみていると…




…やっぱりマークXをいじりたくなる(笑)。


ムダ金に等しいエアロ。

無駄ではないけれど、飛ばさないのであればやっぱりムダ金のブレーキシステム。

もう少しイカツイマークXに仕上げたくなる。




…罪深いチャンネルや(汗)。

いや、罪深いのはワタクシの物欲という煩悩だろうな(笑)。


毎日の運転が楽しくなるクルマを別に買うという手もあるんだろうけれど、家庭持ちには不可能だしね~。


やっぱり稼がんと(炎)。
Posted at 2014/06/19 22:52:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年06月17日 イイね!

そうかな?

立て続けにパソコン(HDD)が壊れた;;

何でだ?!
二か月で新品がパーだよ?!

海門(シーゲート)、熱に弱すぎ;;
東芝、ショックに弱すぎ;;

今のシステムだったら東芝かなあ…

どの道、メーカー製を改造するのは、やっぱりムリがあるわ。

出たばっかりのi7にしようかな?と画策したけど…

…またお金がかかるじゃん(涙)。過程もちはツラいね(笑)。


→結局、相性保証をつけてもらって、追い金でウエスタンの赤箱を購入~。どうなることやら(笑)。
安定した東芝の1TBにシステムを組んで、2TB+2TBの外付けHDDにしようと思っています。



さて。

小保方氏の問題。

数日前、こんな意見書を提出したと聞いた。



…ああ、やっぱり。
このような問題で、弁護士さんを入れた時点で、小保方さんは道がどんどん狭くなってしまうと感じていたが、やはり思った通りになってしまった。








いえね?弁護士さんがいけないのではない。

今回の問題、特に科学の真実性に関わる問題が扱われている場合、法律(の世界)は、実は小保方氏が求めているものにはほとんど合わない、噛み合うことは無い、というのがワタクシの本音だったからだ。


国会も同じ。委員会で相も変わらず「STAP細胞はあるんですかないんですか?!」とか「若手潰しではないんですか?!」などと、自分が何を言っているのか、場合によっては憲法に背く行為だとも知らずに偉そうに言っている某(政治的には『元』になっても惜しくはないと個人的には思っている)議員もいた。

…だから、あんたは「はやぶさ」で政治生命が終わらされたんだよ。
でも、懲りずにやっぱり分かっていないわ。今度は選挙では二番では済まないかもよ?(笑)



元々、国会や行政も、このような「学術的問題」の真偽を扱うことは相応しくないし、憲法上控えるべきと思われる。学問上の真偽を国家権力が決定し、後押しすることになり、学問の自由が侵害されかねない行為だからだ。


前にも書いたことがあるけれど、裁判所もそうなのです。故に、司法権の限界が問題となる。







弁護士さん等法律家に依頼するというのは、どういうことなのだろうか?
皆さんはご経験がおありでしょうか?

この件は、まず一点。

①そもそも法律(裁判所)で問題解決?勘違いしていない?

そしてもう二点。

②ぢゃ、裁判って『何』?

③ぢゃ、弁護士さんに頼むと、問題は解決するのん?

これらの視点が欠けていると、後で痛い目に遭うことも少なくない。






①法律(裁判所)に対する大きな誤解

一般の方は、特に最近は、何かと言うと、やれ法律的には請求できる筈だ!とか何とかして下さい!と安易に相談を持ち込んでくる。はっきり言って、枚挙に暇がない…状態に近づいているので憂慮している。

確かに、観念的には請求が考えられるけれど、請求額や請求内容を訊くと、実に過大なものを期待していることが分かる。

「こんだけ『嫌な目』に遭ったんじゃ!高い慰謝料が『当たり前』!!」とか、「きっと懲らしめてくれる!」とか、そんな本音がどこかに多かれ少なかれ抱えているような感触がある。

ハッキリ言って勘違いだ。



…法律ってですね。
昔から言うのですよ。




「最低限の道徳」




…だからと言うわけでもないけれど、判例で蓄積された「相場」を見ると、一般人が思うよりも少額、短め、という感じがする。

だって、「最低限の道徳」だからね(笑)。


つまり、法律上「解決」される範囲は、一般人が思うよりもずっと狭い、ということだ。

だから、問題解決!と言っても、それが「法律上の解決」であれば、一般社会での解決とは程遠い結果になることの方が多いかもしれない。

逆に言えば、シロクロつけたらい!もお裁判やっ!って言う場合、それはもう相当なギリギリのところまで追い込まれている状態、ということもできる。

ところが、法律家の頭というのは、法律論は全てあまねく世界に通用する、と頭のどこか思っているフシがある。アメリカの弁護士が、日本に来て「人種差別だ!」と言い、親が気絶(したフリ)して見せる…これが通用しないのに、日本でも通用すると思い込む、正にアレと同じ構造だ。

でも…やっぱり万能ではない。所詮、人が作ったルールだから、自縄自縛に陥ることがある。




今回の場合は、二つ。


一つ目は、小保方氏が守られるのは、せいぜい研究員としての地位があったことを確認することと、給与だけ、という狭さの問題。

二つ目は、科学上の論点は、小保方氏自身が何とかしないと解決できない問題であることを彼女が勘違いしている事だ。




まず一つ。

今回の場合、小保方氏の弁護士の目指すところは、所詮、「解雇の防止」またはその代償としての金銭の確保程度しかない。法律上争うとすれば、今のところ想定される処分の不当性の程度しかなく、最悪の場合は解雇となるため、その地位保全がまず最初の目的となる。

しかし、ね。

そもそも、地位保全を狙っても、小保方さんを守ることになる?それで、彼女の科学者としての人生を全うさせる手立てになるの?

彼女の研究者としての立場を守るという観点からは、別に地位保全をしてみても、問題解決としては目の前を何とかしただけ、という状態になる。

つまり、弁護士さんたちが守れるのは、所詮、地位と給与しかないのよ。その後の科学者としての人生の足掛かりにすらならない可能性があるのです。



そして、今回の問題解決ためには結局のところ、法律論上、科学上の真実性を争わざるを得ない、というめちゃめちゃシビア~なところに踏み込まざるを得ないし、後に述べるように、これは相当不向きな方法だ。

仮に百歩譲って地位保全が可能になっても、今回の場合はその後の研究人生が守られる可能性は今のところ低く、それどころか、法律上はタブーとされる、科学上の真実性の証明しか、彼女を救う手立てはないということだけが、極めて明白になるだけなのだ。もしも、科学上不可能であることだけがはっきりと解明された場合、それが常識となって争いようもなくなれば、だましたとして研究費の返還問題にまで発展する可能性がある(逆に言えば、今のところ科学上の決着がついていない状態だし、本人も虚偽だと認めていないので、返還までは請求できるがビミョーだろうなあ)。

だから、代理人は、論文の捏造や適正手続という論点に絞ってああでもないこうでもないと、一般人には分かりにくい、しかし法律上の論文としては、ある程度の技巧を凝らしたものを作成して、そこに絞って書いているけれど、今のところ、そうすることで法律で彼女を守れるかと言えば、ある程度のところ、最低限のところまでしか効果は及ばない、と思う。






二つ目。

弁護士さんと小保方氏の誤算は、科学界で、法律界の論理・価値観をもってしても意味がない、という事態を全く想定していなかったことだ。

特に弁護士さんらの弱みは、「科学界の価値観(尺度)」というものを全く理解していない事だといえる。


その証拠が、彼女が博士論文の写真を導入してそのままにしてしまった、という理由の下り。

今回の場合、論文上、写真の捏造等の問題になっている。弁護士さんの出してきた意見書を見ると、結構苦しい立場であることが分かる。

…「うふふ♪『ついうっかり』昔の写真を入れといて、代えるの忘れちゃったのよん♪うふふん♪」程度の軽さで、科学の世界にいてもいなくても、常識的には考えられないでしょ?という理由を平気で書いている。

例えば、訴訟代理人が、同様の論点を争う訴訟を幾つか並行・同時に進行させていた場合、その決定的証拠を確認もしないで訴状や準備書面を書くだろうか?ということに照らせば、いかにおかしいことを書いているかが分かる。

普通、訴訟で決定的証拠をこれから出そうとする場合、同じ論点とはいっても違う人の事件の証拠が入っていないかを何度も確認して資料を整理し直し、確認する筈だ。そういうミスが起きる整理具合だと、そもそも訴訟代理人として不都合が多すぎる人、ということにもなる。

これが小保方氏の論文となると、事態は一層深刻になる。

彼女が問題視されている写真は、遡ること数年前の博士論文の写真であり、それをあたかも今回の実験で得られました!と載せていることが最大の問題点だったわけだが、彼らは、捏造とは真実そのものの証拠がないのに作ったこと、という定義をした上で、本来載せるべき写真は別に存在しており、今回ちゃんと後で提出した、ということは捏造ではない、悪意あるものではない、ということを盛んに強調している。

…でもなあ。フツーやるかね?自分だったら?というところだ。

どんな人でも、「これを出したらイチコロぢゃ~!」という「最終兵器」は、頬擦りしたくなるほど愛おしい筈。

…そんなものを間違えるかね?

これがね、過失というなら、「悪意に等しい」過失=重過失に感じない?


確かに法律家の論理だと通る…かもしれない。しかし、科学の世界の価値観を踏まえずに書いても、それは、やっぱり通らないんだよねぇ。






何故なら、科学論文の価値観は、ただ真実性と再現性の担保しかないからなのだ。








上記のように考えると、やはり科学上の問題として争う手だてとしては、法律・裁判は、むしろ邪魔だ。

本当は、この論文が科学的に何らかの真実性が内包されている場合、小保方さんが実質的に科学者として助かる公算が大きくなるのは、一般人の感覚として、法律の素人の方々にも分かるだろう。

反対に、法律の問題とした場合、科学的真実性が処分の正当不当の決め手となる争いだとすれば、問題解決の前提となる部分がこのような学術的な問題ということになってしまい、そもそも司法の対象外とされてしまうのだ。弁護士の出る幕じゃなくなる。

つまり、法律そのもので、小保方氏が望むところまで解決するのは、大変難しいか、そもそもできない、最も向いていない方法である可能性も高いのだ。

だから、代理人らは、大がかりな記者会見まで開き、写真が捏造かどうかと言う酷く散文的なところの解釈論に終始し、自説を展開して論じている…つもり。そこが論点であれば、法律論の対象になるからだ。



ところがね、あの会見や反対意見書は、訴訟戦術に長け、法律論はお手の物だし、議論は得意で、一般には何だか頭良さそうな議論に見えるけれども、ワタクシには今回の問題の本質を逸脱したものに見える。

この根底がそもそも科学上の価値観に基づくという特殊性がある雇用問題で、一般の企業相手と同じようにしては、ほとんど意味がないことが分かっていない。

元々科学の世界で何が重要視、絶対視されているかも全く分かっていないから、一般企業の「成果」の問題と、科学者の「成果」の問題とは、根底的にほぼ全く相容れない、という出発点の違いに気が付いていたかどうか危なっかしいなあ、と感じていた。

それは、ホテルで、華々しく記者会見をした時に感じた疑問だった。

彼らが記者会見をしたのは、これを通常の労働紛争として捉えている側面があったから。一般企業なら、世間に派手にアピールすることは、勝利への手っ取り早い道。派手にすることで、世論を味方につけられる、という公算はあった筈だ。

一般企業なら、それで良い場合が多いだろう。企業イメージに打撃を与えることができるからだ。しかし、科学界となるとどうだろう?

科学界の成果は、ただ一つの真実性と再現性のみ。企業の世界の成果とは、求められている世界の狭さと真実性担保の深さが桁違いなのだ。

ゆえに、論文の真実性担保の必要性は、法律界で使われるそれとは別物だということに気が付かないといけないが、彼らはあくまで自分たち法律家の価値観で物を見ている事には気づいていないなあと感じていた。



それと、何よりも問題になっているのが、「再現不可能」であるということ。科学の論文は、それこそ真実性(もっと言えば再現可能レシピ)を前提としているものでなければ、ほとんど意味がない。それこそが、「科学の価値観」だからだ。

今回の場合、これは、今回の問題とは一応切り離されて話されてはいるけれど、それは弁護士側が戦えない世界なので切り離そうとしているだけで、科学界は、これが最大の価値観なので、わざとここで勝負をされると、弁護士さんたちは手も足も出ないまま、訴訟に持ち込んでも話にならないことになりうる。

というのは、司法の場では議論することは許されないから、科学上明らかにするしかなくなり、弁護士の出る幕は本当になくなるのだ。相手が科学的に「(その時点までの確認で)存在又は不存在」ということが明らかにしよう!と出てきて、何らかの形で不存在が明らかにすると、真実性担保の方法論を自己主張して定義しまくっても、何も意味がなくなる。企業の雇用問題とは違い、その時点で研究成果として本物のアウトだ。




こうなると、司法の場は、小保方氏の期待には全く添えないばかりか、むしろ邪魔になってしまう。

弁護士の発言は、かなりのインパクトがあるから、これに口出しするとかえって小保方氏本人を追い詰めたり行動の自由が狭まったりするから、なんだよね。





だから、科学上の問題では、最早、小保方氏本人が動いて何らかの成果を勝ち取らなければならない。弁護士さんに期待しても、土台ムリなのだ。

おかしいのは、小保方氏は、何故か依頼してあのような挙に出た。なぜか?

法律や弁護士、裁判所に、要らぬ誤解と過大な期待をしていたからだろうなあ。そして、彼女自身、あまり科学上の守るべきルールにルーズだから、このあたりの事が全く分からないか、人に頼り過ぎて生きてきたからなのか…どれも理由の一つになっているように思える。

とにかく、誰かに頼り過ぎな印象がある。本当にSTAP細胞とやらが存在するのであれば、彼女が動かなければハシナにならないところまできているのに、彼女は未だにポワ~んとしている印象だ。




小出しにしている情報を見ると、小保方氏に参加させようとしているのは、理研側としては、既に何らかの確証を得ていると見る方が近いと思える。


彼女自身が、自分の身を守る、明らかに不利なリングで相手方のルールで戦わなくてはならなくなる。それも、既に結論に近いものをデータとして得てしまっているところへ、だ。

彼女自身は何とも思っておらず、反対に研究の場を再度与えてもらった!とウキウキしているのかもしれないが、本当はそうではなく、誤魔化しがきかない場で彼女が作成できない事を明らかにさせることで、むしろ庭先で切腹させられそうになっている、というのが、ワタクシの正直な感想だ。






法律家らしい言葉遊びの議論をしていても、最早ほとんど意味がない。法律用語上の解釈論をしても、ああいう科学の価値観を分かっていないところから、逆に笑い者にしてしまう恐れのあるものしか書けないんだなあ、と感じた。

結局のところ、小保方氏が論文所やその後の行動で、科学上の真実性の担保にどれだけ相応しい行為をしたか?という観点になると…自ずと答えは不利な方向に働く。だから、定義づけから丁寧に自説で論じている訳だが、それは科学者としての守るべき根底のルールをどれだけ踏まえているか?ということが、結局大切にされる。

おそらく、あの弁護士さん(知り合いから大変ご高名な方ということは聞いて知っていた)は、研究者の世界や生き方、価値観を全く知らないんだろうね。だから平気であの会見や意見書、あのノートなどを公開してしまっている。それが、まかり間違うと逆に小保方氏自身を短期間に追い詰めることになるだろう、と想像できなかったと思えた。






このように、法律家さんに依頼することで、法律や裁判で身を守れるか?といえば、かなりぶっちゃけて言うと、「金に換算してナンボ」ということもでき、それ以上は土台ムリなのだ。科学上の争いや立場を守ることは、実際は不可能だ。

これでは、訴訟上では問題にできない。しても無駄だ。

実際、理研は、弁護士さんたちが出てきたことに驚きはしていたものの、あちらにも弁護士さんはいるので、得意の科学分野で全てを明らかにする、という方向を打ち出し、進め始めた。こんなことは容易に想像がつくべきで、小保方側は、断然不利になる。

写真のみならず、そもそも論文全体が捏造、という事実を科学的に証明する手に出てきたワケだ。こうなると、定義づけがどうとかいう問題ではなくなる。仮に訴訟で勝って地位を認めてもらっても、小保方さんは科学者としての根本的なところで敗北しているので、最早どうにもならない状況に陥ることが確実になるからだ。


このように地位保全と給与を守っても、事態の解決にはほとんど結びつかないという事態は、世の中よく起きる。そもそも法律で身を守れるのはギリギリのところだけ、ということが往々にしてある、ということだけは知っておくべきではないかな、と思う。





②裁判(所)に対する勝手な誤解

一般人の思う「裁判所」とか法律家というものに対するイメージって、どこか「大岡越前」とか「遠山の金さん」とかと大して変わらないんだよね。

こういう人たちは、カクジツにこう思っている。





「自分たち『正しい者』の言うことが、必ず認定されるし、証拠だって最終的には裁判所がきっと調べてくれる!!」





実際に相談を受けた事案だと、どこの事務所でも断られた、だから本人訴訟をしたい、でも裁判所に訴状を提出したら受付で断られた、書き直してほしい、なんてのもある。よくよく見れば、医療過誤裁判で、何だかワサワサした資料や訴状しかない。それなのに、なぜか得意満面「医師法違反でしょ」とさらっと言うわ、証拠は「こんなもんでええでしょ?」なんて言うわ…

こういう人たちの本音は、「よ~やった!アンタ、素人やのにすんごいなあ!これが分からん裁判所の方がおかしいわ!!」といつ言ってもらえるか?と、手ぐすね引いて待っている訳です。

…そんな訳ないやん;;;;;;;;;;;

腹立ってきて、言ってしまう。







「じゃ、医師法何条の何項のどこの要件に違反してるの?」





ツンと澄まして得意満面に言うんだわ。






「何で私が言わないといけないんですか?『裁判所の仕事』でしょう?」



…もっというと、証拠がないといけないと自分で言いながら、よくよくよくよく聞くと、結局自分が出廷するんだから、そんなものはこんなもんでええ、なんて思い込んでいる…こんな人が、世の中ゴマンといる。

ええ、あなたは程良い以上の勘違いをなさっていますよ。








うちではハッキリと言っている。






「訴訟は『プレゼンテーション』です。」




…分かってる!と怒る人ほど、全く分かっていない。

裁判官は、当事者の事も、事件の事も全く知らない。それでも、裁判所は、判断を求められ、受け付けたら最後、最終的には判断する責任を負わねばならない。

だから、

①請求以上の事は認定しない(処分権主義)
②訴訟資料の提出は、当事者が全面的に責任を負う(弁論主義)
③裁判所が勝手に証拠調べを行わない(職権証拠調べの禁止)

という三つの基本法則がある。


だから、認定してほしい事実関係に基づいて請求内容を自分で定めなければならないし、証拠だって自分で全て用意しなきゃいけない※1

つまり、これらの法則で戦う以上、裁判官に「あ、こっちの方が『正しい』な」と思わせる「プレゼン」をした方が、それなりの結果を得ることができる訳だ※2


※1用意した訴訟資料については、自分が良いと思って出しても裁判所はそうは思う必要はない。全資料を裁判所(裁判官)の良心に従って自由に判断することになっており(自由心証主義)、場合によっては出した方にとって大変不利に判断されることもある。相手方から出された資料をひねり返して反論し、むしろ矛盾を突いたりすると、こちらの証拠のように裁判官の心証を得ることも結構あるので、訴訟上では最大の効果がある。ここでも孫子はとても有効。準備は怠らず、証拠も準備しておいて相手には微塵も見せず、相手方の「形」が形成されたら、その「形」に合わせて相手方の資料を切り刻む。裁判官の心証は一発で形成されてしまう。ワタクシたちも、相手方から出された資料を逆手にとって窮地に陥れ、完膚なきまでに薙ぎ払う判決をもらうことも時々ある。一番気持ちいい勝ち方なので、「『正義』(なかんずくワタクシ)が勝つに決まっているのよ!オーッホッホッホッ!」などと相手方の前で口に出してやってしまい、大喧嘩になりそうになったことがある(汗)。数年前は、血の気が多い若者だったと理解されたい。必要な通過儀礼かもしれぬ…必要ないな(笑)。認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを(笑)。

※2杓子定規に言えば、訴えた方が大変不利で、負けても仕方がない状況下の訴訟でも、互いの状況や利益を考慮すると、相手方の言い分を全部認めれば、あまり褒められた結果が出ない場合もある(極端な例が公序良俗違反)。こんな場合は、あれこれと理由を考えて何とか勝たせてくれようとすることもある。和解に持ち込める場合も含まれる。




だから、訴訟で勝てるかどうかというのは、証拠や能力など、「勝てる『材料』がどれだけあって、どう『料理』するか」ということに尽きる。

それが無い場合は、ホンマに泣き寝入りとなってしまう。



特に今回は、問題の根本に科学上の問題「STAP細胞の存否」に繋がる可能性がある。そうなると、裁判所は司法権の限界から問題解決不能として司法判断を控える可能性大。


小保方氏は、裁判になっても何とかしてくれると思い込んでいるかもしれない。それは妄想にすぎないけれどね。





③「弁護士に依頼した」という重み

別に弁護士さんだけではなく、士業と呼ばれる人たちの通弊がある。

それは…






「依頼された『問題』を乗り越えたら『全て解決』!と、どうしても多かれ少なかれ勘違いし易い事」。







致し方が無い。依頼された問題解決(場合によっては事務作業に近い手続き)が、士業さんの使命なのだから。



しかし、今回の場合、本当は「小保方さんの研究人生を守るためにはどうすれば良いか?」という目的から逆算すると、弁護士さんのやり方は、あまり好ましいものではないのではないかなあ…と感じていた。

このあたりがよく分かっている弁護士さんだと、あのようにド派手な記者会見などを最初に行うことは考えないだろう。

内容証明一発ですら、代理人弁護士の名前を出すこと、出すとしても時期は何時か?ということに気を配る人もいるのですよ。

何故なら。

弁護士が出てくると、既に訴訟リスクと相手は評価し切ってしまうから。

穏便にことが済まない可能性も大きくなる傾向があるのだ。


これは、弁護士さんの人格的な”タイプ”も関係するので、一概には言えないが、少なくとも最初からどデカく動きたがる人には注意が必要だな。




今回の場合、事態の流れをかなり早めたのは、間違いなく弁護士さんが出てきたことと、あの会見を行ったことだ。

理研側は、最初こそ驚いただろうけれど、ある意味では腹をくくれるチャンスとなった。

かなりまずい拙速なやり方に終始してきたものの、特に今回の事態をどのように収めるか?が、今後の事にも影響するので、事これに関しては、小保方側が科学上言い逃れできない方向に持って行こうとしているように思える。

この方法を取る限り、弁護士の言うことは、本当に限られるようになる。




だから、代理人を立てるなら、「テッポ撃つで!」という覚悟を持って動くこと。ギリギリのところで戦うのだ、という覚悟を持っておくことだ。

決して、他人任せだったり、頼り過ぎてはいけない。

期待していることが、そもそも無理だったりもするのに、勝手に弁護士さんなら大丈夫!などと思い込んだら、その人の主観では「裏切られた!」となるよ。



弁護士さんに限らず、士業さんなんてのは、自分の専門分野以外の「世間」のことは、一般の方と同様、知らないことも多いワケよ。当たり前の事だ。

しかし、人間、ある程度の実力を持つと、万能感を持ちがち。特に法律家たちはその傾向は顕著だ。だからこそ、代理人さん達にもよく勉強してもらわないと、ね。

小保方氏のノートを見て、何であんなモン公開しようと思ったのか、未だにワタクシには分からない。



士業さんは、問題解決の手法を提供できるだけ。

依頼する側が、自分が求める「目的地」を明確に持ち、ビジョンとして士業のセンセイ方に見せる事。

これが、センセイ方をよりよく利用するコツだと思うのですよ。








ふう。




長くなってしまったけれど、見ていて思ったことを書いてみました。
Posted at 2014/06/17 18:53:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 閑話休題 | 日記

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