皆様、GW真っ盛りというところでしょうか?
そういえば、みんカラやブログの世界になかなか入れなかったのは、生活がなかなか落ち着かなかったからで。
そうこうしているうちに、こりゃ仕事にも本腰を入れんとイカン!ということになり。
自営業者の家庭持ちの責任って重いのね(大汗)。
…まあ、ワタクシの本業って一体何なのか?!…と方々で言われているほど正体不明になっておるけれど(汗)。
さて。
皆様は、やはりwindows8(8.1)なんでしょうか?
ワタクシの姉んちには、前にも申しましたが、Corei7の4771を組み、そりゃ~快適なパソコンを作っておきましたが、後述する通り、これはワタクシは使えない。正確に言えば、使いたくても使えないOSなのです。
というのは、事務機器メーカーは、どうも8(8.1)はまるで信用していない。というか、信頼性を確保できていない。7でだって、ここ2年間でやっと渋々64bit対応し始めている状態なんですよねぇ(汗)。
ワタクシん事務所では、リコーの複合機とキャノンとレーザープリンタ、そして今では殆ど姿を消しているけどまだ製造されている、日立のドットプリンタが大活躍です。
書面を作る仕事だと、当たり前のようにこういう機器が必要です。
複合機などというものは、今までのビジネス・モデルだと、確実に、やれ「コピー代が安いですよお♪」だとかで営業さんが引っ切り無しにやってくる。
未だ、コピー機=印刷機=カウンター料金、という訳です。
メーカー名を挙げるのは何なのですが、複合機三大メーカー(リコー・キャノン・ゼロックス)以外が、こういう営業をかけてくる。
一番多いのはシャープさんかな。その次に京セラなんかかな。
でも、うちはどんどん『ペーパーレス』になっていく。
これらのメーカーは、ワタクシには全然使い道がないのです。
何しろワタクシ、こおいう守銭奴=ケチですから?
投資するときはするけれども(100万単位は当たり前)、無駄なゼニは、一円も使わない。
ペーパーレス化がどんどん進めたい訳で。
ところが、これに対応しているメーカーは、実は先に挙げた三社、それも…
やっぱリコー。
ここのお蔭。
小規模の事業体から中小企業に至るまで、ペーパーレスを目指すのに対して、リコーの使い勝手は、三大メーカーの中でも群を抜いている。
リコーのコピー機には、無料で
デスクトップ・ナビゲーターLTというソフトが最初から付いてくる。
コピーやスキャン、FAXなどをサーバー一括管理する場合は、さすがに有料のものを使わないといけないが、各パソコンにFAXデータを送り、反対にソフト上で原稿を作成してFAXで流す、などということが簡単にできる。ワードやらPDFやらJPEGなどあらゆるファイル形式のものを一緒くたに重ねてtifに固めて一括送信ができる。あまりにも便利。
この機能やソフトは、他のメーカーにはないこともないが、ここまでパソコン上で簡単に、しかも無料で…となるとちょっと他には無いことが分かっている。中にはtifが全く使えない、などという複合機用にあるまじき仕様のソフトもある。それも、有料(12万くらいもするし、バージョン・アップは別料金ときた!)な世界なのです。
このソフトのお蔭で、無駄な広告FAXなどは、メモリーの状態で最初から削除!
ただのお知らせ程度なら、ワードの文書に爺様やボスの印鑑…の写真データをGIF化して背景を透明化し、それを貼り付けて、そのままFAXで流していたりする(本人に確認と許可を取っているので、偽造には当たらない(筈))。全部パソコン上でできちゃうソフト。
…ワタクシの場合、まさに単なる「テクノロジーの無駄遣い」やな(笑)。
コピー機本体の仕様変更が行われて、ナビゲーターがいきなり動かなくなったことがある。
この時は、大いに困った。
で、ネットで調べてみると、とある司法書士さんが、ブログで「バージョン・アップしたら大丈夫!」と書いてあったのでその通りにしたら、事なきを得た。
ただ…
この司法書士さん、ワタクシ達よりもヘビーなユーザーだった。
ナビゲーター上にお客さんごと、取引ごとにフォルダを設け、何と、全てのデータをそこで管理していたから。
…ワタクシもこれをしようかと何度も思ったから、気持ちは分かるけれど…
ナビゲーターのバックアップ機能で固められたデータは、ナビゲーターに戻さない限り中身が見れないので、ソフトが開発終了となってしまうと、今までのデータが全部見れない、なんて事態も考えられるから、やっぱり止めたのね。
このように、無料だけれど、全部のデータ管理まで任せたくなるほど扱いがとても簡単で機能的には十二分とも言える、このソフト。
これがあったら、本当に簡単にペーパー・レスを進められる。受け取ったFAXも、tifで残しておけるので、画質がどうのなんて考えずに全て残して管理できる。
これがフツーに付いてくるのが凄い。
ところが、このソフトなどは顕著に表れたけれど、windows8(8.1)では、ある日突然使えなくなる、という事態が頻発したらしい。
ナビゲーターの場合、前は64bit非対応と書いてあったけれど、現在はその表記は消えている。実際、正式には非対応の時期でも、7までの64bitには何とか使えていた(ただし、機能に制限があるパソコンがあったとのこと。今は多分そういうのはない…かも)。
ところが、特に8が8.1になり、その上アップデートが頻繁に行われていた時期、こういう事態が起きた。
現在でも、その他の周辺機器での8、特に8.1に対する対応は様々で、あまり芳しくない結果が報告されているものも多い。
例えば、CANONのスキャナー関係などもそう。未だに8.1の新機能で不具合がある添付ソフトや機能があったりする。
「画像が乱れる」などという致命的なものなのに、対策は「なし」。
それだけじゃない。周辺機器も、段々とモデルライフが長くなっているような気がする。新機種があまり出てこないですよねぇ~。
ハードもそうかも。一般の人が使うのに求めているパソコンの処理速度は、多分殆ど変化していない。で、完全なオーバースペックが進んで、その上、そこからはそれほど進歩していない。
つまるところ、それほど前進している業界じゃないのに、OSだけが突っ走っている感じ。
そういえば、自分が使っている周辺機器だって、まだ使えるならそのまま使いたい、と思えるものも結構あった。
ワタクシの場合、
CANONのスキャナー・N1240U。
ところが、このドライバーは
現在、windows7は32bitまでしか対応していないことが分かってしまった。
う~~~~~む…
この事態が起きることは大体予想していたので、7は32bitも買ってあったけど、最後まで64bitとどちらにするかで悩んだんだよなあ…
でも、4GBでもメモリの使い方が上手い事と、64bitネイティブのイラストレーターCS6をどうしても使いたかったので、NECは当てにせず、ドライバー類を探しておいて、何とか64bitにしたんですよね。
そして、調べてみると、
同じように思っている人が結構いらっしゃった。
USB1.1しか使えない訳だし、でもスピードはともかく、画質はまだ使えるし、スキャナーなんて大体磨り減るモンやないし、元々あるものは全部使い倒したいし、使えるようにするためにはどうすれば良いか、好奇心もある。
ということで、やってみました。
XPmode、導入~!
…何しろ、時代遅れも甚だしく、最近になっていきなり8.1やら7やらをドカドカといじりだしたので、仮想OS環境なんて、調べるのも初!
最初に調べてみると、すでに5年前の情報ばかりで、IntelVTに対応していないと導入できない、それに対応しているかの
チェッカーソフトがマイクロソフトから配られている、とあったのでダウンロードして調べてみると、見事にアウト!の結果だった(涙)。
ところが、よく分からんけれど、マイクロソフトの注意をよく見ると、どうやら更新プログラムでそういう前提を緩和し、
「Windows Virtual PC および XP モードを実行するために必要な前提条件がなくなります」としている。つまり、事実上、現在はどんなCPUでも仮想構造を作り出せるということが分かった。ただし、現在はこのパッチは意味がないみたい。現行のVirtualPCを入れた後では使えないというメッセージが出てくる。
今でも変わらないのは、7のプロフェッショナル以上のバージョンでないと、マイクロソフトが提供するXPmode用のXPのイメージファイルは使えないこと。プロフェッショナルにはライセンスがついている。ホームでは、別にXPのインストールディスクと認証キーが必要となる。
他には、
Oracle VM VirtualBoxというソフトがある。ただし、これはXPのOEMなどのインストールディスクと認証キーが必要。どうやらこちらの方が相当軽いらしい。
ワタクシは、XPもSP2、SP3の二つを持っているんですが、まずはタダで使えるXPmodeに挑戦してみました。
①まず、
この説明の通りにXPmodeとVirtualPCをダウンロードする。
②この順番でインストールをする。
③7のスタートからVirtualPCを起動する。すると…
…中には何も入っていなかった!!
何故だ!!
④仕方がないので、「プログラムとファイルの検索」でXPmodeを検索、実行!すると…
やっとVirtualPCにXPmodeが入ったあ~~~~~~~~~!!
起動すると、7の上でXPが起動するウインドが開きます。
後は、XPmode上で通常のXPと同様にソフトやドライバー類を導入すればO~~~~~K~~~~!!
で、7のスタート→VirtualPC→XPmodeアプリケーションでソフトを選べば、7上でも使える!!
さらに、ドラッグはできないけれど、コピー&ペーストは使える様子。7でつながっているハードディスクその他のドライブは、XP上でも全て認識!!
わ~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!
めでたしめでたし。
…な訳ないやんけ、このシステム。
実は、落とし穴が沢山あった。
まず、一つ目。
アホみたいにめっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ起動が遅い。
イライラするで;;
二つ目。
仮にXPmodeアプリケーションからソフトを起動しても、バックグラウンドでXPmodeを起動しているので、ソフトが立ち上がるまでにまたまたとんでもなく時間がかかる。
また、この状態からさらにXPmodeを立ち上げようとしても、「すでに動いている」として、バックグラウンドのXPmodeをこちらの選択で閉じさせる。
まあ、ここまでは良い。かかるといっても、通常のXPよりは速いから。
だが、三つ目は、見逃せない。
USB接続のドライバーなどは、XPmodeを立ち上げ、画面左上の「USB」タグからいちいち手動でUSB機器を接続しなければならない。
7ではドライバー等を認識しないから、わざわざこんなことをしているので、XPmodeを立ち上げて、しかも手動でパソコンと接続させるなんざ、一体何考えて作ったのかさっぱりわからない。
元々、XPmodeでは、USB接続しか外部接続は認められないように作られている。
ただ、7とXPmodeの二つのOSでは、ハードディスクに関しては、内部PCIボードでUSB接続しているとしても、双方が共有環境として認識するように作られているのに対し、それ以外のUSBは、それぞれのOSが、一々切り替える仕組みになっている。
…こんなん仕事で使おう思たら大変やわ;;
何で今更XP入りのパソコンがバカ売れすんのんか、よく分かった。ワシも作ったろかいな?!と一瞬思ったもん。
てな訳で。
結局ちゃんとスキャナは動いたし、きちんと画像も取れるようになったけれど、XPmodeといっても、外部接続をUSBにしたりその他細かいところで機能を制限しているみたいではあっても、きちんとXPなので、最初から更新しまくらんといけない。また、今後は更新も止まるので、セキュリティ上は問題がある。というのも、
7のファイヤーウォールを事実上素通りされてしまい、XPは丸裸になっている状態だからだ。
まあ、結論としては…
今後は、仕事で周辺機器を使うなら、ほぼ間違いなく7の方が圧倒的に楽。
それも、32bitが無難。速さが…というならCPUで何とかしよう。
XP(mode)の導入をしなければ動かないソフトなど、よほどのことが無い限り、周辺機器は買い替え、やな(涙)。
※実際、こうしたビジネス用機器のリース会社の営業さんも、8.1の64bitには振り回されっ放しで、現場ではすごい勢いで7Proが普及した、と言っていた。
ふう。
でも、実験は楽しい(笑)。