
帰ってきてから実務に復帰し、やっと時差ボケから解放されたみたいです。
皆様、只今帰りました。
フランスの旅行は、思ったよりも面白かったですよ。
思いますよ~。
日本人で良かった。
でも、フランス人は、大阪の親戚かも(笑)。
旅行の思い出は、これから写真と共に随時ご紹介いたします。
今回の海外旅行。
4歳の時のハワイ以来の海外旅行でしたので、最初は緊張していました。
でも、その緊張は良い事も多かった。何しろ隙を見せれば大変な目に遭う国ですから?それは良かったですね。
今回の写真は、今回の旅行のメイン、
モン・サン・ミッシェルを望遠で撮影したもの。
検索してご覧になれば、どんな”お城”かがお分かりでしょう。
面白い”お城”ですわ。
さて。
今回は、海外旅行で色々と学んだことも多かった。
今回は、
カメラのお話。
もし、ワタクシと同じようなツアーなどを利用して初めて行かれるという方は、やはり、
スマホや携帯で撮るのは辞めた方がええと思う。
やっぱカメラですわ~~!もしや…と思って持って行ったけど、やっぱりカメラで良かった(涙)。
スマホ等でもええやんと思っていらっしゃる人も多いと思います。そういう人も実際いたし。
まあ…
あれ程度でええんやったら…
ただ、これで撮ると周りの迷惑が甚大やし、周囲で見ているとバカバカしい程滑稽やし、第一、
大事な思い出を残そうとするには、完全に力不足の目的外の機械やと現場で思い知りました。
確かに、現在、一眼レフを含めたデジタル・カメラの市場は、急速に縮小しているそうです。スマホや携帯に押されているからですね。
しかし、画質面では、スマホや携帯の方が上、なんてカメラも多いけれど、根本的な画質の面や機能の面など、幾つかの点でやっぱり負ける。
餅は、餅屋ですわ。
①シャッター・チャンスに弱い。
これは、説明の必要はありませんね。
起動時間や撮るまでの性能で、シャッター・チャンスをどれだけ失うか。
特に、
移動中での撮影だと、その差は顕著。比べるまでもないですね。
バスでのツアーがあると、スマホ等の人は、たちまち写真は忘却の彼方。悲しいですよ~。
それくらい、カメラをある程度ちゃんと使えれば、フランスなどでは楽しい思い出を結構写真で残せます。
②構図が限られる。
最近の携帯やスマホは、いわゆる超解像ズーム(デジタル・ズーム)が入っていて、何倍かの倍率にはなるんですけど、それは
写っているデータを引き延ばすだけなので、やればやるほど画像は落ちるし、構図は一定でしか撮れない。
幾ら画質が上がったと言っても、専門の機械に比べたら、オモチャみたいな画像しか撮れません。それが、コンデジと比べても、です。
このせいで、被写体にバカみたいに近づかずにはおれないので、周囲の邪魔になるばかりか、ルール破りを平気で行ってまで近づいて、現場で顰蹙を買ったり怒られたりするのは、本当に見ていてバカバカしい。
特に、日本を含むアジア人(特に中国人と韓国人)は、こういう人があまりにも多かった。平気で撮影中にiPad渡して「オレらを撮れ!」とか言ってくるし←ニッコリ笑って「何言ってるのか分っかりっませ~ん♪」と言って返しましたが(笑)。
※フラッシュを焚いて怒られるのは、万国共通でしたけどね(笑)。
特に、撮影モードに合わせた機能差は歴然で、撮れる写真の中身には大きな差が生まれやすい。
お蔭で、そういうスマホで撮れる写真の構図は限られていて、ちっとも工夫が無いので面白みが無い。本当に証拠写真か?と思うようなものしか撮れない。
③撮れる時間が限られる。
フランスの旅行、特にワタクシたちと同じ場所に行くのであれば、昼間は何とかできても、避けられないのが
天候の影響。
天候に大きく左右されるのが写真。今回は、あちらの天候が不順で雨も多かった(というより、雨ばっかりやった)のですが、これはカメラの性能やそれを生かせる腕の違いで大きく異なるみたいです。
この点、スマホ等には、そもそも
それに対応する機能が無いに等しい。
これに加えて
夜景の撮影。
これから随時公開しますが、今回の旅行では、
夜間や暗所の撮影のチャンスがとても多かったのです。これは、ただでさえコンデジ程度なら不得意な分野なのに、スマホや携帯では、当然鮮明な画像なんて望めません。
後から自分で見てもがっかりする程度のものしか撮れていない。幾ら素人でも、見たら悲しくなります。
逆に、これに対応できるカメラと、それを生かせる腕だと、
場所によっては幻想的な雰囲気をそのまま残せる。
ワタクシの反省点でもあるんですわ~(涙)。
④そんなに”撮れない”
とにかく、
電池の持ちとか
容量とかで、何しろ
撮れる枚数が違う。
今回の旅行で、スマホの写真数を見てビックリしました。ワタクシなら、こんだけ大事な旅行であの程度の画像では満足できません。それも、中には人に見せる事もできないようなボケボケも合わせてです。それでもよければ良いですが、せいぜい
フランスに来た証拠写真程度のものです。
ワタクシ達夫婦は、合わせて
4000枚近くは撮っています。これ、携帯やスマホでは?
まず間違いなく不可能に近い。何故なら、二人の容量を合わせたら、優に20GBは超えるからです。
そして、何よりですが、
写真は”枚数”だと、本当に思い知りました。
ワタクシの場合、8M程度の画像に抑えてガバガバ撮影し続けました。そうすると、ワタクシのカメラが幾らバカでも、腕前が悪くても、このカメラで撮れる最大限の範囲ではあるんですけど、その中からそのカメラなりに奇跡的に綺麗な写真が幾つか残るんですよね。
それと、こういう旅行で撮るのは、加速度的にカメラを使いこなす刺激になる事も分かりました。
妻の場合、カメラは勿論、写真に何の興味もないタイプでした。ところが、今回の旅行が決まった途端、Q10のレンズを買い揃え、まずスナップ写真を撮れるよう、実家に帰った時に家族や犬をある程度撮ってきました。ですから、カメラの基本的な使い方だけは覚えてきた訳です。
しかし、今度はフランス観光の一発目で躓きます。
ステンドグラスが撮れないのです。
こういうものがある建物は、昼間でも中は暗いのです。そこに光が差し込んでステンドグラスが浮かび上がり、コントラストが激しい被写体になります。
こうなると、Q10のオートモードでは満足が行く写真は撮れない。
でも、美しい被写体が目の前にある。しかも、今度、何時来れるか分からない。
だから、彼女は、勝手に
ISOをいじり始めました。
感度を変えれば、ステンドグラスも何とか綺麗に撮れることに、独りでに気が付いたんですね。
※お蔭でワタクシもISOをいじり倒して何とか撮影しました(笑)。
これらは、アホみたいに撮りまくっていないと思いつかないんですよね~。
まして、こうした機能は、カメラにしかできない。
※事実、スマホでの画像は、見るも無残だった。
そして、何より
撮影にすぐ備えるようになりました。
体の呪縛が取れた感じです。
それには、何よりも
枚数なんだと分かりました。
まさか、ワタクシがそんなにカメラに”目覚める”とは思いませんでしたが、海外旅行の写真が、これほど楽しかったり貴重だと思ったことは一度も無かったものでして。
写真撮影ばかりだったら海外旅行なんかつまんない!とお思いの方々も多いかもしれませんが、
撮れたら後で振り返っても楽しいのが写真なんですわ~。
実際、ここでも公開できる程度の写真は収められましたし。
で。
ここからは、ワタクシの感想。
そりゃね?一眼レフはええですよ。画質の点でも、撮影モードの点や、機能を勉強した後だったら、ホンマにええなあ~と思うんです。ワタクシも何度かに一度は欲しくなります。
でも、それこそ
旅行がつまらん!と思える事態も多い。
それは、本当に満足いく撮影を使用と思ったら、
装備が大変なんですよねぇ(大汗)。
妻のQ10は、コンデジの撮像素子なので小さく、その上でレンズ交換型です。あれだけ小さなレンズでも交換に手間取るし、3本も持っていったらそれでも荷物が増えると言って面倒がっている面もありました。また、交換が素早くできても、これがやはりシャッター・チャンスに関わるらしく、大変な部分もあるんですよね。
まして、本格的なものだと、
カメラと装備が大きくなって重いし、何より、
それだけの装備は高価!←そうですね、ワタクシが欲しい装備なら
軽く200万円はします(大汗)。
写真は難しいですね。
そうそう。
外せないのは、
光学ズームの性能です。
ワタクシのカメラもそうですが、コンデジの高倍率レンズって、結構重宝しますよ~!
今回の場合、昼間、安定した場所での撮影には大変重宝しました。
他の人も一目置いていましたね。そういうものがあるのかってね。
もし、コンデジをお考えなら、光学○○倍(35ミリ換算で○○○ミリ!)と謳っているカメラで比較するとええんとちゃうやろか?って心底思いました。
だって、一眼を凌ぐ面白い構図も、素人に簡単に撮れますからね~(ただし、画質や機能は全くアレですが(汗))。
で、今は待っています。
Q10やQ7は、確かに機能的にかなり高いんですよね。コンデジの画質でも、連射やAFがそれなりに速い。まあ、暗いとAFが追従できないところが出てくるのは仕方がないんですけどね。
でも、今のデジタル・カメラの流れだと、一眼レフばかりではなく、
レンズ非交換型の高倍率コンデジ(いわゆる
ネオ一眼)の機能が、どんどん上がってきているんですよね~。
Q7以上の機能で一眼並み、画質はコンデジ…
ワタクシだったら、それで満足です。
ワタクシの富士フィルムのHS20EXRの画質は、カメラのファンからはノッペラボウのように言われることがあります。解像感が弱いとか塗り絵みたいな絵とか、結構散々な訳です。
ただ、ワタクシはそう悪いとも思わないし、第一、
コンデジ同士で比較しても、軽自動車と軽自動車のアラを探しあうようなものにしか見えないので、あまり気になったことが無い。
それに、その機能や特性を知った上で、ガバガハと撮りまくり、その中から”生きている”写真のみ公開すれば良い訳で。
でも、機能や性能では不満点も多い。
せめて、特に夜間でのAFの追従連射、暗部でのAFがきちんとできれば、ワタクシはそれで満足です。
今は、富士だったらX-S1か、新型のHS50EXRなんですけど、前者は撮像素子は2/3と比較的大きいところはマルですが、動くものや暗部でのAFはダメ。後者は、撮像素子は1/2ながら機能は大分上がっている様子ですけど、あと一息。
それが出るまでは、今のHS20EXRでですね、
通常の3倍の速度で撮りまくり、被写体を落とすしかないようです(汗)。