自分では初めてデジカメを買いました。
…じゃ今まで何を使っていたのかというと、
11年以上前のPowerShot A20なんていう骨董品。
こんなカメラでも、1シーンに30枚は撮れば、使える1~2枚はあったので、それ程でもないとは思っていたんですけど、何しろ
手振れ機能はないので大変(汗)。
ちなみに、ワタクシの携帯も手振れが無い(涙)。
それはともかく。
彼女が色んな所へワタクシを連れて行こうとします。
おそらく、ワタクシがあまり世の中を楽しんでこなかった事を本能的に知っているからだと思います。
※場合によってはワタクシを文字通りゲロ吐くほどまで追い詰めることにもなったのだが(汗)。
そうしてみると、気が付くわけです。
写真、撮りたいな。
カメラ、とにかく欲しいな。
それで、価格.comを大いに利用しようと思い立ちました。
色々という人もいますが、使ってみると安く換えるのも確か。
それと、機能ごとに検索できるのがええんよね~(笑)。
今回選ぶにあたって、ちと欲張ってみました。
①単三電池駆動。
…今時と思われるかもしれませんが、最初からまずはこれだけは外せないと思い、検索でもこれを条件にしました。
理由は簡単。
今、エネループ8本を使うことなく持っているから。
どこでも買えるし、最初に使うならそういう手軽さは必要だな、と。
②30倍以上の光学ズームレンズ。
いきなり一眼レフでは話になりません。
理由は、言わずと知れた話ですね。
仮にあっても使えない。
最初に買うのであれば、ワタクシのような初心者が面白がって簡単に使えるもの、と決めておりました。
③撮像素子が大きなもの。
…これ、こういうカメラのクラスで求めるのは何なのでありまして、ムダと言えばムダ。
しかし、なるべく無理がないようにするにはこれかな~、と。
だから、本当は、
画素など1000万を切っていて欲しかった。
この手のカメラでは、本当は
1000万画素など狂気の沙汰。
バカバカしい。
1300ccで280馬力を目指すようものです。
ドライバビリティが無茶苦茶でしょ?
初心者には逆に疲れるものになりそう;;
でも、今の時代、その無茶が市場で当たり前なんすね;;;;
探し始めてよく分かりました。
で、これらを
予算2万円という無茶な物差しの中で選んだのが。
Finepix
HS20 EXR
ニュースリリース 富士フイルム
今は、
Finepix HS30 EXRという後継機種が出ていますが、専用電池でアウト。
機能的にもこちらの方が進化しているようでしたが、まずは電池です(笑)。
しかし。
このカメラ。
ナリだけはバカデカイ(汗)。
確かに、こういうカメラを富士フイルムは、昔
ネオ一眼などと言っていたようです。
見てくれだけなら、完全に一眼レフです。
選んだのは、まず
日本製ということで(笑)、次に
撮像素子が1/2CMOSで、この手のカメラの殆どが1/2.3(2.33)なので、一割前後は大きい事になるから(後述)、さらに
機能が異常にあったことと、この手のカメラでは数少ない
RAW撮影が可能という点。
勿論、
単三電池ですからね(笑)。
それと、
35mm換算で24mm-720mmなどというあり得ないズームレンズで、しかも
手動!電動でないばかりか、手動でのフォーカスも可能(フォーカスリング付き)。開放F値2.8-5.6も、相当明るいと思います。
※ちなみに、一眼レフで50mm-500mm(つまり10倍)では
こんな感じになる。これでも10倍なのだ。これ以上ならバズーカ以外の何物でもない(笑)。
しかし。
さして興味が無い方は、価格,comで検索して調べてみて頂ければ一目瞭然。
※カメラファンなら釈迦に説法。
この手のカメラ。
上記の通り。
コンパクトカメラの撮像素子と同じ
…なんだよね~(汗)。
つまり、この手のカメラは、
コンパクトカメラの撮像素子を一眼レフに見紛うか?!というボディに入れて、機能をドカッと詰め込み、一眼レフでは不可能な高倍率レンズをぶち込んだカメラという事なんですね。
ただ、メリットが全くないかと言えばそうではなく、当然、焦点距離が短くなる訳だから、こんな高倍率レンズが搭載できるわけだが…
本来、まともな商品企画ではないかもしれません。
事実、
これを買うくらいなら、一眼レフが手に届く!!と批判する書き込みも相当多く見られます。
…でもね。
ワタクシのような者がカメラの世界に入るとしたら、どこから始めますかね?
いきなり一眼レフは、費用面でも圧迫が大きいし、物の良しあしが分からないから意味が無い。
免許取立ての素人に
Zだ~
GT-Rだ~と勧めても、その人がクルマ大好きになるかと言えば、逆効果だってありうるでしょうがっ!!
…と感じたので、オモチャのようなカメラからスタートしました。
ちなみに。
このカメラ、本体は新品、在庫処分品で、送料税込で20,000円程度。
16Gのカード2枚(クラス4と10)合わせて26,000円でおつりがあったくらいなのです(笑)。
一応動画も撮れますし。
まずは、これで
ガバガバサクサク!!と撮りまくるのが面白そうですね。
※撮像素子やその他カメラの事については、たくきよしみつさんのサイト
タヌパックスタジオ本館の中の
ガバサク流デジタルカメラ談義に詳しい。実に変わった経歴の持ち主で、またカメラ(やその他デジタル家電)の考え方には一見の価値がある…かも(??)。ワタクシにも8割は思い当たる節があり、膝を打つ意見も多いけれど、
「素人さんなどは無視してよいから」という矛盾した発言の中から本音がチラホラ見られるのが玉に傷。
※この、たくきよしみつさんは、この手のカメラを嫌うかと思えばそうでもない。この人が提唱するガバサク理論に最も適したカメラの一つに、富士フイルムのXシリーズの一つ、
X-S1を挙げ、
割とべた褒めしているからだ。一眼レフには無い魅力や撮像素子との関係も、
日記で丁寧に検証している。ワタクシも、次はX-S1かその後継機種にしたいな、と考えている。このカメラ、発売して一年近くになるが、意外にも
値落ち率がかなり低いカメラ。普通、この手のカメラは一年と少しで消えていく。ワタクシの買ったカメラも、発売して一年半で叩き売り価格で、通販市場ではこれが最後だったようなのだ。しかし、X-S1は、あまり値落ちせず、製造中止にもならずに未だ販売されている。出た直後こそ疑問視されていたのに、一回手に取って使うとかなりの人気を呼んでいるらしい。富士フイルムは、
Xシリーズでカメラファンに何かを訴えかけているみたいだ。
それにしても。
…ついに、ワタクシもこの世界か…
男がはまる世界…
腕時計。
オーディオ。
クルマ。
カメラ。
…みんカラ、よく覗いてみて下さいよ。
カメラファン、とっても多いから(汗)。
クスリなんかしなくても、男はみんな
簡単に身を持ち崩せるのさ~;;;;
Posted at 2012/10/18 00:22:21 | |
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