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イイね!
2022年06月05日

FC3S エキゾーストメンテ ⑨

お疲れさまです。


FCのエキゾーストメンテにあたり、遮熱板も作り直してみました。

今までの遮熱板はエキゾースト周りを取り囲む仕様であり、EXが真っ赤になる時に発生する輻射熱(赤外線熱)を周囲の部品に与えない事が目的でした。

これはこれで良かったとは思うのですが、とても整備性が悪く、熱がこもるといった問題点もあるなと感じ造り直す事に。

作った当人が元に戻すのも困難でしたから(^^;(笑)

↓2015年に造った当時の写真です。










今度は「換気」と「整備性」を重視してみました。

何だかんだで構想3ヶ月と、工作時間は2ヶ月に渡り、とにかく手間が掛かる作業でしたが楽しみながら作っていました。

これぞまさに図画工作(笑)





エキマニの遮熱から。

こんな感じでザクザク・ポンポンと。

訳すと、ステン板を切って張って穴開けて、サーモクロス張ってみたいな。
















W/Gオウトレット横のオイルパンも遮熱。

焼けそうな所はやっておかないと後の修理が高くつきますし、レッカーのお世話になり兼ねないので侮れません。








上からEXマニF側の遮熱。

よく解らないと思いますがメタポンをエキマニからの遮熱です。

これやらないとメタポン死んで修理代10万コースみたいな(笑)










タービンのオイルアウトレットも遮熱。

こんな板一枚入れるだけで全然違ってくるのですよ。








インマニの遮熱板も新規製作。

これを入れないと吸気温度が上がってしまうんだな。












反対側のボディ側も遮熱板を新規製作。

ココはハーネスが通るのでしっかり遮熱しないと溶けそうで怖い(^^;

真面目な話、タービン交換車輛で遮熱が甘いと重大トラブルになり兼ねないのでナメちゃイカンのですよ。










とまぁ、色々やって完成の図。

製作に時間が掛かり過ぎて上手く纏められないっす(笑)


タービンのEX前はガラ空きでコンプレッサーが熱せられてしまうけど、吸入エアの流動速度を考えると吸入吸気温度にはあまり影響はないかなと?

吸入吸気温度よりEXハウジングの熱を放熱させて歪みを抑える方を優先してみました。


全体的に空かす所は空かして、空かしても熱による弊害はない所に空かしを設けて放熱させる事も考慮したのですが、遮熱と放熱の二面を考えて作るのって難しいです(^^;










〆はエキマニの冷却ダクトを導入。

エキマニの冷却ダクトは見た事も聞いた事もありませんが、少しでも温度を下げて熱による歪を防がないと同じ事の繰り返しかなと。

鋳造のエキマニというのは高温に晒される事で組織が壊れていくのだけど、その過程である冷熱による要因が大きいんだな。
だから今度は歪みより割れるかもしれないという懸念はあります。

でもま、空冷なら急激に温度が変わるわけでもないし、割れたらその時はその時で自分の経験にするだけですよ。











時間は掛かりましたが容易に脱着出来る遮熱板であり、見た目もサーモクロスを張って何となく映えも意識してみました(笑)

走ってどうかな?って感じです。



ブログ一覧 | トラブル | クルマ
Posted at 2022/06/06 19:45:19

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この記事へのコメント

2022年6月6日 20:28
おお〜これは凄い!
効きそうな遮熱板ですね。遮熱だけでなく冷却も考えているのが流石です。
コメントへの返答
2022年6月6日 20:50
ありがとうございます(^^ゞ

サーキットを安全に長く楽しむには熱対策は欠かせませんが、単純に楽に熱を封じ込める遮熱処理だと放熱出来ない場合が多く、それだとエキゾースト部品は壊れていくので難しい問題だなって思います(^^;
2022年6月6日 21:03
お疲れ様です(*^^*)

これは凄い力作ですね~
ス..ス...(゚Д゚(゚Д゚ノ(゚Д゚ノ)ノスゲー!!!

ロータリーはノーマルでもヒルクライムするとエキマニ真っ赤になる位ですからね~
(;^_^A

空冷なら急激な冷却による割れも回避出来るかもしれません
(*´ω`*)

コメントへの返答
2022年6月6日 21:32
お疲れさまです。

作るのも構想も手間掛かりました(^^;
エキマニにバンテージ巻いて、タービンはすっぽり覆う遮熱カバーを使いたくなります(笑)
純正ってコンパクトで良く出来てるなぁとしみじみ思いますね( ˘ω˘ )

鋳鉄が高温によるクラックが入る現象って温度幅が大きい場合に起こり易いらしいです。
金属の組織が伸縮を繰り返す過程で金属疲労が蓄積され壊れていくんだな。
サーキット走行で壊れていくブレーキディスクと同じ理屈なんですけど、ダクトの有無で「持ち」って違うので、エキマニでも恩恵があると良いなぁ。。なんて(^^;
2022年6月6日 21:07
透明なボンネットとかあると素敵ですね

いえね・前から風を送ればエンジンルーム内

のエアフローを確認できるのにな・・・等と!

(´Д`)マジ!
コメントへの返答
2022年6月6日 21:40
お疲れさまです(^^)

一時期クリアボンネットというフードが他車でありましたね!材質がプラなのかFRPなのか解りませんが、FC用でサーキット走ったら溶けてしまいそう(^^;

ん。でも走ってる時はエンジンルームの様子は見れないのでエアの流れは見れないですよ( 一一)てか空気見えないっすー!(笑)
2022年6月6日 21:30
タービン遮熱板の内側はリフレクト・ア・ゴールドにすると効果絶大でしたよ。熱の遮断ではなく反射するので、タービン部分だけ効率的に温度管理が出来るようです。風林にも施工しました。自分で。。。
コメントへの返答
2022年6月6日 21:57
こんばんは(^^)

リフレクトゴールド!効果も絶大らしいですが、金箔のリッチな感じがカッコイイです。映えも大事ですし( ˘ω˘ )

サーモクロスを板に施工した自分がこんな事を書くのも何ですが、発生する赤外線熱を反射させるとその部品に返ってくるので、その部品が熱くなるのではと疑問に思うのです。
今回は「放熱」という事もテーマであり、反射して返ってくる熱を考えるなら輻射熱だけを抑える無地のままの遮熱板の方が良いのか非常に悩みました( 一一)

が。映えは大事だなと…(笑)
表だけに貼ると燃えそうなので表裏に貼って反射させまくりです。
2022年6月6日 22:03
連コメ、失礼します。
私も、どーなのかな?
と半信半疑だったんですが
反射熱でエキゾーストタービン部分だけ熱を持つように仕向けると、普段乗りの領域でもタービンの効率が上がるようで、調子良くなりました。施工から数年経ちますがボロボロにならない点でもアルミの遮熱布テープより良さげです。
コメントへの返答
2022年6月6日 22:23
おぉ!そうなんですね。素晴らしい(^^)

自分のはアルミのクロスですが、ファイバーが織り込まれ断熱性はあるしそれなりに良い製品だとは思うのですよ。
熱源から少し離れた部品に覆う分には申し分ないと思うのですが、今回の自分の使い方みたいにタービンの間近に使うのは間違っているだろうなと自分で思ってます(^^; 
アルミというマテリアル自体が温度に耐えられず、たぶんボロボロになるだろうなと。。
でもリフレクトゴールドならイケそうですね!


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FC3Sを自分で色々やってます。 ハードな作業は外注ですが基本的にDIY。 プロバリなクォリティーを目指したいですね! サーキット走行が好きで...
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