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ばくおんのブログ一覧

2017年05月15日 イイね!

FC3S デフ ⑦ 続・続・振れ計測


しつこくまだ続きますこのネタ^^;


ベアリングの不具合のアドバイスを頂いたので、確認する意義はあると感じたので悪あがきです。

確かめてみたいと思う私の性格だね。






サイドベアリングは特に片摩耗も無く、回しても違和感は感じられない。

インナーレースも叩き入れましたが密着されてました。

アウターレースも別なモノを入れて計測もしましたが、やっぱり何も変わらず。。。

振れ幅は0.05mm。










私はLSDケースの歪による振れだと判断する。

理由は、ベアリングはランダムに動かして毎度計測しているにも関わらず同じ部分が振れるから。




0.05mm振れていてもバックラッシュのバラツキ幅は0.035mmで基準数値幅には入る。

問題は無いのかもしれない。 


が、私は感触が気持ちが悪いので使わない事にしました^^;








マツダスピードのLSDの使用はやめて、代わりにクスコのLSDの中古を用意してみました。

新品のLSDは高価なのでなかなか買えません^^;


鍛造削り出しのケースに施されたオイルスルーや、細部の造りは流石だなと感じる造りです。

仕様はRSの2WAY&1.5WAYですが仕様変更します。










何となく振れが気になるので測定してみると、振れ幅は0.045mmありました。。。 マジか^^;









一度開けたという記述があったので、もしやと思いケースのフタを開けると隙間に鉄粉いっぱいw

LSDって高精度で造られた部品だと思うのですが、所詮2Pモノなのでココがダメだと台無しです^^;









が、清掃して再測定するものの、振れ幅は0.035mmある。

これは困った。。。 こんなモンかねぇ?








仕方がないので、禁断の面研をする事に。 

何度も計測してデータ取りしてるとドコが振れるのか数字で表せるようになります。

砥石を使って手研ぎで0.01mm台の精度を出します。 ハイ^^;










ダイヤルゲージをあてながら研いで精度だしていきます。

0.005mmなんてあっという間に研げてしまうので神経使います(汗)

振れ幅0.015mmまで出して終わりにしました。 これ位でもうエエ。。。









思うんだけど、デフの精度って個体差があるのでは?

デフ組みで拘るプロショップさんは振れを計測して同じ事やってる気がします。


バックラッシュは面精度出てればバラつくもんじゃないと感じる。

精度が出ない酷いデフはバックラッシュを広めにとって誤魔化して組むのではないかと。。。



素人の独り言ですが^^;





Posted at 2017/05/15 21:18:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 駆動系 | クルマ
2017年05月08日 イイね!

FC3S デフ ⑥ 続・振れ計測


色々孝策して、LSDのケースとそのフタ部分に着目してみました。

ボルト穴の合わせ目部分がエッジ加工されて無いんよね。

ほんのちょっとしたバリで精度が狂うので修正を試みてみました。

何が原因なのか解らないのだ^^;










フタ側のボルト穴のエッジを浚って2次エッジも更に浚いました。

結構気を遣う加工ですな。。。









再測定。

結果は全く変わらず…^^;

色々な角度から測定してみましたが、やはり振れが出てます。









LSDケースの問題があるのはもう明らかなので、リングギアをセットしてバックラッシュを見る事に。

振れは必ずバックラッシュに影響するので、その数値でNGか判断してみようかと。


リングギア&ボルトを洗浄&ネジ山修正。

デフは洗浄と測定に尽きる作業で時間掛かります^^;









組み込み。

トルク掛けるので、大きなフックレンチの出番すw

こうやって使えば楽に作業出来るんだな^^









デフ本体に組み込んでバックラッシュの測定。

5ヶ所測定してとりあえず0.15mm~0.08mmで差幅は0.035mm。

やはりバックラッシュに表面化してきましたが、整備書では差幅限度が0.07mmなので収まってる。

ん~、こんなモンかねぇ^^; 気にし過ぎか?










振れはある事は確かで、歪みが出ているのも確かなんだろう。

ただ、それがどう影響してくのかは解りません。。。

結局ソコで終わるのが悲しいね。 所詮素人である。


本当に微細な数値でありますが、数値取りによるデータは何となく現状をイメージさせてくれます。








どーすっかな^^;





Posted at 2017/05/08 19:29:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | 駆動系 | クルマ
2017年05月07日 イイね!

FC3S デフ ⑤ 振れ計測


G/Wも終わりですね。

私は関係無く仕事でしたが…(T_T)







新しく手配したデフをバラしてみました。

今度はフランジを回すと軽く動くし良さげです^^








バックラッシュは1.8mm程。 参考程度に計測してみました。

距離が少な目で売りに出してたけど、それは無いだろうなコレ。

メーター改ざんでもオドメーターが指してる表示を書いて売るだけだから罪にはならないケドさ。。。

世の中そんなモンである。









ギアは良いアタリで付いてる感じで良好かと。

ピニオン&ベアリングも問題無くそのまま使える感じなので良かった^^;

ビスカスLSDが入ってました。














少し気になる事があったので、リングギアを取り付ける前にM/Sのデフの振れをチェックする事に。

リングギアをセットする面にダイヤルゲージにて歪を見てみました。

振れ幅は0.05mmてトコ。











少し振れ幅が大きいので気になってデフを再度バラしチェック。

髪の毛が一本入ってました^^;

少しの事が精度に影響してくる部品なので気を遣います。










再度振れを計測するも相変わらず。。。

試しにビスカスLSDを計測してみると、振れは少しだけ0.005mm触れただけ。









…。

M/Sのデフはテキトーに組んであった形跡があったんよね。

はみ出した古いロック剤をキレイに剥がさず再度組めばやっぱ歪むよ。。。



ん~。

リングギアを取り付ければ平面精度は少なからず補正されていくと思うんだ。 たぶん。

でも、バックラッシュにどう影響していくかが自分にはよめない。

整備書にもココの振れ幅の限度なんか書いてないし。



中古は難しいっっ>< ハマってしまった(泣)


Posted at 2017/05/07 23:01:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 駆動系 | クルマ
2017年04月30日 イイね!

FC3S デフ ④ イニシャル調整


マツダスピードのLSDを組み込み予定ですが、ちーっとイニシャルを上げたいかなと^^;

私としては6キロ前後に仕上げたいトコ。

M/SのLSDのメーカー出荷状態では7~8キロ程度だった気がする。。。


理由は、私の経験上と走らせ方だとターンインでクリップを通過する時は、イニシャルが掛かって

いる方が車の挙動が安定してる気がするから。 

FSWだと3速・4速で曲がる高速コーナーが多いし、少々アンダーぽい方が安定感があるかな。






で、そのイニシャルアップの方法ですが、大抵はシム増しを想像しますな。

それか、厚みのあるフリクションディスクを使うかになる。


M/SのO/Hキットはもう廃盤になってるので、ディスクの厚みで…とゆうのは諦めてました。

てかこの先、ディスクは破損したら終わりだなと^^;

が、自分のブログを読んで頂いた前期FC乗りのお友達が親切に教えて下さいました♪


前期FCのパーツリストには個々の品番で存在し、入手出来る事が解りました。

これはFC後期のパーツリストには記載が無いので解りませんでした。。。








内爪ディスクは1.85mmと1.75mmの2種類あるんだね。

M/SのLSDは標準で1.85mmが片側に1枚ずつ入ってるなんて情報もあるけど詳細は不明。

だって自分の入ってないし^^;



とりあえず1.85mmの内爪ディスクを2枚だけ組み合わせてみる事にしました。

モノタロウで一枚\1610-ナリ~。











再度LSDをバラします。

そして再度マイクロメーターで内爪ディスクの厚みを全て計測し直しました。

1.74mmが4枚と1.73mmが2枚あったので、1.73mm2枚を1.85mm2枚に置き換えてみる事に。












組み上げてイニイシャルトルクを計測すると、3.7キロから5.7キロにアップしました。

うんうん、狙い通りの数字になったゾ^^

トータル0.24mm増しで2キロアップですな。 メモメモ・・・。









イニシャルトルクって摩耗したディスク・新品のディスク・厚いディスクを組み合わせて設定出来る。

摩耗するっても0.01mm台だからLSDのセッティングってシビアなもんですな^^;








Posted at 2017/04/30 23:37:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 駆動系 | クルマ
2017年04月22日 イイね!

FC3S デフ ③ オイルシール交換


またデフ用のSSTを作ってみました。

デフにリングギアを組み付ける時にデフを固定する「大きなフックレンチⅡ」になります。

以前作ったヤツはどこかに紛失してしまいましたので^^; ちょいと改良版で再製作。

要らない4.5mmのフラットバーを溶接して造っただけですが、道具を作るのもDIYの醍醐味だね♪










改良点は柄部分に穴を2か所空けただけ。

ソコはこうやってコンパニオンフランジにセットしてこう使います。

結構トルク掛けるナットなので作業が楽です^^












デフ組み込み時にはやっておきたいフロントオイルシールの交換です。

でもココはディスタンスピースの絡みがあるので、あまり手を出したくない部分ですね。。。











今回はやってしまいました。。。

また愚痴っぽくなります<(_ _)>






ほんのちょっとだけ増し締めして終わらすのがポイントなんですが、何故かプリロードが重い。。。

てか、バラす前からプリロードが重かったんです。 それが少しの増し締めで更に^^;

たぶん、締められてたデフだったのだと思う。



ピニオンまで分解した経験のある方はお解りかと思いますが、一回潰したディスタンスピースは

もう戻らないので分解するしかないんですよね。

でも、私には分解出来る設備が無いのでお手上げですわ。。。( 一一)



それに、ベアリングやギアもちょっと気になる事多いデフでございまして。

NGだと思うのだけど、判断が出来ない。

素人なので失敗するのも勉強かなと楽天的に考えてました。








ちゃんと組まれていないデフだったので、それなりの程度に成り下がってしまいます。

しかもオイルの汚れからメンテされて無かったのも解る。


ちゃんと直すには手間もコストもかなり掛かります。

今回は潔く、コレは廃棄して、程度の良いデフを買い直す事にしました。

ちょいと悔しいですけど、その方が手間やコストが掛からない賢い選択だと思う。

中古は難しいや。。。




Posted at 2017/04/22 22:49:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 駆動系 | クルマ

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FC3Sを自分で色々やってます。 ハードな作業は外注ですが基本的にDIY。 プロバリなクォリティーを目指したいですね! サーキット走行が好きで...
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