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neon♪の"ハコフグちゃん" [スズキ スイフトスポーツ]

整備手帳

作業日:2023年10月14日

運転席側エンジンマウント交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
エンジンの振動が室内に響くと言う不快な症状が発生。

アイドリングでステアリングがビリビリ震え、中回転域では排気音の篭りが振動となりフロアを伝わり「こりゃ我慢ならん」な状態に。

原因は、5年8ヶ月45,000kmでヘタって振動を吸収出来なくなった運転席側エンジンマウントでした。写真は交換直前の写真。
写真は交換前後ぐらいしかありませんm(_ _)m


自分の車で主に弄っているのは、エアクリ(K&N)、マフラー(SWK)、スロコン(Pivot)、偽装ブーストupのパワードライブ(Pivot)。あとドアスタビライザーもどき(材料ダイソー、DIY)。

6ATなのでLSDは無し、脚周りもずっとノーマル。

唯一気になるのはドアスタビもどき。
剛性が上がる事により、本来ドアとフレーム(車体側)に逃げていたエネルギーが、次に弱いトコ(エンジンマウント)に集中したのかな⋯と。

エンジンマウントには、エンジンの保持(支持)と振動を吸収する役割があると思っています。
ドアスタビもどきにより吸収する振動が増える→エンジンマウントの負担も増える→ヘタリが早まる かと。

ただ、自分などライトチューンにも及ばない程度の弄り。本格的に弄ってる人は沢山居るので、ドアスタビもどきとの因果関係はほとんど無い⋯と思いたいです。
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これは交換した新品のエンジンマウント。ブラケットもセットです。もちろんボルト等のショートパーツも新品。ピカピカでいいですが、周りの汚れが際立ちますね。

残念ながら外したマウントは見れませんでしたがディーラー曰く「ボロボロと言う事は無く、ヘタりはあるがそこまで目に見えるダメージは無かった。予想していたのより状態は良かった」でした。

ZC33Sの運転席側エンジンマウントはオイル封入タイプだとネットの何かで見ましたが、「破れてオイルが漏れていたとかも無かった」とのこと。

ボディ側のマウント取付け部付近に、オイルが散っている様にも見えるのですが···ただの汚れ?でしょうか?


ディーラーに入庫する前にマウントを指で触っており(もちろん、車に付いた状態で)、交換後にも同じ触感で比較。

硬さに結構差がありましたね。そりゃ「それ」が原因の不具合なので当たり前ですが⋯。

新品は、私の「エンジンマウントの硬さ」の感覚からするとかなり柔らかい。「エンジンマウントってこんな柔らかいもんだっけ?」と。


何はともあれ(?)、交換後350kmほど乗りましたが症状は治まったようです。
3
さて。

今回不服ながらも有償交換となりましたが(苦笑)、比較的原因特定から作業完了までスムーズに終わりました。


なぜ不服かって、6年足らずでエンジンマウントが寿命を迎えたのは私は短いと思っているので。

ネットで調べると似た事例はいくらか出て来ます。みんカラ内でも見掛けます。

つまり、実際には結構事例がありそうですね。みんながみんなネットに挙げるワケでは無いので。

基準にしちゃいけないけど、DC5所有時に経年劣化でエンジンマウント千切れてギヤチェンジ出来なくなった時は、余裕で10年10万kmは超えてました。



ZC33SのK14Cエンジンは、結構振動が大きいと自分は思っています。
抑えられないエンジン振動を誤魔化す為に柔らかいマウントを選定せざるを得ず、結果千切れやすくなったり、経年劣化でちょっと固くなった事でエンジン振動がモロ伝わってきたんじゃないの?

と、完全な推測ですが、仕事柄も手伝って嫌味な言い方をしたくなります( ゚д゚)

また、昨年2022年10月の助手席側エンジンマウントは無償交換でしたが、今回の運転席側はそれと何が違うのか!?···とディーラー経由でメーカーに聞いてみたいのが本音です。

助手席側のはボルト緩み→構成部品同士の締結ボルトの締付けトルクupが対策らしいです。要は設計不良が原因。

今回の運転席側のは経年劣化。

メーカー保証の規定通り と言われればそれまでですが、ステアリングのパドルシフトの件も、明らかにユーザーに問題は無いのに仮に交換になったら有償(しかもステアリング丸ごと交換のみ、10万)⋯って、酷くね?

サイドミラーも、有名な展開不良により左右両方無償交換済み。
真夏に1度だけ発生、ディーラーに相談したら交換から1年以上経過してるので、今度は有償だとか。
今の時代ASSY交換は仕方ないけど、全方位のカメラ付きだから確か8万とか。酷くね?(^^;)


ただ色々考えた所で、妻も同じディーラーにお世話になってますし、スズキ車以外でも入庫OKなサブディーラーでメカニックの腕も良いので、ゴネるのは得策では無い⋯。
まぁ根本的に、車と維持費が安いけど楽しい車だから多少手が掛かるのは仕方ない⋯と考える事にします。




今回掛かったお金は16,900円(端数切り捨て)


実は昨年の助手席側エンジンマウントの時と全く同じパターンで、

前日金曜の仕事終わりに車を預ける(もちろん無償で代車借りました) → 翌日土曜、人間ドック → ドックが終わり次第、取りに行けそうなら(下剤飲むので⋯)ZC33Sを引き取りに行く

で対応をお願いしました。最後に書いてますが、実際はドック前に引取りに行きましたけど。

2度ある事は3度ある⋯で、まさか来年はバルクヘッド側のマウントが⋯。さらに人間ドックと重なったら、もう伝説ものだな⋯。
4
ここからは具体的に役に立つ(かも知れない)情報を。


今回異常に気付いたきっかけは次の2つ。

①アイドリング時にステアリングがビリビリ震える。目で見ても分かるぐらい。

②サンバイザーに付けたホルダーのサングラスがビリビリ鳴る。

特に①。ステアリングって、当たり前ですけど車を運転している最中はほぼ握っているじゃないですか。

「何かいつもより振動してないか!?」と思ったならその感覚は正しくて、つまりはその振動は不具合の現れだと思って良いと思います。


あとは、時間経過に伴い出てきた症状です。


③6ATの変速プログラムが変
いつも通りのアクセルの踏み方なのに、なかなかシフトダウンしない。
→間違いです、シフトアップでした。前後の文章を直しました。

速度が上がってもなかなかシフトアップせず、街乗りにしては高い回転数をキープする。


また、意図しない突然のキックダウンも発生。
確認に良く行くワインディングに行った際、長い下りで急にシフトダウンする事がありました。

ZC33Sの6ATは賢く、本来は長い下り坂でも何もしなくてもMTの様にギヤをキープしてエンブレを効かせ下る事が出来ます。
車の姿勢でも判断(制御)してるんですかね?


ずーっと坂を下っていてシフトアップならまだ理解出来ますが、急に必要の無いシフトダウン。


助手席側エンジンマウントの時も、同じ様な症状をディーラーに訴えた事はあります。

車の姿勢や回転数などで綿密に制御されているものが、振動で邪魔されて適切に働いていない⋯のでしょうか。


④発進時のタイムラグ
渋滞や信号でで一旦停止、少しして発進しようとして、「あれ?進まんぞ···マジか···後ろに車が···ヤバい···あっ動いた動いた」と言う、結構なタイムラグ。

結構頻度が高く、地味に嫌な症状です。


⑤助手席側エンジンマウントのボルト緩みの時と同じ、発進時に「グゴゴコ」と金属同士の干渉音が発生。

ただ音は小さく「⋯ん?今例の異音がしたか?」のレベルで、数回軽く鳴る程度でした。

暑かった9月から一転気温が下がった事でエンジンマウントが硬くなった事が関係していると思います。
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記憶を掘り起こし時系列にしてみました。


【2023/夏?】
ドアスタビもどき取外し。

2020/7/26から、つまり3年以上ドアスタビライザーもどきを付けていました。見た目の問題と暑さでドアがくっついて開かない事があり「外してしまおう」と考え廃却。

取付け・取外しが容易、費用は数百円、効果は高いと三拍子揃った逸品ですが、見た目が悪いのが玉にキズ···。


【2023/9末】
今となればコレが不具合認識の始まりだったのですが、何かブーストの掛かりにキレが無いな⋯とか、何かフケが悪いな、パワー感に欠けるな(涼しい季節なのでパワー感は年間で1番あるはず)⋯と。

取り敢えず、

ECUリセット(再学習)
タイヤ空気圧確認&調整
ホイールナット緩み確認
吸気系の各ホース抜け確認

など、アレコレ疑わしいトコを見ましたが問題は無いけど、乗っていて何かしっくり来ない。
遅いワケではないが、やはり「キレ」が無い。


【10/2】
取り敢えずディーラーにhelpの連絡。
夕方にディーラーで診て(試乗して)もらうも「特に問題ありません」と。

う~ん···毎日乗ってるオーナーなら気付くレベルの異変なんですけどね···と思いながらも強く訴える事は出来ず。

点火プラグやマフラーが怪しいとも言われましたが、自分の感覚と経験からソコでは無いんだよな···と思いながらも、まぁ症状がもっと顕著に現れないと対応も出来ないわな···と、取り敢えず様子見として引き下がる。
そのうち症状が自然と治るかな⋯と自然鎮火に淡い期待をして余り深く考えない事に。

恐らく同じぐらいに、ドアスタビもどきがかなり効いていた事に気付き、再製作・取り付け。

今回はドアストライカーに対し上下に「もどき」を設置。前回は片側のみ。
ホンモノのドアスタビと同じ形にしただけですけどね。

あと、今回はリヤドアにも設置。




【2023/10/7】
前日10/6に、朝6時前の気温が低い時間帯に、助手席側エンジンマウントの際に似た「発進時にグゴゴゴ」の軽い干渉音を1度だけ確認。

正確には「グゴゴゴ」じゃなく「グゴ」ぐらい。

再度ディーラーに確認を依頼。ド派手な症状で出ている認識は無いが異常有りと判断され、交換は自己負担で17,000円で了承し即部品発注。



【2023/10/14】
運転席側エンジンマウント交換、症状の完治を確認。
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作業時間は、ディーラーが作業に費やしたと思われる大体の作業時間です。

エンジンマウントを見る限り、エンジン吊って(支えて)マウント入れ替えで済む構造だと思われます。

自分の行くサブディーラーはショールーム/サービス共に9時始まり。

作業完了の電話を受けたのは8時49分。


⋯あれ?


まぁ細かい事は気にしないようにしましょう^_^;

最近新車登録が忙しい様ですが、こちらの都合に合わせたスケジュールで作業が進みましたし、人間ドック前に車が戻ってきました。


今回の不具合は、車が弱って徐々にパフォーマンスを発揮出来なくなる感じです。
必ずしもエンジンマウントが原因と断定してはダメですが、疑う余地はアリです。

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作業時間の大半をグリルが占めるので、時短になりました。

ちなみに前回は308日目で施行、偶然今回も308日目でした。」
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