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soundproの愛車 [トヨタ シエンタ]

整備手帳

作業日:2017年10月27日

シエンタをフロント2way化+アンプ投入でサウンドアップ♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
現行シエンタのダッシュボードです。

2015年のフルモデルチェンジから2年経過したところです。
発表当時はトヨタらしからぬ大幅なテイストチェンジで、そこそこ驚いた記憶がありますが、だいぶ見慣れました。
ダッシュボード上面は、ご覧のなだらかなラインを描いており、オーディオ的にはアドバンテージのある造形です。

今回は、ディーラーで取り付け済みのナビをメインユニットとし、外部アンプ取付、フロントのサウンドアッププログラムに、リヤスピーカー交換を加えたメニューです。
リヤスピーカーは、日常の後部座席の使用状況によって、純正のままだったり、交換したり、それぞれですが、今回は後者。スピーカーの取付具合&トリムの強度に不足がある場合はこんな施工になるのネ。というビジュアルをお目にかけますのでお楽しみに。

それではスタートです~(^o^)/
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ポケットからスピーカー部分へのラインがきれいなフロントドアトリムです。

このクルマは全グレードに渡って、ツイーターの設定がありませんので、ドアスピーカーグリルだけが確認できます。

大型ポケットは最近のトレンドですね。大きくて使いやすそうです。
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ドアトリムを取り外したおなじみの光景です。

ビニールは綺麗に剥がして、接着剤がわりのブチルゴムの除去と、チリとホコリの清掃、そして脱脂をして準備完了です。
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下準備完了後、アウター/インナーパネルのデッドニングを行い、スピーカーを取り付けます。
デッドニングの材料は、最近使い始めたサイレントコートというブランドの製品を使用しています。

このサイレントコートは、カーオーディオ商材代理店大手のイースコーポレーションが全国の認定ショップにだけ卸しているデッドニング材で、一定の防振効果を引き出すために、施工方法の技術指導とセットで普及を図っています。 http://kurumagic.jp/

商品は攻略対象ノイズの傾向や、周波数ごとに用意されるというユニークな構成になっています。
アウターパネルの防振に使用した「SC-M2-4.0」はブチルゴムとアルミの2層構造、インナーパネルに使用した「SC-MLEX-2.0」は複合ゴムとアルミ他の4層構造のシートで、それぞれ250Hz 以下の低周波ノイズ向けです。
この他、250hz以上向けの中・高周波ノイズ向けのウレタンシートや、メカニカルノイズ向けのポリウレタンシートなどもラインアップされます。

スピーカーはケンウッドの17センチ2way。KFC-1703です。
一見すると、中心にツイーターがついたコアキシャルユニットのように見えますが、これはユニット前の波動の流れを整える「イコライザー」です。このように機能がカタチになっていると、グッと商品性が高まりますね。
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それでは次にリヤスピーカー関係の作業に移ります。

写真はリヤスピーカーがついている内装部品(リアクォータートリム)を裏から眺めた様子です。
トランクルームの両脇に取り付けられているパネルですね。車の外に立ってトランクを眺めているような位置関係になります。

スピーカーサイズは10cmの小径で、ブラケット類を介さず、トリムに直接取り付けられています。
よく見ると、スピーカーはトリム裏に設けられた突起の上に留めてあり、浮いています。
コーンの前後の空間がつながっているので、生じる波動の多くが相殺されてしまい、ディテールを求めるのはムリ。といった状態です。
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トリムとスピーカーの隙間を埋め、ガッチリと重量アップして共振を防ぎ、より芯のある音になるようにチューニングしました。

全般的に、強度を上げるためのリブが浅めで、ノックするとポコポコと軽い音をさせていましたので、しっかりと重さをもたせました。
材料は、フロントドアと同じくサイレントコートの製品ですが、アウターパネルに使用した「SC-M2-4.0」より比重が重い「SC-M4-4.0」を遣いました。

フロントドアではインナーパネルとアウターパネル両方に施工するように、ここでも、スピーカー背面にあたるボディパネル(クォーターパネル)側も作業対象となるところですが、今回は、スピーカーのサイズが小径で、重低域の影響(ビビリ)が出にくいのと、複雑な構造で、万一の際の整備にも影響するので今回は手を付けておりません。
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JBL製4chパワーアンプ、GX-A604(19,000円)です。
ナビヘッドのKENWOOD MDV-Z704のフロント/リヤ出力を入力して、フロント/リヤスピーカーに各1chづつ供給します。

設置位置は助手席下です。撮影用にシートを目いっぱい前に出していますが、シートを下げ、薄めのフロアマットで覆えば、違和感を覚えることはほぼ無いと思います。
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ツイーターの設置状況です。

多くのエントリでは「純正の位置でトレードインしました。」とご紹介するのが通例ですが、前述のとおり、ツイーター設定がない車ですので、大掛かりな加工を施してAピラーに埋め込む方法を取らない限り、ごらんのようにダッシュ上に設置することになります。

海外ブランドのツイーターは埋め込みを前提に企画されているものがほとんどで、ユニットそのままに近いケースが多いですが、国内ブランドはダッシュ上の設置も想定にいれているので、見栄えの良いブラケットが付属しています。

作業後記-----☆

今回はフロントドアのサウンドアッププログラムに、アンプとリヤスピーカー交換を加えた事例をご覧いただきました。

フロントのサウンドアッププログラムは、スピーカー交換+ドア防振+スピーカーケーブル交換の内容で、ワンストップで音の出口の整備を済ませていただけます。納期一日でスピーカー代+73,300円~とリーズナブルです。

次のステップアップで候補に上がってくるのがソースのグレードアップということで、アンプやプロセッサーアンプの増設です。
プロセッサーアンプは、単に音を高品位に増幅するだけでなく、各スピーカーの帯域分割や耳からの距離に応じた発声タイミングをずらすなどの高度な補正によって、音響の最適化が図れる時代の優れものですが、機器のみで10万円を超える予算が必要です。

それに対して、アンプは相対的にリーズナブルです。
当然、プロセッサーのような高度な補正はできませんが、コーンの駆動力は明らかに増しますので、コーンを前に出す、ピタリと止める、手前に引く3つの動作の精度が上がり、結果として細かい表現(ディテール)アップが図れます。
使用するパーツのグレードにより高額な製品もありますが、今回のJBL GX-A604(19,000円)のように、需要の多いエントリークラスのリーズナブルな商品も充実していますので、是非ご検討ください。

ご質問・ご用命のご連絡はお気軽にどうぞ♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

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