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soundproの愛車 [トヨタ アリスト]

整備手帳

作業日:2019年4月21日

アリストのEMVを2DIN化+1DIN増設で快適仕様にアップデート♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
アリストV300・ベルテックスエディションのダッシュボードです。

トヨタを代表するスポーツカーといえば、そのスタイリングからしても「80スープラ」を連想する方が多いと思いますが、このアリストもスープラと同じ名エンジン・2JZ-GTE・3リッターツインターボが搭載されています。
発売から約20年ほど経ちますが、直6特有のモリモリ加速感が味わえるスポーツセダンとして、今もなお、多くのファンに愛されているクルマです。

今回ご来店いただいたオーナー様もそんなファンの一人。
20年のロングランでお疲れ様~の純正オーディオのアップデートをご依頼いただきました。

再生側は、純正ナビ&オーディオシステムであるEMV(エレクトロマルチビジョン)を取り外して2DINを確保し、カロッツェリアのオーディオデッキFH-7400DVD(オープン価格)に換装します。
それとあわせて、灰皿部分を加工して1DINスペースを確保し、名門ナカミチのカセットデッキを搭載し、カロッツェリアのデッキにAUX入力できるようにしました。

デッキからの再生信号は、フロントのステレオ出力2chと、そのステレオを合成して生成したモノラル1chの計3chに交通整理され、カロッツェリアの小型アンプGM-D1400Ⅱ(16,000円)を経由して、JBLのCLUB6500C(2way)(2万円)と、CLUB3020(センター)(9,000円÷2)を鳴らします。

EMVの2DIN置き換えは、専用パネルを使えば難しくありませんが、新設1DINデッキがシフトの邪魔にならないように仕上げるのに、ちょっと手間をかけました。

平成生まれのトヨタの名車を、令和に引き継ぐリフレッシュ♪の様子をどうぞ御覧ください。
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2DIN+1DIN新設で3DIN化!したデッキ周りです。

ナビとオーディオ、その他もろもろを制御してくれていたEMVを取り外して、BeatSonicのキットMVA-32と、標準オーディオ車用のヒーターコントロール&エアコンコンピューターを調達して組み込むことで、2DINスペースを確保しました。
そんなこんなで、お膳立てが整ったところで、カロッツェリアのオーディオデッキ・FH-7400DVDにお座りいただきました。

そしてご注目は下段の1DINですね。
ここはもともと灰皿があったところで、これを撤去して1DINスペースを作り、ナカミチのカセットデッキTD-20を取り付けてあります。
次の2カットで、取り付けの工程をご説明します。
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デッキの取付に先立って、裏技加工をしているところです。

裏技というと大袈裟ですが(笑)、TD-20デッキの背面(奥)に取り付けてある内蔵アンプを取り外して、ローレベル出力仕様に変更したのです。
DIN規格というのは、あくまでもタテヨコ(H:50or100×W:180mm)の寸法のことで、奥行きについては、ナント規定されていないんです。
ダッシュボードの裏側が電子部品でギュウギュウになった今でこそ、だいたい160ミリ強くらいの奥行きに収まるように、デッキのほうが遠慮していますが、その昔はもっと長~いものもありました。

今回のTD-20も好例で、19センチ弱あります。
ただ、TD-20の筐体は、約160ミリくらいの本体に、2センチ強のアンプを取り付けた格好になっており、これは実は外せるんです。
いわばアンプ付きアンプレスデッキ。ということですね。

で、写真のように分離すると、デッキ本体から出ている配線からは(増幅前の)ローレベル信号が出ていることになりますので、この線を前出のカロッツェリアデッキのAUXにイン!します。
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取り付け完了の図です。

オリジナルでオーディオパネルを制作し、1DINのフレームを内蔵して、TD-20を取り付けました。
アンプを外して身軽になったおかげで、おとなしくコンソール内に収まってくれています。

写真のように、シフトレバーをPにいれても干渉ナシですね♪
タテ位置も目いっぱい上に上げてあるので、この状態でカセットの出し入れが可能です。
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ぱっと見、おなじに見えるかもしれませんが、スピーカー施工後の様子です。
ネジ止め位置の関係もあるので、純正バッフルの外形を省略せずにトレースして、MDFで作りました。

スピーカーはJBLのCLUB6500Cです。
カロッツェリアのアンプ(後出)からの出力は、ドアのヒンジ部分のゴムブーツを通って、ドア上部の黒いネットワークの左側に入ります。
ここで帯域分割され、右側から出てきまして、低いほうがウーファー、高い方がツイーターに向かいます。

なお、今回はデッドニングナシなので、ギラギラの絵はありません
(`・ω・´)ゞ
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こちらは交換後の様子です。

純正ツイーターを留めていたステーを流用して、JBLのツイーターを固定します。
ドアモール一体型カバーを戻してしまえば、見た目は全く変わらずにクリアなサウンドが楽しめるようになります♪
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交換作業中の図です。

大幅に加工をしてJBLの8cm同軸コアキシャルスピーカー、CLUB3020へ交換しました。
足場を作ってスピーカーを固定し、吸音材を入れて条件を整えました。
8
作業後記-----☆

今回はアリストのAVリフレッシュ(新語!?)の事例をご覧いただきました。

この時代のEMVのような、エアコンなどの制御も兼ねているナビは、地図データの更新の道が絶たれてしまうと、もう手の施しようがなくなってしまいますね。Orz
EMVから2DINナビ/オーディオデッキへの入れ替えは、それこそ星の数ほど施工させていただきまして、ほぼ一巡?した感もありますが、まだ頑張っていらっしゃるオーナー様もいらっしゃるようです。

ナビはスマホで、という方も少なくありませんが、ハンズフリー通話の利便性や、スマートフォンのブルートゥース再生の快適さは、オーディオデッキならではです!
どうしようかなとお考えのオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
オーディオデッキ or ナビデッキ、カスタム加工ありなし、ご予算に応じて提案させていただきます。

サウンドアッププログラムによるスピーカー交換もどうぞご検討ください。
最新車種のグレードアップとしても、今回のような純正オーディオのリフレッシュとしても、大変ご高評いただいております。

ご連絡のメールはコチラです♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450

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