車速信号の取り出し
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
車速信号の配線が必要となる、とあるモノを付けたくなりました。
今回は取付も依頼しようと思い、複数の店舗で見積もりを取ってみたところ、最初に回答のあった店舗では「取付はできるが、CX-8は車速信号が取れない」と回答があり、次に回答のあった店舗では「取付可能です、車速も大丈夫ですよー」との回答…
どっちが正しいのかわからなくなり、自分で車速信号を取り出せるのか確かめてみることに。
調べてみたところ、「マツコネには車速信号が無い?」とか、「BOSE無しだと車速信号の配線がある?」などの情報もありましたが、メーターパネル裏から車速信号が取れている実績があるようなので、配線図を見せてもらい取り出してみることにしました。
2
まずは、助手席側の化粧パネルを2つ外します。
マツコネにアクセスしたり、TVキャンセラーを取り付けた方には簡単な作業だと思います。
填め込みだけなので、引っ張れば外せます。
下側パネルにはイグニッション、上側パネルにはハザードランプのスイッチがありますので、それぞれ裏側のコネクタも外します。
上側パネルを外す時、ムリに引っ張ると中央のエアコン吹き出し口辺りでパキッっと怖い音がしますので慎重に外しましょう。
3
次に運転席側の化粧パネルを2つ外します。
下側パネルは、填め込みだけなので引っ張るだけです。
上側パネルも填め込みだけですが、メーターパネルのカバーと一体なので一緒に引っ張って外しましょう。
メーターパネルのカバーとハンドルコラムは、布地のパーツで繋がってます。
自分はハンドルを一番手前の下まで出してスペースを確保し、布地のパーツは外さずに作業しました。
4
ちなみに画像は取り外したメーターパネルの裏側です。
ここまで進めると、メーターパネル本体の全体が見えます。
3カ所(中央上、左下、右下)で固定されていますので、プラスドライバーで黒色ネジを外します。
すると、メーターパネル本体を少し手前に引き出せるようになるので、引き出した状態で上から覗き込めばコネクタが2つ見えます。
2つのコネクタは、ツメを押しながら引き抜けば外れます。
これでメーターパネル本体が外せます。
キズ付けないように注意して取り出しましょう。
5
車速信号は24pinコネクタにある水色の配線です。
ただ、水色の配線が2本並んでいますので注意しましょう。
コネクタ中央側にある○の線になります。
もしかすると、年式やグレードによってコネクターや配線の並びに違いがあるかもしれません。
ちなみに自分は2019年モデルのXD Lパッケージです。
配線の色並びが同じなら大丈夫かもしれませんが、過去TVチューナーのコネクタが並びは同じだったが色が全く違ってて苦労した記憶が…
不安な方は、ディーラーさん等で情報を提供してもらうのが一番だと思います。
6
車速信号の取り出しは、半田付けや分岐コネクター等、好みの方法で分岐しましょう。
分岐コネクターを使用する場合は、安定性向上のため配線被膜をカッターなどで半分ぐらい剥いておくことをオススメします。
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目的が達成できたら、逆順で元に戻せば完成です。
助手席側のパネルを戻す時に、ハザードやイグニッションのコネクタも忘れないようにしましょう。
8
テスターで信号を確認したところ、パルス信号のような感じで電気が流れることが確認できました。
速度が速くなるとパルス信号の間隔が短くなるので間違いなさそうです。
参考にさせて頂いた皆さん、ありがとうございました。
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