「大は小を兼ねる」TS-HX900PRSを実験的に入れてみた!
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
それから数日後。
「DD-ONE埋め込み化工事をする前に、以前から気になるアイツを試してみたい!」
「どうせコンペは来年春まで出ないんだし、今の内に実験的に入れてみてもいいんじゃね?」
という思いが日が経つ連れ、段々と強くなってきました!
そのアイツとは・・・
話題沸騰パイオニア カロッツェリアの新製品スピーカー「TS-HX900PRS」です!
このスピーカーは、ツイーターとミッド(スコーカー)が一体となった「CSTドライバー」という画期的なハイレンジユニットです。
これと、既存のミッドロー(ウーファー)を組み合わせることで、フロント3Wayを可能にしてしまう、言わば「一粒で二度美味しいスピーカー」なのですね~。
先日の訪問から僅か1週間経たないうちに、ショップに注文を入れてしまいました!(爆)
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TS-HX900PRSの入荷待ちと平行して、あるモノを業者に注文しました。
それは・・・アクリル製のリングアダプターです。
900PRSのCSTドライバーの外径は、ツイーターの部類としては決して小さくないφ88㎜です。
しかし、幸いにもウチのオーくんには、既に外径がφ104㎜もあるムンドルフのスーパーツイーターがピラー埋め込みで装着されています。
「大は小を兼ねる」とは、まさにこの事!!
ムンドルフの外径に合わせた特注のアダプターを組み合わせれば、簡単にピラーに装着できるっていう寸法です!
リングアダプターは、毎度お馴染み「はざいや」さんにオーダー。
板厚は強度を考慮して5㎜、穴あけ加工はピラー固定用穴4ヶ所×2とCSTドライバーの外径+1㎜×2です。
到着後、DIYで行ったのは、Aピラー固定用穴のサラザグリ加工4ヶ所×2とCTSドライバー取り付け用穴あけ加工6か所×2です。
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10月24日
TS-HX900PRSがショップに入荷したので、引き取りに。
そして開封!
コレを普通の人が見たら、やたらと大きいツイーターとお思いでしょうが、私にとっては、ムンドルフのあの大きさに慣れてしまったせいもあり、むしろ小ぶりなスコーカーだなぁとさえ思ってしまう始末です。(爆)
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翌、10月25日。
ピラーからムンドルフのスーパーツイーターを取り外し、ハイとミッドのケーブルをピラーの穴に引き込み。
そして、ケーブルの末端に接続用の端子を取り付けました。
装着済みの端子はロジウムメッキのファストン端子なのですが、これを切り取ってしまうと今後、再利用出来なくなるので、M&MデザインのロジウムメッキジョイントSDJ-02を採用しました。
1個が2000円もするので、左右のハイ&ミッド合計8個で8000円・・・(!)
しかし、ヘンな所でケチっても仕方ないので、ココは我慢ですw
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配線接続が完了し、満を持してCSTドライバーをAピラーに本装着!
付属のネットグリルは使いませんでした。
多分、コッチの方が音的にはイイ筈ですし、何より見た目がカッコいいですw
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DSPの設定変更の為、PCと接続し再セッティングしました。
クロスオーバー周波数は、ハイとミッドが3,350 Hzで、ミッドとミッドローが900Hz、ミッドレンジ ローパスフィルターは-12 dB/oct.
ツイーター ハイパスフィルターは-18 dB/oct.と、ミッドとミッドローのクロス値を除いてはZ900PRS付属のパッシブネットワークと同じ設定値通りに設定しました。
当初は、ミッドとミッドローのクロス値をメーカー標準の690Hzで設定してみましたが、実際に音を鳴らして聴いてみると、ちょっと濁って聴こえる感じがしたので、いろいろ試してみた結果、900Hzが丁度いい感じでした。
今後、エージングが進んできたら、また変えてみるかもしれません。
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設定を終えて、いよいよ本試聴です!
ソース・音源は、パナナビのSDカード(ハイレゾ)です。
(DAPは既に売ってしまって、もう無いので・・・w)
その点を踏まえた上での試聴でしたが・・・
「ヤバい!!」(いい意味で)
出音からヤラれました。
勿論、エージングが終ってないので、女性ボーカルの高音は明らかにかすれ気味で、これは仕方ないのですが、それを差し引いても、この圧倒的な定位のバランスの高さは、流石としか言いようがありません!
既存のミッドウーファーとの相性もまずまずで、これは期待度通りか、それ以上かもしれません。
コンペの課題曲を矢継ぎ早に聴いてみましたが、どれもこれも従来のムンドルフ+ベンチャーの3Wayでは味わった事のない聴き心地の良さで、時間がいくらあっても足りないくらいでした!(爆)
もちろんこれは、CSTドライバーの特徴ともいうべき「位相ずれが起きない」という利点があるのと、付属パッシブネットワークを一切使わない「フルアクティブ接続」の恩恵もあると思います。
そんなこんなで今回、実験的に入れてみたTS-HX900PRS。
今後のエージングの進行具合とDSPの再調整次第では、化ける可能性大です。
「パイオニア、恐るべし!!」
かつてTS-Z172PRSのユーザーだった身としては、とても感慨深いモノがありました。
ムンドルフのスーパーツイーターちゃんは、しばらく冬眠決定ですwww
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