LED化したストップランプのリレーの水没と対策

テールランプのバルブをLEDに交換して使っているのですが、乗車前点検でストップランプが点灯してないことがわかりました。
左右のテールランプで、ポジションは点灯、ストップは不点灯の状態。左右ともなので、バルブには問題がないように思えます。
運転席足元にあるヒューズボックスの、STOPの10Aヒューズを確認したところ、切れていました。
配線のどこかがショートしたと考えられます。

配線のショートが考えられるため、場所の特定をしますが、まずは状況整理。

ストップランプをLEDに交換すると、ABSのストップランプ通電確認ができなくなり、ABS警告灯が点灯してABSは作動しなくなります。
バルブをLEDにしたことで、システムの通電確認のための微弱電流が通らなくなるためです。
この対策として、微弱電流を通すためにリレーを組んでいました。
後付けしたこのリレーに問題がある可能性は高いですね。

しかし、新品のリレーを買って原因が違ったらもったいないので、本体側にも問題がないか調査します。
まず、ヒューズを交換し、バルブをLEDから電球に戻して点灯するか確認します。するとヒューズは飛びました。バルブの問題ではないと言えそう。
またヒューズを交換して、次はリレーを取り除いて点灯確認をしたところ、正常に動作。バルブをLEDに変えても点灯しました。
ということでリレーに原因がありますね。

リレーを分解してみたところ、基盤に白い粉が吹いてました。これがショートの原因になったのかも。
白い粉はおそらく水分によるもの。防水処理が甘かったようです。

新品のリレーを用意して、しっかり防水処理を行なってからインストール。
点灯を確認して、作業完了です。

長距離移動となるTwinPeaksの前に発見・対応できてよかった。