北アルプス北端の百名山、白馬岳(しろうまだけ)に登ってきました⛰️
最初は八方尾根から唐松岳の日帰り登山を計画してましたが、夏のアルプスは朝晴れてても昼前には雲が出てきて景色を隠しちゃう日がほとんど。
アルプス初デビューのM氏も一緒だし、折角なら景色を見て欲しい!
ということで一泊二日の山小屋泊登山に変更しました。
金曜日の夕方に都内を出発して白馬村の温泉施設に前泊。
出発が割と遅かったので途中で夕飯を食べて酒とツマミだけ買い込んでチェックイン。
露天風呂から星空を眺め、翌日の好天を願いつつお酒飲んで就寝しました。
翌朝、朝5時に起きて栂池スキー場のゴンドラ乗り場に向かいました。
目指す白馬岳が高く聳えているのが見えました。
ゴンドラ乗り場は登山者で長蛇の列💦
元々人気の山に加えて、メインルートの大雪渓がクレバスの発生で通れず、栂池ルートに登山者が集中したのが原因らしい。
ま、山は皆んなのもの、仕方ないね。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで標高1800メートルの栂池自然園から歩き始め…
の前に朝からビールw🍺
8時15分から登山開始。
元気なうちに距離を稼ぐつもりが思いのほか足場が悪く、天狗原〜白馬乗鞍岳〜白馬大池までの前半ルートで3時間を費やしました。
途中、雪渓を越えたりと楽しかったんですが、ほぼ無風で蒸し暑いのには閉口しました。
この日の宿泊地は白馬岳の山頂を越えた向こう側。
頂上まではまだ4時間の行程です。
案の定、この頃から雲が湧いてきて、景色を覆い隠してしまいました。
こうなるとひたすら足元を見て一歩一歩進むだけ。
小蓮華山を越えて白馬岳頂上まで、足元に咲く名も知らぬ花を眺めながらの長い長い道のりでした。
15時前に山頂に着きましたが、青空は見えるものの夏雲に覆われて景色は望めず。
帰りにまた通るので翌日の晴天を願いつつ、いったん下山。
山頂直下にある白馬山荘のレストランでビールとソーセージで小腹を満たしました。
山で飲む生ビール、最高です🍺
そして夕方近くになると天気が回復してくるのも夏山の常。
白馬岳山頂では見えなかった杓子岳、白馬鑓ヶ岳が姿を現し、
一昨年苦労しながら登った剱岳も雲間に望めました。
白馬山荘から更に100mほど下った白馬岳頂上宿舎がこの日の宿。
見上げると白馬山荘がまるでスイスのホテルのよう。
なんと800人収容の日本最大の山小屋です。
夏山シーズンでも満室になることはなさそう。
荷物を置いたら早速持ってきたミニッツ大会笑
すごーいって寄ってきた若者グループと親睦を深めました。
こーゆー無駄もまた登山の楽しみだね。
夕食はビュッフェ形式。
山の上の食事とは思えないくらい美味しかったです。
夕飯後、サンセットを見るために近くのピークに登りました。
雲もすっかり消えて山々の雄大な眺めが素晴らしい。
刻一刻と夕陽に染まっていく山肌をタイムラプスで撮ってみた。
そして雲海の向こうに沈む夕日。
夜、外に出たらプラネタリウムのような星空。
天の川を見ずに一生を終えるとしたらこれほど勿体無いことはないね。
翌朝は4時に起きて前日と同じピークへ。
ガスってて残念ながら景色は無し。
代わりに幻想的な朝日を目にすることができました。
これはこれでいーね。
山小屋に戻り、美味しい朝食をとり、再び白馬岳の頂上を目指します。
明け方のガスも晴れ、快晴。
そして登頂!
白馬岳より北に白馬岳より高い山はありません。
南を向けば剱岳や立山、槍や穂高、五竜や鹿島槍…これまで登ったことのある北アルプスの山々が一望できました。
白馬岳は高校生の頃に友人と2人で登りました。
その時は大雪渓ルートで
白馬三山を越えて白馬鑓温泉に入ったっけ。
2日目は悪天候で風雨の中の行軍でした。
そんな少し残念な思いをした記憶がありますが、今回は30年ぶりに晴天の山歩きになりました。
一緒に登ったトチプー氏もM氏にも良き思い出になったんじゃないかな。
M氏超日焼けしてたけど笑
帰りもまた長い道のりでしたが、登りでは雲に隠れていた北側からの眺めも見ることができ、満足の夏山登山になりました。
9月に計画してる利尻も晴れるといーなぁ。
追伸、RIP平出さん、中島さん
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Posted at
2024/08/05 22:19:51