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2024年09月12日 イイね!

利尻登山記〜Day3 素晴らしき利尻島

利尻登山記〜Day3 素晴らしき利尻島
利尻を去る日の朝、
ペシ岬に登りました。
鴛泊港からオホーツク海に向かって突き出した高さ90メートルほどの灯台のあるコブ岩です。
20年前に来たときも家族3人で登りました。





15分ほどでテッペンに到着、
見下ろす鴛泊の港と見上げる利尻山。





そして日の出。
一見すると海のようですが、実は海の向こうの地平線から昇る太陽です。
感動の景色なんだけど羽虫と蚊がいてウザかったですw


せっかく早起きしたし、もう一周するか!
てなノリで前日に続いて利尻島おかわり一周ドライブ🚗

とりあえず海岸まで行ってみた。





何だこのアウトレイジな最北感。





対岸には花の浮島、礼文島。





利尻昆布が干してある。
これを食べて育つウニは超美味いのだ。







島の南端、仙法志御崎からの利尻山もいい。
イケスみたいな囲われた場所があって、アザラシがおるらしいが
このときはおらんかった





ウミネコはおった
ニャー!





突然欽ちゃん走りで走り出すトチプー氏
タイミング悪く波が来て足ずぶ濡れ笑
運動神経の悪い残念な人です





利尻山に降った雪や雨が長い年月をかけて海岸近くに湧き出た名水、
超美味い!
気がした。


それから前日行って良かったオタトマリ沼へ。
まずはご覧下さい。
騙されたと思ってスマホ画面のフルサイズで。





奇跡のような景色。





これまで山の上からの眺めに勝る景色はないと思ってましたが、初めて下界でそれ以上の絶景を見ました。
本当にこのタイミングで来られて良かった。







利尻空港にも寄ってみました。
全国中を探してもこんな景色の良い空港はないでしょう。







姫沼。
時期的に藻の発生で湖面が緑色だったのはちょっと残念でした。
とは言え不満のない眺めでした。
ここでベンチに座ってセコマで買ったパンとコーヒーでモーニング最高。





そして
いよいよ利尻島を離れる時です。





フェリーに乗って甲板に出ると朝日を眺めたペシ岬。





遠去かる利尻島。
こーゆー時って何故か感傷的になるよね。
さらば利尻、いつかまた来るぞ!


20年来の利尻島、
そして35年来の憧れの利尻山登山、
一生忘れないであろう思い出ができました。




Posted at 2024/09/12 22:42:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2024年09月10日 イイね!

利尻登山記〜Day2 登頂

利尻登山記〜Day2 登頂
利尻山にはメインの鴛泊ルートと上級者向きの沓形ルートの二つのルートがあります。
大半の登山者は鴛泊ルートから登りますが、我々は沓形ルートを選択しました。





ベテランだからね!
と言いたいところですがそうではなく、
沓形ルートの方が標高差が小さくコースタイムが短いこと、
ルート上にある三眺山からの利尻本峰を見たかったことが理由です。





午前3時起床、
星空が綺麗ですがさっさと登山口の見返り台園地に向かいます。
まだ暗い4時過ぎ、ヘッドライトの灯りを頼りに森の中を歩き始めました。





1時間ほどは緩やかな登り。
所々ぬかるんだ地面で歩きにくい。
標高を上げるにつれ、段々明るくなってきました。
開けた場所で立ち止まり振り返ると眼下に礼文島。
残念ながら今回は立ち寄る暇がありませんが、いつか改めて訪れたい日本最北の島です。





8号目の標識を過ぎた頃、目指す利尻山の頂が見えました。
この辺りから三眺山にかけて傾斜が増し、歩くペースも遅くなります。
さらに登り続けること1時間、三眺山のピークに到着。





見たかった利尻山西壁の光景。
壮絶な岩の殿堂。





この景色を見られただけで利尻登山の目標の8割は達成した気分。

標高は1461メートル、頂上まであともう一息!
なんて一瞬でも思ったのが甘かった。
この先の悪路っぷりがヤバかった。
道幅が狭く足元の土が崩れて歩き難い。
しかもどこからともなくガスが湧いてきて景色を覆い隠してしまいました。





背負子投げとか親知らず子知らずなんていかにも難所っぽいネーミングの急勾配のガレ場や岩場を冷や汗かきながら通り抜けましたが、しまいに強風、というか暴風まで吹き始めました。

やっぱり一筋縄ではいかないねー
頂上直下で鴛泊ルートに合流。
この日初めて他の登山者に出会いました。





登山者も多過ぎるとスレ違いや挨拶やらで煩わしいこともありますが、
今回ばかりはほかにも登山者がいたことに勇気をもらって登頂!
登山開始から約5時間の行程でした。





頂上からは鴛泊方面だけガスが切れて海が見えるという不思議な天候。





しばらくするとガスの合間からローソク岩が姿を現しました。





利尻山の頂上付近に聳える奇岩です。
これも見たかった!

1721メートルの南峰は崩落が激しく立ち入れないので、1719メートルの北峰頂上が一般登山者が登れる現在の頂上。

ちなみにこの日登った沓形ルートの途中で出会った登山者はゼロでした。
登山道上部の崩落具合からして沓形ルートもいずれ閉鎖される可能性が高いでしょう。
そう考えると今回沓形ルートから登ることができ、三眺山からの景色を堪能できたことはラッキーでした。

山頂でおにぎりを食べたら下山です。
またあの難所を通るのかと一瞬躊躇しましたが、下ってみれば登りほど怖くなかったです。





三眺山に登り返し、





おかわり利尻山西壁をバックに記念撮影。





登山口まで3時間半の長い下りでした。
駐車場に着いてふと見上げるといつの間にか青空。
頂上もはっきり見えてます。

まだ昼過ぎ、
登山中は山が近すぎて利尻山の全景を見てないな。
すぐに宿に戻るのはやめて利尻山を眺める名所に寄りながら島を一周することにしました。





まずは島の南、オタトマリ沼からの利尻山
素晴らしい眺め。

この辺りから眺める日本離れした姿が一番好き。
写真集で見たのもこの方面から撮影した姿でした。
真冬の景色も見てみたいなー





オタトマリ沼の駐車場内にある亀一でバフンウニの軍艦を食しました。
利尻と言えばウニと利尻昆布ですが、ここ最近はバフンウニの収穫量が減って価格も高騰中。
なんとびっくり一キロ7万円で取引されてるとか。
このウニもたった二貫でお値段3800円!!

甘い!溶ける!高いー
美味い!とろける!高いー

お土産ウニは潔く諦めることができました笑





島の北側の観光名所、姫沼にも寄ってみました。
オタトマリ沼から眺める形とは全然違うなだらかな姿。
これはこれでまた良き哉





利尻山を眺めて満足したので宿に戻って風呂で汗を流し、
飲みに出るかと外に出たらちょうど陽が沈む頃でした。

その後、鴛泊の街に繰り出し、オホーツク海の魚介を肴に登頂を祝して乾杯🍻
こうして無事に念願の利尻山登頂を果たし、2日目の夜はとっぷりと更けていきました。





最終日、Day3に続く


Posted at 2024/09/11 15:44:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味
2024年09月09日 イイね!

利尻登山記〜Day1 憧れの山

利尻登山記〜Day1 憧れの山
あれは中学生の頃だったか、図書館で「日本の名山」といふ写真集を見た。
その1ページ目に厳冬期の利尻山の写真ありけり。

針のような岩峰群が灰色の空に向かって突き刺すように聳え立つ姿が強烈な印象として残った。
標高は(たったの)1721メートル、本州の山と比べたらまるで目立たない高さだが、一つの島がそのまま一つの山を形作っている例はほとんどない。
しかも高さが1500メートルを超えるのは日本広しといえど利尻島の利尻山しかないだろう。
そんな山が北海道の最北端、稚内の西の洋上20キロの場所にある。
緯度が高く厳しい島の気候条件が相まって植生は3000メートル級の高山と同じ。
本州では2400メートル以上の高所にしか見られないハイマツが1100メートルあたりから出現する。

利尻山、何より姿形がカッコいい。
日本の山というよりどこか遠い外国の高山のよう。
そして東西南北どこから見るかで形が変わる。
北の鴛泊からは頂上に向かって引き絞られた伸びやかで流麗な女性的な山容
西の沓形からはゴツゴツとした男性的で力強い山容
写真集で見たのは南の仙法志側からの姿で、僕には女王とその左右に槍を立てた衛兵が立ち並ぶ様に見えた。

いつか登ってみたい山のリストに入れたもののなかなか果たせず。
利尻島は約20年前に一度、まだ長女が生まれる前に家族3人で観光旅行に訪れたがさすがに家族放置して登山はできず、
後ろ髪を引かれる思いで島を後にしたっけ。





思い入れが強過ぎて前置きが長くなりましたが、その憧れの山に登る機会がついに到来しました。
二泊三日の予定で、一日目と三日目は移動と観光メイン、二日目が登山です。





一日目は利尻島までの移動日でした。
羽田発稚内行きの飛行機はバスで乗り付けてタラップから搭乗するタイプ。
余り経験がないのでオラわくわくしました。





2時間のフライトで昼過ぎに稚内に到着。
路線バスでフェリー乗り場のある稚内駅前まで移動しました。
昼過ぎの気温が24度と涼しいけれど風が強い。
翌日の日曜日に宗谷岬から稚内まで走るマラソン大会があるらしく、参加者と思しき旅行者達が向かい風はキツいと大騒ぎしてました。







利尻(鴛泊)行きのフェリーが出航するのは夕方、
市内の観光名所らしい防波堤を見たり、バスでノシャップ岬まで往復したりして時間を潰しました。
そう言えば稚内の街中にやたらエゾシカがおった。ここは奈良か?
さすがに宗谷岬までは行く時間がなかったです。





ノシャップ岬からはこの日はじめて、雲に覆われた利尻島を眺める事ができました。





稚内〜鴛泊間のフェリーは一日3本の定期運行。
1時間40分の船旅です。
我々は最終の午後便に乗りました。





山の姿を間近に眺める前に太陽は礼文島の向こうに沈んでいきました。
明日晴れてくれよ〜





船着場の向かいのレンタカー屋さんでヴィッツを借りた後、
近くの中華居酒屋で夕飯をとり、
酒とツマミを少しばかり買い込んで20時過ぎに宿に到着しました。

家族経営のこぢんまりしたアットホームな民宿でした。
風呂も気持ちよかった。
翌朝の好天を願いながら眠りにつきました。

Day2に続く〜


Posted at 2024/09/10 11:20:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味
2024年09月09日 イイね!

利尻プロローグ

利尻プロローグ
登った!





食べた!









眺めた!

最北の百名山
利尻登山記プロローグ⛰️


Posted at 2024/09/09 18:57:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 趣味

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何シテル?   07/17 21:04
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