北岳って知ってます?
富士山に次ぐ日本第2の高峰です。
知名度は穂高岳や槍ヶ岳、剣岳に遥かに劣るものの、秀麗な山容と
東面には標高差600メートルの大岩壁バットレスを擁し、山の玄人も一目置く孤高の山。
昔から僕の大好きな山の一つです。
その北岳に登ってきました!
高校時代に一度登って以来、20年ぶり2回目の北岳登山でした。
ちなみに当時の地図を見ると標高は3192メートルで、3位の奥穂高岳より2メートル高いだけだったのが、測量の精度アップのためか、それとも南アルプスが若い山脈で今でも少しずつ隆起し続けてるせいか、いつの間にか1メートル高く3193メートルになり、奥穂高岳との差は3メートル。
よ~し、このままぶっちぎれ、北岳!
マイカー規制につき芦安の駐車場に車を止めて乗合タクシーで約50分。
今回も前回と同じ広河原登山口からスタート。
目指す北岳がはるか高みから僕らを見下ろしてました。
待ってろよ~、北岳。
バットレスを頭上に仰ぎながら歩くこと2時間半、
大樺沢二俣から右にそれて小太郎尾根までの急登をさらに3時間弱登り詰めた先の肩ノ小屋がこの日の宿でした。
小屋に着いたらもちろん早速・・・
乾杯!
一日歩いた後の生ビール、最高ね。
持参したオイルサーディンとワサビ柿ピーを肴にグイッと2杯、〆て1800円也。
おっとボッタクリとか言っちゃあいけません。
ここまで頑張って登ってきた自分へのご褒美ってやつですから。
でもあとの二人はミルクとコーラ・・・
ミルクとコーラですって?
意味わからん。
翌朝、
朝日に輝く鳳凰三山(2840メートル)を背に山頂へ。
左に仙丈ケ岳(3033メートル)と、昨日はガスでよく見えなかった右の甲斐駒ケ岳(2967メートル)、くっきり。
伊那谷をはさんだ向こう側には中央アルプスの山並みが屏風のよう。
肩ノ小屋から登ること小一時間、
北岳登頂♪
途中、たくさんの高山植物がいい具合に咲いてました。
もちろん花に興味はありませぬ。
故に、もちろん名前も知りませぬ。
北岳からはこれまた僕の好きな日本4位の間ノ岳(3189メートル)や農鳥岳(3051メートル)ら南アルプス南部の山々が。
その後、八本歯のコルで展望に別れを告げ、大樺沢を下る。
左手にバットレスを登攀するクライマーを見ながら
いつか僕もあそこを登ってみたいなぁなんて思ったり、
雪渓の上を歩きながら、
冬のアルプスも登ってみたいなぁなんて思ったりしながらね。
しっかし、
1700メートルの下りは長かった!
前回学生時代の時はこれを一日で登って下りてきたんだっけ(呆
いやはや、信じられんわ(笑
今回、まずまずの天気に恵まれて暑すぎもせず、寒すぎもせず。
あゝ楽しき登山。
前回、両神山で危ない目を見ましたが今回は全く問題なし。
でもね、登山するならやっぱりテント泊+自炊だよな。
ってことで
今度登る機会があったらテント背負って白根三山縦走がいいな♪
Posted at 2013/07/29 00:21:28 | |
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