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2022年05月04日 イイね!

サーキットでのリスク管理

サーキットでのリスク管理
バイクでサーキットを走るようになってから11年が経ちます。
その間、サーキット走行中にミニバイクでの転倒は5、6回、
ビッグバイクでの転倒も2回
ミニバイクの転倒では鎖骨を折る大怪我もしました。





幸い他車との接触転倒はありませんが、
ヒヤリハットは数知れず。
FSW、筑波、モテギ、鈴鹿、袖ヶ浦、トミン、茂原ツイン、桶川、鈴鹿ツインと大小問わず沢山のサーキットを走ってきて転倒を避けること、ヒヤリハットをなくすための自分なりの注意ポイントは次のとおり。





その一、走行ラインをズラす
レースと違ってサーキットでのスポーツ走行はライダーの技量もバイクの性能もまちまちです。
前車との速度差や思いがけないブレーキ、予想外の動きで接触、追突事故に至る例は少なくありません。
特にストレートでの追突は大事故に発展する可能性が大きいです。
前車の真後ろに付かず、ストレートでの走行ラインをズラして走ることは追突を防ぐ有効な手段だと思います。





その二、イン刺しは最大限の配慮と注意を。
クリッピングポイントを目指してバンク中の前車のイン側に飛び込むのは物凄く危険です。
レースではオーバーテイクのために欠かせない走り方ですがスポーツ走行でやるのは自分はもちろん相手も危険に晒す行為です。
コーナリング中に後ろからイン側に飛び込んでこられたら車体を起こすしか回避方法が無いわけだけど、バンクしてる最中にブレーキを調整して車体を起こすのはかなりのテクニックがないとできません。
避け切れずに接触転倒するか、何とか車体を起こして接触を免れてもそのあと再度バンクできずにコースアウトして転倒するケースも少なくありません。
先日の筑波でも最終コーナーでそーゆー接触事故が発生して追突された方のライダーは救急車で運ばれて行きました。
コーナリング中のイン刺しは極力しない、するとしても前走車がバンク状態に入ってる場合は最大限の配慮と車間距離を取ること、ですね。


その三、タイヤ管理と頑張らないブレーキ。
サーキットで一番多いのは単独転倒。
原因は主に3つ、スリップダウン、ハイサイド、コースアウトです。
スリップダウンとハイサイドはタイヤの温度管理とトラクションコントロールの設定で大部分カバーできます。
でもやっぱりコースイン直後は細心の注意が必要。
特に寒い季節や新品タイヤでの走り出しは強いブレーキはかけない、バンクは最小限に、です。
コースアウトの方はブレーキングを頑張り過ぎないことに尽きますかね。
フルブレーキ中はバイクはバンクできません。
フルブレーキしないと止まり切れない速度でコーナーに侵入することは避けないとアカンです。


最後に、走行中に雨が降ってきたら減速してとっととピットインすること。
一昨日、トチプー氏とMr.シンとモテギを走ってきましたが、
二本目走行終了間際に突然の雨。
レッドクロスとオイル旗が振られましたが、直前までドライコンディションだったせいか、速度を落とし切れずに転倒するライダーが続出。
そんな中、Mr.シンの目の前で一台のバイクが転倒、滑走。





低速コーナーでのフロントからのスリップダウンと思われます。
救急車も入らなかったので転倒したライダーさんは無事だったかと。
さすがのMr.シンも冷汗をかいたみたいです。
巻き込まれなくて本当に良かったねー


個人的にサーキット走行は公道以上に安全だと思ってます。
人や自転車が飛び出すこともないし、交差点もないしね。
とはいえ、速度域が高いのと、アドレナリンが出て無理しがちなのでリスク管理は超大事です。

以上、自戒も込めて。



Posted at 2022/05/04 22:33:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | アプリリア | 趣味

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