
翌朝、4時半に起きて暗闇の中を歩き始めました。
木々の間を星がチラつきます。
次第にあたりが明るくなり始めた頃、
その木は唐突に現れました。
「縄文杉」
屋久島の象徴とも言える最大級の屋久杉
標高1,300m、世界自然遺産登録エリア内に生息する、樹高25.3m、胸高周囲16.4mの杉。推定樹齢 2,170年〜7,200年で、現在確認されている中で最大の杉です。
名前の由来は縄文時代から生きているという説と幹の造形が縄文土器に似ているからという説があります。
(屋久島観光協会のHPより)
登山しに屋久島に来たのであって、
杉の木を見に来たわけじゃないけれど、
この巨大な老木だけは見られて本当によかった。
朝陽を受ける縄文杉に
7200年も生きてるってどーゆー気分?って聞いてみたい気がしました。
そこから先は屋久杉オンパレード
大王杉、夫婦杉、仁王杉、翁杉…
杉にたいして興味がないであろうみんから民のために杉の画像は割愛しますが、一つだけフォトジェニックな杉を紹介
「ウィルソン株」
切り株の中が、大きな空洞になっており、そこから見上げる風景にハートが!という人気スポット。縄文杉登山の途中で、荒川登山口から約3時間、標高1,030mの地点で出会うことができます。高さ5m、周囲13.8mの屋久島最大の切り株です。
伐採時の樹齢は3,000年と推定され、天正14年、豊臣秀吉に献上する際に伐採されたと言われていますが、正確な情報は不明です。1914年、植物学者A.H.ウィルソン博士によって発見され、世界的に報じられたことに由来し、名前が付けられました。
(屋久島観光協会のHPより)
ウィルソンさんは洞窟と勘違いして雨風を凌いだとか
いったん山を下り廃道になったトロッコの線路の上を歩きます。
昭和の時代までは切り出した杉を運ぶために使われてました。
「日本百名山」を著した深田久弥はこのトロッコに乗って登山口まで行ったと記してます
ここは歩きやすかった
縄文杉を目当てに来る場合、荒川登山口からトロッコ道を通るのが最短ルート
それでも往復8時間はかかりますが
登山道はトロッコ道から再び山深い森に分け入ります
「苔むす森」の名が付けられた森で映画もののけ姫のシシ神の森のモデルになったことでも有名です。
モロやこだまはいませんでしたがヤクザルは沢山おった
トチプー氏めちゃビビってた笑
歩き始めて6時間、太ももが悲鳴をあげ始めた頃、白谷雲水峡のバス停に到着しました。
でもバスが来るのは2時間後。
早く風呂に浸かって汗を流したいのでタクシーを呼びました。
干潮時にしか入れないというワイルドな海中温泉と迷った結果、ワイルドなのはもーいーやとリゾートホテルの日帰り湯にしました。
屋久島は火山島ではありませんが、地下水が深部の花崗岩体によって温めら
れ,それが密度差によって上昇してきたものだとか
自然ブラボー!
ラウンジのテラスで屋久島に乾杯!
(行ったことないけど)まるでハワイ島みたいな景色🏝️
温泉はとろみがあってオジなのに肌スベスベになりました。
夕飯の代わりにタンカンパフェとタンカンクラフトビール🍺
スイーツオジ万歳
帰りの飛行機の時間です。
グッバイ屋久島、また来る日まで
帰宅して嫁さんに屋久島良かったよーって
写メ見せたら来年行く!だってさ笑
これにて屋久島旅行記 完!
Posted at 2025/10/01 08:32:41 | |
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