
あれは確か19年前
初めてオートバイに興味を持ったきっかけはハーレーでした
心を奪われたのは足を前に投げ出して乗るクラシカルなハーレーじゃなくて
883ccのパパサンことスポーツスター
大型二輪免許取ってパパサン買うぞーと勢いこんで教習所に通ってる最中に何故か予定外の結婚笑
100万円のハーレー買う余裕は無くなりました
中免で乗れるパパサン代わりのバイクはないかなと国産アメリカンを物色した結果、これいーじゃんと思ったのがホンダのスティード
当時はバイクのこともエンジンのこともなーんにも分からず単気筒とツインと四気筒の違いすら考えたこともなく
見た目の好みが全てでした
そんな折、仕事でお世話になっていたバイク好きの人から
ヤマハのSR400もいいよって勧められました
調べてみたらこれぞオートバイって姿形のバイク
最初はなんか見た目が鈍臭いなってイメージでしたが
カスタム車両を見たらどれもすごくカッコいい
結局さらに予算を絞り車検のない250ccの単気筒を購入しましたが
あの頃は毎月ストバイを買ってカスタムバイクの研究に勤しんだっけ
その後、少し余裕が出てきたので大型二輪免許を取得し、何買おうかってバイクカタログを眺めててビビっときたのが真っ赤なドカティ999
何この近未来感すげー!
まるでアキラのバイクじゃん!
欲しいなー、値段230万?
たっか、無理!
でも欲しいなー、値段230万かー
やっぱ無理!
なんてしょうもない逡巡を繰り返していた頃
愛読していた漫画の主人公が乗ってるバイクがRS250ってアプリリアのオートバイだと知りました
RS250は既に生産終了していたのと大型バイクが欲しかったので
999の次にカッコいいと思った同じアプリリアのリッターモデルを買いました
それがこのRSV1000Rでした
サイドカウルのライオンマークがたまらなくカッコいい
斜め後方にカチ上がった左右二本出しのマフラーも素敵
今でもこのバイクのデザインが大好きです
どの位気に入ってたかって、一度峠で全損にして同一年式同一カラーのモデルを買い直したくらい気に入ってました
もし安い中古車が出たら3代目買っちゃうかも笑
だけどここで誤算が。
RSV1000Rはどこまで回しても官能的な甲高い音にはならんかったんです
V型のそれもツインエンジンなので当然ですが当時は本当に何も知らなかったんですよ
最初に首都高を走った時、アレ?何でこんなに低い音なの?って思った記憶は今でも鮮明です笑
エンジンをもっと回せばきっと甲高い音になるんだろうと信じていた自分の無知さが懐かしい
RSV1000Rの見た目や乗り味に不満はありませんでしたが、甲高いエグゾーストノートに対する憧れは次第に増すばかり
そしてそんな折に手に取った雑誌モトナビ創刊号のMVアグスタ F4セリエ・オロの記事
す、スーパーカーサウンドだとう?
オルガンマフラーやカウルの造形の魅力もさることながら活字からは伝わらない音への憧憬は募るばかり
そっから先はたぶん既にどっかで書いた通りで今に至ります
人の好みはそれぞれだと思いますがオイラの二輪の好みの歴史はこんな感じです
そして一周回って今はこんなオートバイが欲しいです
サーキット走行を引退したらいつか絶対買おう
そんな夢を見ています
Posted at 2021/04/21 20:07:14 | |
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