
サーキット走行はサマーブレイクに入りましたが
夏山シーズンがインです⛰
暑い下界を離れ、涼を求めて八ヶ岳連峰の天狗岳をチョイスしました。
南八ヶ岳のアルペン要素と北八ヶ岳の原生林要素のいいとこ取りの山です。
午前8時半、
唐沢鉱泉前の駐車場からいつものダメンバーと登山開始。
暫くは苔むした白樺の原生林が続きます。
気温は低めですが湿度が高いので汗が吹き出してきます。
これはしんどい!
30分ごとに休憩して水分補給しながら登ること約二時間、よーやく目指す天狗岳が見えてきました。
だけど頂上はまだまだ。
傾斜のきついガレた山道をさらに30分ほど登り続け、
西天狗岳(2646m)山頂に到着です!
隣の東天狗岳(2640m)より少し高いのでコチラが天狗岳の主峰ですね。
湧き立つ雲で遠くの山々は見えませんでしたが、
南には赤岳や阿弥陀岳、横岳といった八ヶ岳の主峰群。
北は蓼科山に続くなだらかな北八ヶ岳の山々。
同じ名前を冠する山なのに北と南でこれほど変化に富んだ山域は珍しい。
太古の昔、噴火か何かで山の上部が吹き飛んで八つに分かれたものの、それまでは富士山より高かったという言い伝えのある名山でございます。
いったん鞍部に下り、東天狗岳に登り返します。
相変わらず雲は多めだけど照りつける日差しがない分、吹き抜ける風が心地いい。
しかしここからの下りがハードでした。
直径1メートルくらいの岩がゴロゴロしてて登山道が曖昧。
岩の上を進むのでバランスを取りにくく苦労しました。
ちなみに岩場の道は足を挫き易いのでハイカットでソールの頑丈な登山靴がオススメです。
そろそろ膝がガクガク言い出した頃、黒百合ヒュッテに到着しました。
名物というビーフシチューとランチビールで生き返りました。
そーそー、今回の天狗岳登山のお目当ては、
今の時期しか咲かないという黒百合を見ることでした。
自然界に黒い花はあまり咲かないらしく、
レア色ポケモン的な存在と聞いて俄然見てみたくなった次第です。
テント場の辺りをウロウロ探し回ったものの見つからない…
こりゃ人に聞くのが手っ取り早いと山小屋のスタッフさんに聞いたら
案内しますよと
わーい、ありがとうございます!
そしたら登山道を逸れ、鹿避けネットをくぐり…
そりゃ見つからないはずだわ…
結果、
ありましたー♪
例年より気温が高めで枯れてしまった花も多いらしく、
まだ咲いていたのはチラホラという感じでしたが見られたのはラッキーでした。
わざわざ案内してくれた黒百合ヒュッテの方に感謝です。
天気もまずまずだったし、黒百合も見られて満足な登山でした。
歩行時間7時間、3000キロカロリーを消費して15時半に下山。
唐沢鉱泉の日帰り温泉は15時で終わってて入れず、
諏訪南インター近くの洗い場すらないガチ秘湯風の野天風呂で汗を流し、談合坂SAで夕飯を食べて帰宅しました。
今回の足グルマはタイトル画像のパッソ。
トチプー氏の奥様のクルマです。
可愛らしい見た目のくせに大人3人と登山装備が余裕で積めます。
走りの方は…軽自動車レベルです笑
時速100キロも出すと足回りがフワフワし出して怖い…
上り坂はまぁまぁ大変。
意識してアクセルを踏み込まないと100→90→80キロとどんどん減速。
さては大和トンネルや小仏トンネルで渋滞の原因を作るのはコイツだな!
おかげで追越車線に移れば煽られるわ
サービスエリアでは道を譲ってもらえないわ…
皆パッソに優しくないな…
逆に言えば高速道路や山道でパッソをちゃんと運転できたら大抵の車は余裕で運転できると思います、いやマジで。
そーゆー意味でパッソ舐めんな!と思った日でした笑
Posted at 2022/07/10 09:38:23 | |
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