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えぷしょんのブログ一覧

2014年05月19日 イイね!

AZ-1 ECUチューニング(長文注意)

えぷしょんです。

アレをナニするブツが届きました。



ほい、追加基板。
もう既にムフフなROMが刺さっておりますが。

早速ECUを分解。



お馴染みF6AのECU。
ちょっとだけワークスのやつとは部品点数が違いますが、ほぼ同じ物でした。

さて、まずECUに付いている、CPU(MPU)の取り外しです。

まあ、ここは本業なんで、吸い取りマシーン(ちうちう二号(仮称))でハンダ吸い取り。ぶいーんと自動ポンプで楽チンです。



外れました。

外したCPUの部分にICソケットを付けます。
本当はソケットは使いたくないのですが、ソケットを使わないと、下にある部品とのクリアランスが取れないので仕方ありません。



振動の事を考慮し、下に絶縁スポンジを貼ります。

モノはついでで、ECUのコンデンサも交換しちゃいます。

なんだかんだで20年経ってますから、設計寿命は当然過ぎています。
この頃のデンソー製のECUは非常に良く出来ていて、コストの掛かるタンタルコンデンサを多用し、電解コンデンサの使用を極力抑えてあります。

実際このECUにも2つしか電解コンデンサは使用されていませんでした。

前のビートはコンデンサが劣化して、エンジンは不安定になるわ、スピードメーターは動かなくなるわで大変でした。

あ、ビートのECU、何時でも修理しますよ〜(^^;

さて、交換するコンデンサ。

電解液等が進化し、20年前より小型化しています。車なんで、耐久性を考え迷わず105℃品を使います。



もっともっと昔の基板もウチでは修理しますが、1970年代の基板なんかは、コンデンサを全交換すると、基板自体がスカスカになり、逆に不安になります(^^;;
この頃のコンデンサは今のコンデンサの5倍位の大きさがありますから(^^;

さて、コンデンサ交換が終わったら、外したCPUを追加基板に取り付けをします。

F6AのECUはCPUとROMが一体となっていますが、追加基板に取り付けたCPUの部分だけ使用し、IFICにより、マップは外部ROMから読み出しをします。

使うROMは27c256。たったの8kBしかありませんが、十分なんです。しかも割と余ってます。

さて、元のCPUを追加基板に取り付けたら、追加基板をECUに取り付けます。



完成〜*\(^o^)/*


ここからは余談

こんなECUでもバッテリー電圧に応じてインジェクタの噴射時間を微調整したり、様々な安定化対策が取られています。

極寒の時も真夏でも、高地でも低地でも、安定したアイドリングや走行性能が保てるのは、このECUに詰め込まれたノウハウの賜物なんです。

ただ、数万台、数十万台で皆入れるガソリンの質も使用環境も違う中、どうやったら全台数安定した品質を保てるかと言うと、ある程度の安全マージンを取らないといけません。エンジン自体の設計強度も十分に考慮する必要があります。

日本の自動車はガソリンの質も良く、リミッターや馬力の自主規制も存在するため、設計は楽とも言われています。

このF6Aツインカム。

元々ポテンシャルが高いのは周知の事実。

逆にターボ付けて自主規制の64馬力に抑えるのが大変なエンジンであると言えるでしょう。

なので、マフラー、タービン、エアクリ、ECUさえどうにかすれば、全く別物なるのは当たり前なんです。

しかし、街乗りベースの車ではカリカリにしてしまうのは、音量や寿命、環境など、リスクの方が大きくなってしまいます。

なので、安全な範囲でマージンを削り、本来のポテンシャルに少しでも近い状態にするのが良いと考えます。

しかし、リスクは絶対的に増えます。

リスクを軽減する為にハイオクガソリンを入れ、オイル交換のサイクルを早め、、、両立させるのは非常に難しいですが、自分で維持出来る範囲でのチューニングが1番いいんです。

お金があり、レース場でしか乗らないセカンドカーならギリギリまでチューニングして、最高のポテンシャルを引き出せるのですが、私の場合はお金もない、セカンドカーにするつもりがまさかのメインカー´д` ;

金も無い!´д` ;

あるのは電子回路のちょっとした技術と専用工具、優しい車屋さんと頼もしい車好きの仲間。

あと、

空転する程バリバリの

ロマン´д` ;

これだけで何とかやってます。

さて、話しが逸れていますが、ROMの中身。

マージンちょっと削ってリミッター外したぶっちゃけN1に

酷似した

内容です。

今回書き込まれてるデータは私が書いたものではありませんが、何故か手元にあるN1らしきデータと非常に良く似ているとだけ言っておきましょうか。

あ、先に言いますがN1は非常に良く出来ています。流石知り尽くした人が書いたノーマルエンジン用のデータで有る事は間違いありません。

逆にN2の方が荒削りに感じます。

まあ、壊さない様にする為には仕方ないですね。

細かいツッコミは無しで、気になる人は以前ノーマルROMの限界に挑戦しN2相当にした私の過去のブログが参考になるかと思います。



さて、インプレッション〜*\(^o^)/*

ノーマルエンジン、ノーマルタービン(ワークスCR22S用)マフラー、エアクリ交換済み。
ブーストもノーマルのままテスト。

F6AツインカムノーマルECUは下が薄くて上が濃いのですが、今回のROMは上手くバランスの取れた状態になっています。

まず4000回転位までが変化したのを体感出来ます。

力強く乗りやすい。

何処からでもグイグイパワーが出ます。

そこからのかったるい上の回転数(7000rpm〜)もスムーズにフケ上がります。

まあ、タービンもブーストもノーマルなので、数十馬力が一気にアップしたワークスの時とは違いますが、相当乗りやすく感じました。

とりあえず、間違い無いのはブレーキに少し不安を感じる様になった事は確かです´д` ; 慣れもありますが。

とにかく何処からでもパワーが乗る。

正直HT07Aワークスやカルディナのドッカン馬力に慣れていたので、ノーマルのAZ-1は少々つまらなく感じていました。

このROMに変えて、スマートに二皮剥けたような感覚になりました。

間違い無く体感出来ます。
しかし、激変では無く、非常に良い状態に変化が体感出来る程度です。

プラグを8番に上げ、ブーストを1.1程度にすれば、激変が体感出来るでしょう。

ノーマルの圧力センサーは1.1kを超えると飽和してしまうので(個体差有)ノーマル圧力センサーの場合は1.1位迄が限界です。1.1迄はノーマルでもMAP自体は追従するように設計されています。

それを超えると圧力センサーの入力があまり当てにならなくなるので大体で濃く書くだけになると思います。

この辺を詳しく書き始めると点火時期やらなんやらキリがないのでこの辺で終了。

ブーストコントローラーを取り付ける前に、しっかりとした点火が必要。次は手軽に点火チューニングをしてみようと思います。

ほらね、チューニングスパイラル´д` ;




















Posted at 2014/05/20 00:48:46 | コメント(6) | トラックバック(0)
2014年05月17日 イイね!

AZ-1 アンテナ加工

えぷしょんです。

今日は色々やろうと意気込んで車屋さんに行って、着いた瞬間に

仕事の電話´д` ;

隣の市街地まで行く羽目に。

何もしないのも悔しひので、アンテナのショート加工。

AZ-1のアンテナは70数センチ。

割と長い。

どういう計算でこの長さになったかは不明。波長も微妙に割り切れない。

チョンマゲの1番後ろに無線の小さなアンテナを付けようと思ってるんですが、チョンマゲより長いアンテナは干渉もするし、結構邪魔。

なので、切る!

と、その前に波長計算。

まあ、気にしないでいいと言えばいいのですが、一応。

今回はFM周波数帯域に合わせてみようと思います。

中心周波数を88MHzとします。

波長は3.406732477m

3.4mの8分の1として、425mm。

まあ、この位で切れば大体大丈夫でしょう。

ニッパーで躊躇もせずバチリと切る。

グラスファイバー製なので簡単に切れます。

最後に先端のゴムキャップを付け直して終了。



大分スッキリ。

肝心の感度ですが、特に感度が落ちたとかは感じません。

元々今のコンポがあまり受信感度が良くないみたいですので、変化がわからない位の差です。

ぶっちゃけこの二分の一でも変わらないと思います(^^;;

短くなると、波長の長いAMの方が影響受け易いかもしれません。

AMも受信して見ましたが、全放送局問題無く受信可能でした。

それより、無線機付けた時のラジオアンテナへの送信時干渉の方が気になってます。

真後ろで20wも出されたら、BPFがしっかりしてないと、コンポのアンプまで周り混みそうですな(^^;;

まあ、長いなと思ってる方はショートアンテナ買うのも手ですが、私の様に切るのもアリだと思います。

走行中あまりブラブラしなくなるので、見た目もいい

ハズ

ですよ(^^)

Posted at 2014/05/18 00:11:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年05月16日 イイね!

AZ-1 アイツをイヂる!

えぷしょんです。

注文しちゃいました。

追加基板とROM

ふ、、ふふふ。

ああああああああ!

ドツボにハマるやん!何やってんの!?

今回は某アレなアレっぽいデータがあるので、苦労する事は無いかと。

しかし、アレのデータで満足出来るかは、乗ってみて考えます。



Posted at 2014/05/16 21:11:48 | コメント(1) | トラックバック(0)
2014年05月15日 イイね!

AZ-1 ワイパーアーム交換

えぷしょんです。

先日注文し、欠品でバックオーダーになっていたワイパーアーム。

予定より早く、今日到着しました(≧∇≦)

いやあ、ABCミーティングの週って聞いていたので間に合って良かったです。^ ^

早速車屋さんへ。



うお!箱でっかい!

厳重に梱包してあるんだなぁ、、、



あ、あり?

ぽーんと入っているだけ。

もう、本当にそれだけぽーんと。

しかし箱のシールを確認すると、、、



緊急 の文字が。

ありがたやありがたや。

んで早速取り付け。



新旧を比べる。

古い方はサンドブラストしましたが、虫食いが酷く、諦めてツヤ消し黒で塗装しましたが既に錆びが発生していました。



装置!!

ん〜、新しいってイイね!

運転中目について気になっていたので綺麗になって良かったです。

金額は三千何百円か(後清算の為失念

とりあえず、今回の注文で一定数は在庫になったと思いますので、錆びてる方は梅雨前に交換してみては??

部品番号 P100-67-321 ワイパ アーム












Posted at 2014/05/15 21:46:51 | コメント(1) | トラックバック(0)
2014年05月13日 イイね!

AZ-1 エアコンカチカチ病修理

えぷしょんです。

AZ-1のエアコンコンプレッサーが不安定に動く件の修理です。

アンプのコンデンサは正常値でしたので、情報をいただきました、ポテンショメーターの状態を確認します。

うーん、確かに抵抗値の変化が不安定。

急にオープンになったりします。

これって暖房時はコンプレッサーが入らない様にする可変抵抗の様です。

配線図を確認。

んあ。エバポセンサーに直列で入っている可変抵抗です。

これがたまにオープンになるって事は、エアコンアンプがエバセンサーの故障と判断して、コンプレッサーを止めるって事ですね。

よし、要らない(ぉぃ



まず、ふぬぬぬっ!と、横腹がサイドシルで痛いですが、手を突っ込んでカプラーを抜く!

次に、分岐タップをちょっと加工、二本の線が真っ直ぐ通る様にニッパでケーブルのストッパーを切る。



そいつをカプラーから出ている二本の線にかまして、ショートさせる。

ブラブラしてても邪魔なので、カプラーを元の位置に戻す。

これだけで、一発安定動作になりました。

カチカチも一切無くなり、寒い位キチンと効きます。^ ^

弊害としては、コンプレッサーの入る時間が長くなるので、クール全開の位置以外での燃費がノーマルに比べ悪くなる事でしょうか?

ただ、AZ-1のエアコンで暖房状態では、コンプレッサーの入る時間が短過ぎて、曇りなんかが取れにくいので、曇り取りの効果は格段に向上します。

不安定でカチカチ動いてコンプレッサーを壊すより、全然良い結果ばかりだと思います。

さて、コンプレッサーがちゃんと入る様になりましたが、こやつ、案外馬力を持って行く(^^;;

前回のブログで書いた、アクセルカットスイッチについて調べてみます。

まず、アクセルカットスイッチのピンの位置ですが、ちょうど3ピン空いてる部分のど真ん中です。



赤いテスター棒が刺さっている位置です。

まず、アース間の電圧測定。

約12Vです。

次に、テスターを電流モードにして、テスターの黒棒をGNDに接触させる。

その瞬間から5〜6秒間コンプレッサーが切れる。

ヤッター!!アクセルカット生きてる!

電流値は0.01A以下

とりあえず電流は殆ど流れない事もわかりました。

電流が流れないので、スイッチは何でもいいですね。但し、耐久性のある物が望ましいです。

残念ながら、パワステを外したワークスは、オートマの為、アクセルカットスイッチは付いていません。何故か。

理由は簡単。

オートマの場合はアクセル全開にすると、キックダウンする為に危険なんですね。

マニュアルの古いスズキ車なら付いていると思いますが、なかなか無い(^^;;

何かで流用した方が早そうです。

次に考えたのが、スロットルポジションセンサーからの線。

F6Aのマニュアルエンジンは、スロポジの全閉がIDL全開がWOTという信号線でECUアースに落ちる様になっています。

しかし、絶対にWOTに接続してはいけません。

ECUから出ている信号線は5Vなんです。

先程測定したエアコンアンプの信号線は12V。共通には出来ません。

まあ、WOTは全開と言うより8割位でアースに落ちるので、微妙に早く切れて逆に使いにくそうですね。

やっぱり、アクセル全開、しかも1番奥まで更にチョンと踏み込んだ時に車が軽くなる感覚が良さそうです。

よーし!スイッチ探そう(≧∇≦)







Posted at 2014/05/13 23:47:59 | コメント(1) | トラックバック(0)

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