1/64 京商 日産レーシングカーコレクション ニッサン R381

こちらも再開、続き。
「怪鳥」と呼ばれた、某シャ○ラルちっくな可変スポイラーが特徴の車です。
ニッサンがR380に代る車種として、そして今までより一つ上のクラスであるFIAのGr.7規定に合わせ製作したマシンです。

後ろから。
エンジンは本来は純ニッサン製のV12の予定が遅れ、Can-Am等々で活躍していたシボレー製V8、5.5リットルにスイッチ。
しかしまぁこのリアビューも大きな特徴ですね。本当にばっさり切り落とした感満点です。
実際にもGr.6として作っていたプロトではスペアタイヤを載せるスペースが必要だったのですが、Gr.7へと変更となったので不要となりこんな姿に。蒲鉾のようです。

横から。
本当にCan-Amマシンそのもののシルエットです。
この特徴的な可変ウイングの構想自体はシャ○ラルが先ですが、そこから更に日産ではサスのジオメトリ変化も考慮した、一歩進んだ設計思想でした。
こちらも故櫻井さんの設計。

前から2
この時代のレーシングカーはスポンサーも少なくシンプルなカラーリングです。
完成度は相も変わらず高いですが、ミラーの向きがちょっと？

比較1
はこの前モデルR380-Ⅱと。
Gr.6からGr.7へと進化したので全く違う車になっています。
カテゴリーだけでなくターゲットとなるレースも異なった雰囲気で、正にル・マンからCan-Amへといった所でしょうか？

後ろから比較
ロングテールとカムテール。
ヨーロッパ的からアメリカ的へ。
43だとエブロが出していますが、何時でも買える気がして持っていませんがこうして64で揃うと欲しくなってしまいます。