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イイね!
2010年06月24日

マスタードライバー成瀬さん、ご逝去・・・

会社で天気予報を確認しようとYahoo!を開いた時に飛び込んできた訃報・・・

トヨタの成瀬氏、事故死

トヨタテストドライバーの頂点であり、世界でもトップクラスのテストドライバーである成瀬弘さんがニュルブルクリンクサーキット近くの公道で対向車と衝突し、お亡くなりになったそうです・・・

豊田章男社長が就任以降、トヨタの味作りのマイスターとして章男社長の厚い信頼を受けていたこともあり、また国産初のスーパースポーツ・レクサスLFAの開発ドライバーであることから一躍有名になった成瀬氏ですが、そのLFAをドライブ中に無くなると言う悲劇になってしまいました。

成瀬氏のLFA以前の代表作といえばJZA80スープラですが、国産スポーツが筑波ラップの優劣に明け暮れていた時代に、コントロール性を最重要視し、今でもFRのお手本の一つとなる車に仕上られており、成瀬氏の良心の具現化とも言える車でした。
実際同時代の国産車では唯一ニュルを安心して走れる車だったとも言われますし、国内サーキットでの車載カメラによる走行シーンを見ても、スープラは明らかに安定した挙動を示していたことが思い出されます。


事故はニュルブルクリンクのサーキット内ではなく、その近くの公道で起きています。
今は余りにも情報が少ないのでどちらが原因の事故かは断言が出来ません。
これは今後の同一当局の検証が待たれるところです。

ただ、気になる点は・・・



この画像が一番よくわかるのですが、LFAのルーフが踏み潰されたように壊れている点です。
つまり、ここから推測するにBMW3シリーズセダンが衝突の際にLFAに乗り上げているのではないかと。

と、なるとあくまで推測ではありますが、BMWが相当スピードを出していたのではないかと言う懸念があります。
そうでなくとも衝突後の位置関係からして、LFAは明らかにBMWに押し出されている感じではあるのですが・・・

LFAの成瀬氏が死亡、BMWのドライバーが生存ですが、BMWのフロントガラスは明らかに何かしらかの物体が室内側からぶつかっている形跡があるので、BMWのテストドライバーの1人もフロントガラスに衝突している可能性があります。

となると、BMWは何かしらかのテストプログラムを実施しており、ヘルメットを被っていた。故にこれほどの事故でも生存でき、対して成瀬氏のほうは通常の移動でヘルメットを被っておらず、シートベルトとエアバックのみでしかもルーフに衝突されている為亡くなられたと言うことでしょうか。

聞く話ではニュル近くの公道でもテスト走行をすることもあるらしいですし、そもそも国情が違いますから公道でのテスト走行に対して云々する気はありません。
BMWのドライバーも車輌開発の一環として走っていたわけですからね。


しかしトヨタにとっては極めて大きな損失です。
とても偉大な人を無くしてしまいました。
もちろん、成瀬氏の育て上げたトップガンたちがいるので、今後の車輌開発に際してトップガンたちが成瀬さんの意思を継いだ素晴らしい車を作ってくれるでしょう。
章男社長もそれを強力に進めていただけるでしょうし・・・

今はただ、ご冥福を祈るばかりです・・・

【追記6/24 23:15】
風呂に入りながらゆっくり考えてみると、どうにもわからん事故だなぁと。

事故はゆるい左のブラインドコーナーの入り口で、事故車はイン側にいる。
で、LFAは路面に対しほぼ正対しているのに対し、BMWは頭をイン側に向け、テールがアウト側に大きく張り出して(=右方向に回転モーメントが働いて)いる。

LFAと3シリーズは320iならほぼ同重量だけど、335iなら100kg以上3の方が重い。

ひとまず画像を見ると、衝突の際に車体に回転方向のベクトルがかかっていたのが3の方だけ。

3に働いた回転モーメントは、車体右側に衝突の応力が集中したことによるものなのか、右方向にステアリングを切り込んだことによるものなのか。

ステアリング操作による回転モーメントだとすると、反対車線に飛び出した車を避ける危険回避行動なら左側にステアリングを切るので、こういう状態にはならない。
しかし、右側への応力集中によるものなら、この状況も充分あり。

LFAがインに切り込んだとすると、クリッピングよりはるか手前でそんなにインに切り込む必要性が?

じゃあぶつかってかなり手前に飛ばされたんだとすると、そうすると衝突後の両車の間隔は衝撃により離れているのでは?

車輌重量が重く、はるかに速度が高いものに衝突されたならば押される形になるので両車の間隔は近くなるけど、こんなに綺麗にイン側に押されるのか?

どうも良くわからんなぁ。

英文記事によれば双方ともヘルメットは装着していたようで、LFAには計測機器が搭載されていたようです。
と、言うことは事故の状況はデータとしてしっかり残っているわけで、真相解明は何とかできそうです。

一部記事ではドイツ当局はLFAの車線逸脱として捜査を開始したようですが、はたして。
ドイツ企業が有利になるように捜査を進めるようなことは多分無いと思いますが(そもそもデータがあるから無理・・・あ、でもデータ押収してしまえばあれだが)、なんかいきなり結論出そうとしているのが引っかかるなぁ。
ほら、メルケル首相ってあれでしょ・・・
大丈夫かしらん。

ま、そもそも私自身がトヨタファンである時点で、私の記事はトヨタ擁護になっている自覚はありますので、公正さに付いては存分に疑問を持っていただいた方がいいです(^^;
それにしてもいろいろ情報が錯綜してるなぁ・・・
ブログ一覧 | 自動車雑記 | 日記
Posted at 2010/06/24 21:13:14

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この記事へのコメント

2010年6月24日 21:40
ここは緩やかな左カーブです。
ニュルは右側通行ですので、
おそらくLFAがインに切り込まなければこういう状況にはならない筈です。
もしBMWがアウトに膨らんだのなら、逆側の路肩でこういう状況になるはずです。
すぐにわかることと思いますが、ヘルメットを被っていたのはLFA側と思います。
運転していたのは成瀬さんではないかもしれません。
何れにせよご冥福をお祈りいたします。
コメントへの返答
2010年6月24日 22:01
ニュルはドイツですから右側通行であることは承知しています。
ただ、LFA側が逆走しているとは断言できないと思います。
LFAとBMWが完全に正対している状況でしたら、LFAの逆走が疑われますが、BMWがイン側に巻き込んでいるのが状況をややこしくしています。
車輌重量はLFAの方が軽いですから、物理法則的に見ればLFAは衝突後飛ばされる側になります。
そうなると、実際の衝突ポイントは車線中央もしくはアウト側と言う可能性も充分あるんです(この場合当然ぶつかったポイントは車が止まっているところよりももう少し画面奥の方)。
BMWがアウト側に膨らんだとしても、アウト側の路肩に停まるとは限りませんよ。
もしかすると、双方とも車線を逸脱(つまり車線中央)して衝突したかもしれませんし。

どちらかが車載カメラでもつんでいればはっきりするんですけどね。
とにかく成瀬さんのご冥福を祈ります・・・・
2010年6月24日 22:33
連コメ失礼致します。
私のプロファイリングが正しいのかどうかはさておきますが…

この事故はインに切り込んだLFAが引き起こした事故と見て先ず間違いないでしょう。
BMWが向かって左に振られているのはとっさに回避した為です。
しかし避け切れなかったのです。
因みにBMWの3シリーズとLFAの車重はほぼ同じです。

何れにせよ公式な見解がそのうち出ると思います。
LFAには数々の測定装置が積まれていたようですので、
憶測ではない合理的な結論が導き出されると思います。

このような事故がまた起きない様…
そして仮に事故が起きても人命が失われないような車作りが求められていると思います。

コメントへの返答
2010年6月25日 0:16
私の駄文にお付き合いいただき申し訳ありません。
私自身、トヨタファンですからそもそも前提として構成に見れているとは言い難いので、そこはご容赦下さい。

どうもこの事故、自分の物理的な知識と感覚で見ても、原因がよう解らんのですよね。
頭の中でFEM解析が出来るわけ無いので(当たり前)、感覚的に単純モデル化して想像するしかないわけですが、そうすると疑問がいっぱい。
少なくとも事故画像から原因の特定は難しいですし、どちらの過失とも結論付けられないです。

一つ言えるのは、自動車業界にとってとても偉大で重要な方を亡くしてしまったと言うことですね・・・
2010年6月25日 23:11
はじめまして。

私の現段階での私見ですが、HA-MAさんと同様に、
ドライバーの咄嗟の判断により、インサイドへの回避行動が、
最終的な衝突要因であると判断します。

まず、BMWの後方にイン側であろうブレーキ痕が見られます。
勿論、今回の事故によるものとの断定は早計ですが、仮定として織り込みます。

アウト側でなく、イン側というのは根拠があって、
BMWにとってはコーナリング終盤での状況で、アウト側には車体荷重が集中し、
逆のイン側は荷重が抜けており、タイヤロックが起こり易く、片輪のみのブレーキ痕になる状況になります。

つまり、BMWはセンターラインをはみ出す様にコーナリングしていたのです。
先の直線がどれくらいかは不明ですが、クリッピングを過ぎて加速する状況であったはずです。

一方のLFAは、コーナリング手前の進入姿勢を確保しつつブレーキングをしているポイントで、
コースのインサイドに寄っていたとは到底思えません。

この状況でお互いを視認した場合、ベテランのドライバーであれば、
物理法則でコントロールできうる範囲で回避行動を行いますが、
LFAから見て、BMWはコーナー終盤でアウトにはらんでいる様に見えますから、
コースのインサイドに空間ができると判断するでしょうし、LFAの車両運動性能からして、
そのくらいの動きは物理法則に則って可能な範囲でしょう。

LFAを熟知していれば尚更です。


BMWにとっては、コースのアウトサイドの一部を利用してのライン取りではありますが、
コーナリングの終盤とはいえ、コース変更の自由度は高く、本来の右側通行である、
インサイドへのコース変更を行う形でブレーキングしながらの修正であったと思います。

こうした、高度な運転技術を有したドライバー同士での状況判断が、
偶然にも悪い方向に働いたのだと考えます。


衝突自体は、停止位置でほぼ間違いないと思います。
車体の破損状況から見ても、LFAが下に潜る状況ではあったでしょうが、
互いの車両のキャビン部分を含めた後方部分が空中に浮き上がり、
互いのキャビンが接触するくらいに距離を縮めていたと思われます。

その後、少し離れるように着地したのだと思います。
結果的に、BMWの横から見たサイドパネル下端が少しだけ弓なりに曲がっているのが、
その痕跡と思われますし、CFRPキャビンのLFAは弾性変形により復元しています。


また、ドイツ国内での交通事故ですので、科学的な現場検証と、データ保存を行いますので、
事故現場の特異性も含めて、科学的に明らかになるものと思われます。

元々、日本以上に交通事故に対しての深刻な社会問題を抱えていた国ですから、
闇に葬るようなことは無いと思います。
コメントへの返答
2010年6月26日 19:06
コメントいただき恐縮です。

この事故をよくわからなくしてしまっているのは、LFAがブラインドコーナーの入口でイン側にいると言う点にあると思っています。

アウトインアウトのラインを取ろうとしているのならこの場所でインに居る訳は無いし、ならば飛ばされたのならもっと奥に破片があるはずだし、そもそもなんで衝突後の両車がこんなに近い位置なんだとか・・・

で、どうも破片の具合からするとやっぱり衝突位置は両車が停止しているこの位置で、つまり衝突時の運動エネルギーはほぼ同一(と言うことは、車重が軽いと思われるLFAの方がやや速度が高かった?)ということになりますね。

となると、LFAの位置はかなり不自然にイン側にあることに。

また、LFAについては衝突後にドアが普通に開いているところを見ると、アンダーボディ部分に関してはコクピット部分の変形はほとんど無いことになります。室内写真を見てもインパネは変形していないようですし。
で、ルーフの変形はひょっとしたら救出時にルーフをカットしたのかと。

そこで、成瀬氏がひょっとして病変で意識を失い、イン側に行ってしまったのかとも思ったのですが・・・

再び事故現場写真を見て気になるのは、いだちゃんさんの仰るとおり、現場の少し奥にあるブレーキ痕です。
当初オイル染みかとも思っていたのですが、衝突位置がここならそれはありえない。

となると、これはBMWのブレーキ痕と言うことになるわけで、ブレーキ痕が残ると言うことは、タイヤが若干ロックした=インリフトした内側車輪と言うことになる

イン側車輪がこの位置と言うことは、BMWの車体はアウト側車線にはみ出すことになるわけで、そうなるとLFAはコーナーのイン側ギリギリまで車を寄せて回避しようとすることになり、LFAの位置は納得できます。

いだちゃんさんの想定するシチュエーションだと、両車の位置関係等はかなり納得が行く状況になりますね。
また、LFAのルーフの変形も、ルーフカッターで切ったのかと思いましたが、よく考えればCFRPモノコックのボディをルーフカッターで切って曲げることはちょっと厳しいので、事故による変形と見たほうがよさそうです。

ひとつ気になる点としては、正面衝突時であるのにBMWのサイドエアバックが展開している点ではあるのですが、それだけ衝撃が強かったのか・・・

LFAは助手席側に写るエアバックのようなものはどうもビニールシートのような気がします(エアバックにしては大きい)
運転席側ではエアバックが展開しているように見えず、ひょっとしたらこのテストカーはエアバックをキャンセルしていたのかもしれません。
そうすると、BMWのドライバーがひとまず命は失わず、成瀬さんが無くなってしまった説明はつきます。

一部報道で成瀬さんの死因が頸部関節脱臼となっていますので、エアバック無による首の振られすぎだったのではないかと・・・


ドイツでの交通事故調査ですが、元々スピードレンジが高く、重大事故が起こりやすいお国柄ゆえ、科学調査やデータ保存などについてしっかりしているのは仰るとおりです。

ただ、それでも怖いのはリーマンショックからギリシャの財政破綻までの間(の経済停滞により)にドイツで想像以上に排他的思想が広まっていることで、メルケル首相も保護経済志向が強い(故、ギリシャ問題の時に他のEU各国から懸念された)ことなんです。

何しろこの事故の後、間髪いれずにドイツでレクサスの安全性に疑問を投げる声がこれ見よがしにあがっています。
ここ数年、EUの幹部車輌にレクサスのHV車が導入されたりして、ドイツではかなり面白くない、と言う風潮があったことは間違いないようですし・・・(定番車がメルセデスやアウディでしたからね)

ま、これが杞憂になればいいのですが、はたして。
2010年6月26日 21:53
トヨフリさん、コメントありがとうございます。

カーテンサイドエアバッグの件ですが、
BMWの車両停止位置と角度から推測して、
旋回モーメント(ヨー)が残っている状態での衝突と思われます。

また、オフセット衝突であるのが、
互いの右サイドフェンダーの破損から分かります。

反対の左サイドフェンダー、特にBMWの左ホイールは巻き込むようにねじれ、
旋回モーメントが相殺された結果、Gセンサーが横方向の衝撃を感知したと思われます。

キャビンの損傷も、両車のパッセンジャー(右)側の変形が著しく、
パッセンジャーの人命に極めて重大な影響を与えたものと思われます。

それと、LFAのルーフ部分については、
それほど大きな構造強度を持たせているとは考え難く、
タルガトップやオープンボディに近い構造であると思います。

CFRPでも瞬間的に大きく弾性変形しますし、
金属で言う塑性変形をせずに破断や折れとなります。
コメントへの返答
2010年6月27日 0:01
こちらこそお付き合いいただき、ありがとうございます。

BMWの車体左側にはどこにもぶつかった形跡が無いのに、カーテンシールドエアバックが展開した理由、なるほどそういうこともありえますか。

やはりそう考えるとこの2台の相対速度は相当高かったのでしょうね。
通常、オフセット衝突実験でサイドエアバックが展開することはありえないので、実験速度の64km/hどころではない速度がお互い出ていたんでしょうか。
まぁ実験速度程度なら両車とも乗員に大きな損害は無いはずですから、相対速度160km/h以上にはなっていたと考えるべきでしょうね。

LFAのルーフは確かに大きな強度は無いかもしれませんね。
実際モノコックとは言いつつも、一体成型されているのはフロアパン部分で、剛性の大部分をここで確保しているでしょうから、ルーフにはロールオーバー時の安全確保程度の強度にとどめている可能性はありますね。

東モのみんカラ特派員で取材した際、レクサスブースで説明員の方が「フロアパンが破損することはほぼありえない」と言っていましたが、事故車を見るとまさにそのとおりです。

私の学生時代の専攻は流体力学でしたので材料はそれほど詳しくないのですが、CFRPは破砕による衝撃吸収能力が高いと言うのは知っていましたが、瞬間的には大きな弾性変形をするのですね。
CFRPは変形しない(硬くて脆い?)イメージでしたので、ひとつ勉強になりました。

しかしBMWのテスターは2人であることは既に解っているのですが、LFAは結局成瀬さんだけの乗車だったのか、もう一人乗っていたのかが確定しませんね。
どうにも情報が少なくて困ります。

しかしLFAがエアバックキャンセル状態だったなら、有効にしていれば成瀬さんは助かったかも・・・そう考えるとなんだかやるせない気持ちです。
2010年6月27日 12:25
こちらこそ、憶測に過ぎないコメントに対してのご対応ありがとうございます。

CFRPですが、ご承知の通り、90度方向に織られた化学繊維を炭化し、
接着剤によって多層化、圧力によって余分な接着剤を追い出し、
密着させる製法となります。

これらの構造により、ある程度の弾性変形能力を有し、
繊維構造でエネルギー分散をしています。

自転車などで、アルミフレームよりもカーボンフレームが乗り心地が良いのは、
そうしたエネルギー分散能力の結果です。

エネルギー分散できない場合は、
繊維と接着剤が剥離したり(折れ)、繊維そのものの破断により破砕します。


いずれにしても、尊い命が奪われたことに変わりはありませんし、
これらを含めて、今後の改善へと繫げて行かなければなりません。

CFRPボディについては、まだまだ歴史が浅く、
今後もより多くの経験を積み重ねることが重要です。

また、各自の安全運転に対する心構えや、運転技術の向上、
物理法則の限界も知っておかなければいけないでしょうね。

改めて、成瀬様を含め事故による犠牲となられた方々に対して、
心からご冥福をお祈りいたします。
コメントへの返答
2010年6月27日 21:46
いえ、こちらこそお付き合いいただきありがとうございます。

たまにこういう突っ込んだ記事を書くと、自分の明るくない分野の知識を持った方に書き込んでいただけるので、とても勉強になります。

そう言えば炭素自体が減衰特性を有していましたっけ。
高専時代に、とある教授が「機械の微振動を伝わらなくするにはマウントに鋳鉄使えばいいよ」と言っていたのを思い出しますが、鋳鉄も炭素を多く含むので減衰特性に優れている(だからアルミブロックエンジンより鋳鉄ブロックエンジンの方が静か)なんてのもありますね。

CFRPもそもそもある程度の弾性変形を許容しないと、航空機の主翼等の構造材には使えない訳で、近年航空機に積極的に採用されているのも弾性変形を許容できるから、と言うわけですね。
うん、合点がいきました。


事故の原因は未だ解らない状態ですが、トヨタに望むことは成瀬さんの車作りにかける想いを受け継いでいって欲しいこと(これは章男社長の体制が続く限りは大丈夫だと思いますが)。
それと、この事故の経験を無駄にせず、CFRPボディの可能性をさらに突き詰めていって欲しいと言うことです。

成瀬さんのご冥福と、重傷を負われたBMWのテストドライバーの方々の一日も速い回復を心から願います。

プロフィール

HNトヨタフリークとして活動を始めて早10年以上。 現在は略称の「トヨフリ」をHNとしております。 インターネット接続を始めた頃はネット上でのトヨタファンっ...
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