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トヨフリのブログ一覧

2010年06月20日 イイね!

タミヤ 1/24 JZA80スープラ Part1

さてさて、フジミのプリウスも完成したことですし、次の作品に移りましょうか。


タミヤHPより。タミヤスポーツカーシリーズNo.123、トヨタスープラRZです。
JZA80の1/24としては唯一になります(1/25ならAMT、1/32ならアリイもあり)
キットは基本的に1993年デビューの最初期型を再現していますが、輸出仕様をかなり意識しており(キット自体も輸出を考慮している)、国内仕様最初期型には存在しない17インチホイール仕様になっています。
タミヤの悪い点で、一度出すと実車がマイナーチェンジをしてもまったく追いかけてくれないと言うのがありますが、ご多分に漏れずこのキットも実車がいろいろ改良されてもまったくそれを追うことはありませんでした。

なお、キットとしてはエンジンまで再現されたフルディスプレイモデル。同社でリリースされた国産トップスポーツとしてはR32スカイラインGT-RやZ32フェアレディ300ZX、ホンダNSXと同レベルの扱いとなります(FD3SアンフィニRX-7や三菱GTOはエンジンレスだった)。

私にとってJZA80スープラは今でもスポーツカーの中でも一番好きな車。
キットも今までに4台作っていますが、最後に作ったのは今から15年前のこと。
製作スキルはあの頃に比べて自分で言うのもなんですがかなり上がってはいるものの、好きな車だけになかなか手を出せずにいましたが、手付かずで積まれているキットが5箱wもあるので、いい加減手を出すことにしましょう(笑)




箱を開けて中のパーツ構成を確認します。
エンジン付のフルディスプレイモデルではありますが、パーツは極端に多いようなことはありません。
タミヤのディスプレイキットは機構系について意外とばっさりと簡略化しているので、そんなにパーツは多くないのです。フジミのハイメカやエンスーシリーズだと目眩がするほど多いですがw
簡略化された部分はディティールアップをすると効果的ですが、そのまま組んでしまってもそれほどみすぼらしくなることはないので、この辺は各自の判断ですね。

さて、前回製作記をご紹介したプリウスは基本的に市販車ノーマル状態を再現するほぼ「素組」でしたが、今回のスープラはノーマルではなくチューニングされた固体を目指そうと思います。

参考にするのはこれ
http://www.orido.jp/ridox/aeroparts/
ridoxスープラ。リンク先のページに載っているのは最終進化形のオーバーフェンダー装着モデルですが、今回作るのはもう少し前のオーバーフェンダー無モデル。
また、あくまでエアロの参考にするだけで、まったく同じデザインにするわけではないですが、参考資料としてご紹介しておきます。



まずはサイドステップ。ridoxスープラの特徴的な形状を参考にして作るのですが、純正アクセサリーのサイドマッドガードセットの下部に整流板をつけたような形状は3次元的でなかなか再現が難しそう。

そこで写真のように、1mmのプラ板を切り出します。



これをボディに接着します。
要はこのプラ板をガイドとしてエアロを作るわけですね。



接着は瞬間接着剤で行いますが、接着面が小さいからちょっと心配。
ボディとプラ板の間の隙間はポリパテで埋めてがっちり固定し、強度の不安を取り除きます。
また、実車ではエアロはあくまで後付けですからボディとエアロの間に見切り線が発生します。
そこで、その見切り線になる部分にマスキングテープを貼り付け、パテ盛りした後に見切り線を作りやすくしておきます。



リアクオーターにも同じようにプラ板でのガイドを作っておきます。



当然フロント部分もサイドやクオーターのスポイラーに合わせ、エアロタイプに変更します。
ridoxスープラではフロントはバンパーごと交換でしたが、今回はひとまずフロントに関してはリップスポイラーと言う形で行こうかと思っております。

なお、フロントスポイラーは一番下部に当たる部分の整流板を再現するため0.4mmのプラ板を使用。



そしてエアロを形作る為、エポキシパテを豪快に盛り付け。
今回使用したエポキシパテはWAVEの軽量エポキシパテのグレータイプ。
購入したばかりの為か、つきたての餅のように柔らかく主剤と硬化剤が非常に混ざりやすいのは助かりますが、柔らかすぎるのと指にくっつきやすいので形状を盛り付け段階で出すのは事実上不可能でした。
なので、写真のようにかなり大雑把な盛り付け状態になりました。



WAVEのエポキシパテは4~5時間で完全硬化すると謳われていますし、実際2時間もすればかなり硬化しているのですが、念のため24時間放置して硬化させた後、削り出して形状を出していきます。

ちなみに形状出しにはリューターを使用しています。
棒ヤスリやペーパーでは上手く形状が出ませんし、効率が悪いですからね。

リューターで粗方の形状を出した後にペーパーで形状を整えていきます。

ひとまずこんな感じで形状を出してみました。
作成したエアロの形状を冷静に考察できるよう、もう一日置いてからじっくり落ち着いて見ることにしましょう。
Posted at 2010/06/20 21:05:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | プラモデル製作記 | 日記
2010年06月17日 イイね!

フジミ模型  1/24 ZVW30プリウス Part9

ボディやウィンドウパーツの黒枠塗装も終わってあと一息。
ボディの小物類を装着していきます。



最近のキットはヘッドランプやテールランプのリフレクター部がメッキパーツになっていてありがたいですね。
10年ぐらい前まではボディと一体モールドになっていることがほとんどで、メタルックを貼り込んだり結構手間だったんですけどね。
このプリウスのキットの場合、フロントウィンカー/フォグランプ部分もメッキパーツになっていて大変良心的でして、しかも設計精度が高くて接着剤を使わなくてもかっちりと精度良く固定できてしまうのは、さすが最新キットといったところ。

LEDヘッドランプはプロジェクター部分のレンズは特に別パーツにはなっておらず、メッキそのままですが見た目にはそんなに問題なさそうな感じです。レクサスLS600hLのキットでは細かくクリアパーツ化されていましたが、これはこれでありだと思います。
ただ、実車のリフレクターはハイブリッドブルー加飾されているのですが、さすがにそこまでは表現できていません(当たり前)

そういやLEDヘッドランプパーツの下に奇妙な空間がありますが、これは今後ハロゲンヘッドランプ仕様を出す時にここにそのパーツが来るんでしょうね・・・




てなわけでハイブリッドブルーを表現する為に、ヘッドランプベゼルに薄く溶いたクリアーブルーを塗ってみましたが、う~ん、イマイチ微妙な感じ(^^;

ウィンカーはバルブ部分にクリアオレンジを差し、フォグランプの周りは実車がメタリックグレーになっていますので、同じくメタリックグレイで塗装しておきます(いずれもエナメル塗料)




さぁそんな訳で、全てのパーツを装着し終わって完成・・・
・・・と思ったらなんか変だぞ?

仮組み段階で特にリアを中心にアライメント調整をしてあったはずなのですが、なぜか少しタイヤがはみ出ています。
フェンダーとツライチから少し出ていると言う感じなのですが、個人的にツライチよりも少し引っ込んでいるほうが好きですし、そもそも市販ノーマル車でツライチになっている車なんてほとんど無いですから(ツライチになっているのって初代エスティマくらい?)、少し引っ込める方向で調整します。



とは言えほぼ完成状態のキットでいじれることは限られていますので、対策をしたのはここ。
ホイールの取り付け軸受け部分がちょっと長すぎる感じでしたので、テーパー状になっている部分をリューターで削り飛ばします。
ちなみにこの部分はポリキャップを装着しても影響しない(=このテーパー部分がポリキャップよりも長い)ですので、装着時に問題を出さずにホイールを+オフセット側に持っていけます。



加工が終わったホイールをボディに装着して今度こそ完成!
オフセットが市販車らしくなって佇まいが良くなりました。

いろいろと不思議なエラーのあるキットでしたが、キットそのものは作りにくいと言うことはまったくなく、むしろ作りやすいキットだと思います。
特にご覧のように、最近のフジミキットの例に漏れず完成した時の佇まいは他社製品の一枚上手をいっているのではないでしょうか。

興味のある型は一度作られて損は無いキットだと思いますよ。
Posted at 2010/06/17 00:31:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | プラモデル製作記 | 日記
2010年06月14日 イイね!

フジミ模型  1/24 ZVW30プリウス Part8

さて、研ぎ出しの終わったボディ。
艶々のボディを愛でなが・・・もとい、眺めるとついつい完成を急ぎたくなってしまいますが、コンパウンドをかけ終わった塗膜はコンパウンドの溶剤で表面が少し柔らかくなってしまっています。
コーティングポリマーでコートしているとは言え、ここは1日以上は乾燥期間を置いておいたほうが無難です。

で、研ぎ出しが終わった翌日



こんな感じでマスキングをします。
プリウスはメッキモールは使っていない車ですが、ドアサッシはブラックアウト処理、カウルルーバーやルーフドリップモール、ドアベルトモールは樹脂やゴムの素地黒色ですから、塗り分けの必要があるわけですね。

実車ではドアサッシのブラックアウト処理は2種類ありまして、塗装による処理とブラックアウトテープを使った処理があります(最近ではマークXなど樹脂パネルを使う車もありますが)。
塗装によるブラックアウトはコストがかかる為高級車に多く、普通の車は大抵ブラックアウトテープによる処理が一般的です。
この2つは見た目ですぐにわかりまして、塗装ブラックアウトは艶ありが一般的、ブラックアウトテープは素材の特性上、樹脂素地と同じような艶無になります。

つまり、プラモデル表現としては、ドアサッシに関しては実車が艶ありのものに関してはクリアコート前に艶ありブラックで塗装⇒クリアコートしてボディとともに研ぎ出しとなり、実車がブラックアウトテープによる処理ならば研ぎ出し後に艶消しないしは半艶の黒で塗装するのがいいのかな、と個人的には思っています。

そう言えば最近長谷川から「艶消しブラックフィニッシュ」という表面が艶消しブラックになっているフィルムシートが出ているので、これを使うとより本物のブラックアウト「テープ」な感じに近づけるかも(笑)

ちなみに実車に関しては、板金屋さんには圧倒的にブラックアウトテープの方が好まれます。だって貼るだけだから楽だものw



てなわけで塗装完了。
使用したのはGSIクレオスMr.カラーのセミグロスブラック。これをガイアのT-01シンナー(要はガイアノーツの普通のアクリルラッカーシンナー)にて希釈し、エアブラシにて塗装します。
ガイアのT-01を使うのは乾燥が比較的速く、艶無し具合が個人的に最も樹脂素地の質感に近い、と言うことがあります。

あ、ついでにワイパーなど車体外装に装着する樹脂素地色のパーツも一緒に塗装しておきます。


さて、セミグロスブラックの塗装をしているわけだから、ついでにウィンドウパーツの黒フチ塗装もやっておきましょうか。

ちなみにウィンドウ内側の黒フチ、多くのモデラーが塗装に頭を抱える難物なのですが、これって実車だとどういう役割かご存知ですか?
今の車は開閉しないハメ殺し状態のガラスはすべて接着にて車体に装着するのですが、この接着しろが黒フチ部分です。
ですので、ドアガラスのように開閉する部分にはありませんし、昔の接着ではなくウェザストリップにて装着するタイプのガラスには黒フチがありません。
身近な例だと現行型200系ハイエースだとフロントガラスに黒フチがありますが、先代(いわゆる100系)ハイエースバンのフロントガラスには黒フチが無いはずです。一度チェックしてみてはいかが?(^^;

さて、この黒フチ部分、模型的には塗装が難しい代表格なのですが、その難しい原因となるマスキングについて、最近のキットは専用のマスキングシートが付属するようになってきました。
このプリウスも例に漏れずシートが付属。しかし、なぜか型は印刷してあるのに切れ目が入っていないと言う仕様(笑)
まぁはさみで切り出すだけだから問題ないですし、付属するのはありがたいですが・・・
もっとも、最近のフジミキットはこの黒フチ部分が軽く段差にしてあって、このシートがついていなかったとしても塗りわけはしやすくなっているんですけどね。



てなわけで塗装完了。ついでにルーフトリムを意識して内側をグレーにて塗装してあります。

説明書では別パーツになっているリアウィンドウとクォーターガラス部分のみにスモーク塗装指示が入っていますが、実車はリアドアガラスもプライバシーガラスになっていますので、スモーク塗装をする場合はそこもお忘れなく。
もっとも、プリウスのプライバシーガラスは熱線遮断が主目的でほとんど色の付いていないかなりソフトなプライバシーガラスですので、ここはスモーク塗装を全無視でもありだと思います。
実際私もスモーク塗装なんてしませんでしたし(笑)




そういえばアライメント調整だけして、ホイール自体の処理はまだでした。

このホイール、方々で実車になんか似ていないといわれていますが、実際やっぱり何か違和感がありますね(^^;
実車はリム部分がもっと厚みがあり、スポークがなだらかに繋がるのですが、この辺は金型の限界もありますから仕方が無い部分もありますね。

とは言え実車はシルバー塗装なのにプラモはメッキ処理になっていますから、ここは実車と同じくシルバー塗装として質感だけでも近づけるようにしておきます。


さて、だんだん完成が近づいてきましたよ~
Posted at 2010/06/14 19:13:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモデル製作記 | 日記
2010年06月10日 イイね!

フジミ模型  1/24 ZVW30プリウス Part7

え~と、ごめんなさい。ブログになかなか時間がかけられず、思い切り間が開いてしまいました(^^;

もう既に完成して次の作品にかかっているんですけどね(^^;

さて、先回内装の塗りわけまで終了したフジミのプリウス。



後からの画像も載せておきましょうか。
ああ、そうそう、リアシートベルトにはエバーグリーンの0.4mm厚プラ板でベルトアンカーを作っておきました。


さてさて、ボディの研ぎ出しですが、この研ぎ出しと言う行程、モデラーさん各自でそれぞれの方法と言うのをある程度確立していらっしゃることがほとんどで、意外と個性の出る部分です。
基本的にはクリアー層表面をペーパー等で凹凸を取り除いた上で、そのペーパーでついたヤスリキズをコンパウンドで取り除く、と言う工程をほとんどの方が踏むはずです。

それでは私のやり方ですが、



まず#1500のペーパー(使用しているのはタミヤのフィニッシングペーパー)である程度均してから、#2000のペーパーで徹底的に表面を均します。
ちなみに、この際ペーパーにはまったく水は付けません。いわゆる水研ぎと言うのは私は研ぎ出しの行程では一切行いません。
水研ぎは水によってペーパーの目詰まりを防いでくれますので、切削効率は良いのですが、逆に言うと削りすぎが発生しやすいですし、表面の状態を確認し辛い面もありますので、私は水研ぎは使用しないんです。

また、ペーパーは小さく切った小片の両端をつまむように持ち、ペーパーを湾曲させ、その湾曲させた腹の部分で磨きます。
つまり、研ぐ際にまったく力は入れません。下地の段階でボディの面はちゃんと出していますから、力を入れなくても表面はちゃんと平滑になってくれますし、むしろ力を入れて削りすぎる、何ていうことを防止できます。
私のクリアコートの塗膜はかなり薄いほうだと思いますが、この方法でならばいわゆる「カドが出る」と言う失敗はほとんどありません。

画像のように全体がすりガラス状になれば表面が平滑になったしるしです。
ここからコンパウンドでペーパーのキズを取っていきます。



私が使うコンパウンドはタミヤコンパウンド。粗目・細目・仕上目の3種類がありますが、その全てを使用しています。
上記画像が粗目での磨きが終了した状態。かなり粗めの粒子ですが、そのおかげでペーパーによる切削キズは完全に消え、この状態でも結構いい艶が出ています。

ちなみにこのコンパウンドの行程でも私の場合、磨く際にまったく力は入れていません。
力を入れると思った以上に削れてしまいますし、また思わぬキズの原因になり、なかなか表面が綺麗になってくれないですしね。
私の磨ぎ出しはあくまで力を使わない、と言うのが基本です。



仕上目まで終了したら、表面に長谷川製作所のコーティングポリマーを塗布し、ピカピカの表面を保護してあげます。
このコーティングポリマー、艶を出して表面を保護してくれるだけでなく、溶液中に配合された微粒子によって磨き傷を消してくれる効果があります。

ここまでやると写真のような綺麗な艶が出てくれます。

Posted at 2010/06/10 22:03:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | プラモデル製作記 | 日記
2010年05月13日 イイね!

フジミ模型  1/24 ZVW30プリウス Part6

先回の更新から少し間が開いてしまいました。
製作が停まっていたわけではなくて、ブログ更新が止まってました(笑)

実のところを言うともう既にほぼ完成してるんですけどね。

さて、先回ボディをクリアコートしましたので、それが乾くまでに他を進めることにします。




仮組みした際に、リアサスが設計上の不具合でタイヤがはみ出す為、ブレーキディスクを取り付けずに組むと丁度良くなるとお伝えしていましたが、その際にトレッドが狭くなった分、サスペンションのパーツ、特に画像のトーションビームの両脇が干渉します。
このため、干渉する部分を削っておきます。



調整が終わったら、シャーシ関連の部品を塗装します。
とは言えどもほとんどがセミグロスブラックで他はシルバー部分が少し。
基本的には塗り分けしやすいパーツ分割になっています。



組み立てるとこの通り。パーツ点数が少ないわりになかなかリアルに仕上がります。
樹脂製ガソリンタンクの表示まで再現されているのには少しビックリ。
なお、パーツ同士はかなりはめ込みがきつい箇所が多いので、ホイール固定用の軸など塗装しないほうが良い部品もあります。
このあたりは仮組みしつつ塗装をする/しないを検討してください。




お次は内装に取り掛かります。
まずはインパネですが、このキットはインパネに最上級グレードのGツーリングレザーパッケージにハイグレードナビとセットでオプションとなっているヘッドアップディスプレイが再現されています。
ところが、このオーディオ部分はSやGグレードに標準となっているCD付AM/FM異型オーディオが再現されてしまっています。
すなわち、実際にはありえない仕様になってしまっているんですね。
しかも、ステアリングは革巻仕様(G以上、ただしS以下でも用品で装着可)になっているのに、クルーズコントロールスイッチ(G以上に標準)は付いていないと言うエラーが。
よって、内装に関しては次の選択肢が発生することになります。

 ①ヘッドアップディスプレイを生かし、オーディオをHDDナビに改修し、クルコンスイッチを作り
  Gツーリングレザーパッケージにする。
 ②ヘッドアップディスプレイをオミットし、クルコンスイッチを作りGツーリングにする。
 ③ヘッドアップディスプレイをオミットし、ステアリングをウレタン仕様にしてSツーリングにする。
 ④ヘッドアップディスプレイをオミットし、Sツーリングに用品の革巻ステアリングを装着した
  車輌にする。
 ⑤気にせずそのまま(笑)

下に行くほど手間がかからないわけですが、私はあえて①で行くことにしました。
そこで、オーディオをハイグレードHDDナビに改修する必要があります。



そこで、こんな風に改修してみました。ハイグレードHDDナビはモニター周りのスイッチの形状が異型オーディオとよく似ているのでその部分は生かし、真ん中を四角に削ってプラ板で作った枠をはめ込み、ナビ風の処理にします。



最初に紹介した通り、パーツ点数の削減の為か内装はシート座面一体成型のバスタブ形状になっています。
ただ、金型技術の向上は著しく、かつてのバスタブ内装と違い、その再現度はかなり向上しており、形状に対する不満はほとんどありません。
ただ、インナドアハンドルは省略されてしまっているので、プラ板にて追加工しました。
別成型のシート背面はフロントには押し出しピンが目立ち、リアシートは背面裏側が別パーツのため合わせ目が非常に目立ちます。
これを光効果パテにて修正し、エッチングソーでヘッドレスト下限部分に溝を切ることでヘッドレストが別パーツに見えるように加工します。
賛否両論のシート座面一体成型ですが、そのおかげかフロントシートの背面は裏側まで一体成型されており、見た目のリアルさと言う点では結構悪くないレベルにあります。押し出しピン跡の修正はそれほど大変ではありませんので、この方式を採用したメリットは充分感じられます。



トノカバー部分は平板な表現になってしまっているため、実車の構成を元にスジ彫りを追加しておきます。特に前端部は実車では金属製の巻き取り部分(プリウスのトノカバーは格納する時にロールカーテンのように巻き取るタイプ)になり、クロムメッキ処理がされている部分ですので、ここで筋彫りを追加しておくと跡の塗りわけが非常に楽になります。

それと、フロアと一体成型されているセンターコンソールの前端部ですが、写真だとわかりにくいと思いますが丸と四角のスイッチのようなものがついています。
こうなっているのは実はGツーリングレザーパッケージ(四角がシートヒータースイッチ、丸がアクセサリソケット)と最廉価のL(四角は目くら蓋、丸はアクセサリソケット)だけで、他の中間グレードは全て四角い小物入れになっています(アクセサリソケットはセンターコンソールBOXの中にある)。
私はGツーリングレザーパッケージで製作していますのでこのままでOKですが、SやGで造られていらっしゃる方はここの修正が必要になります。



キットでは見事にスルーされているクルーズコントロールのスイッチですが、プラ板で作成して追加しておきます。
なお、レザーパッケージは他のグレードと違いレーダー追従タイプになりますので、ステアリング正面右側にそれ用のボタンがあるため、スジ彫りを追加しておきます。



いきなり塗装完了w
キットのインストではミディアムグレーでの塗装指示になっていますが、プリウスのカタログではもう一つのアクアの方がイメージカラーとなっています。
プリウスの場合、外装色に関わらずミディアムグレーとアクアが選べますので(但し、Lグレードはミディアムグレーのみ)、どちらで作成してもエラーは発生しませんが、私はプリウスのイメージに合う爽やかさのあるアクア内装をチョイスしました。

アクアはプリウスの為に開発された新しい内装色で、やや水色がかった明るいグレーです。
表現としてはMr.カラー#35明灰白色1をベースに#117RLM76ライトブルーを混ぜてやや青みがかった独特のグレーを表現。
インパネアッパーなど色の濃い部分は#36RLM74グレーグリーンと#40ジャーマングレー、セミグロスブラックを混色して再現しました。
また、シルバー部分は実車は高輝度シルバー塗装になっているので、エナメルのフラットアルミで再現します。インナドアハンドルも高輝度シルバー塗装ですので、ご注意下さい(メッキじゃありません)
HDDナビに改修した画面部分にはカタログからエコドライブモニターの画像を取り込み、MDプリンタでデカールを作成して貼り付けてあります。
それと、自作でフロントのシートベルトバックルとリアシートベルトを追加してあります(ガラスからよく見えますからね)。バックルは1mmプラ板から、シートベルトは0.14mmプラペーパーから作成してあります。

ひとまずこれでシャーシと内装は完成。ボディも乾燥しましたので研ぎ出し作業にかかります。
Posted at 2010/05/14 05:13:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | プラモデル製作記 | 日記

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HNトヨタフリークとして活動を始めて早10年以上。 現在は略称の「トヨフリ」をHNとしております。 インターネット接続を始めた頃はネット上でのトヨタファンっ...
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