ディスクブレーキ フル分解 (Joker HF09)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
(キャリパー ピストンシール交換)
前回
フロントブレーキの マスターシリンダーから
ブレーキフルードの 漏れを発見しました。
マスターシリンダーの ピストンを 外してみると
ピストンも 内部(シリンダー)も サビサビでした。
ジョーカーは 古い車体なので
ディスクブレーキ全体が 怪しく思えた。
ブレーキレバー側 だけではなく
キャリパー側も 分解する事にしました。
注文していたキャリパーの
ピストン・シールが 届きました。
悪く なさそうだけど 交換します。
2
キャリパーの シリンダー画像です。
黒くて 〇のが シールです。
シリンダー内には 溝が 2ヶ所あり
その溝に フルード漏れ防止の
シールが 2つ あります。
(オーリングに 似た役割かも)
シールは 弾力のある ゴムです。
断面は 四角です。
古い シールを外すのは 簡単で
精密ドライバーや ピッキングツールを
使い 外しました。
シリンダー内に
傷を付けないよう 気をつけます。
シールは 2枚 有りますが 悩む必要はなく
厚みが違うので 見れば 分かる バズ っす!
3
シールを 2ヶ所 交換したので
ピストンを 入れた 画像です。
ピストンは 押し込むだけです。
(ブレーキフルードを塗った方が良いかも)
ピストンを
水を飲む コップと 表現して良いのか
分かりませんが 底の有る方を下にして
ピストンを 差し込んで ください。
↓読まなくてOKです。
取り外す時は ちょっと大変でした。
シールまで 交換するとは
思って いなかったので
ピストンを 押し出していなかったのです
(油圧とか かけられるうちに?ホースとかバラす前に? ブレーキレバーを握ると キャリパーの ピストンは 出ます)
僕は 先に
ブレーキフルードを抜いてしまったので
キャリパーの ピストンを 直接
引っ張るしか ないのです。
この ジョーカーの
キャリパー内の ピストンは
長年 整備されて いなかった様で
かなり かたく 外しにくい💦
安物の ※ピストン・プライヤー(工具)を
使いましたが
滑るし 歪むし 使い物になりませんでした。
(´Д`)ハァ…
(※ピストン内側に入れ 押し広げ 使う工具)
仕方ないので
ウォーターポンプ・プライヤーで
ピストンの 外側を つかみ 抜きました。
↓プライヤーを 使うと どうなるの?
ピストン外周に 傷が 付いて
しまいますぅ〜 (´Д`)ハァ…(ダョネ)
実は ピストンが 傷つくから
ウォーターポンププライヤーを 使う前に
エアーで ピストン押し出を試みたんすが
(ブレーキホースに空気をおくる)
コンプレッサーが ボロぃからなのか?
あまり圧が かからず
ピストンを 押し出すだけの 空気圧が
なかった _(┐「ε:)_ズコー!!
しかしだ!
シールが 当たる 面は 傷付いて ないので
油圧の力は 逃げない。
この ピストンは 傷つけたけど 使えます。
ピストンをつかんで 引っ張り出したので
変形してるかは 不明だがな!
半分 ヤケクソ な 心境には なる( ̄▽ ̄;)💦
シリコーンスプレーを吹き付け
ピストンを 組んだ。
(ブレーキフルードを塗って組む方が良いかも)
安物の ピストン・プライヤー(工具)は
メンテナンスされた ピストンなら
抜ける?使える?ようでした。
古い バイクだし ブレーキ部分は
メンテナンスされていなかった様だし
この結果は 仕方ない。
もちろん
普通に整備したい方は
傷の無いピストンを使用してください。
プライヤーと 言っても
挟む部分がプラスチックになっている
プライヤーも 売っています。
(二千円くらいかな?)
そもそも メインの 作業が
シール交換が 目的であるなら
ブレーキパッドを 外した時
ブレーキレバーを 握れば
キャリパーの ピストンは 出てきます。
4
ブレーキホース内に異物が入ると困るので
ブレーキフルードを 抜く時
緩める ニップルを 仮組みしました。
部品名がニップルで良いのか
自信が無いので 調べました。
・ニップル?
・ブリーダースクリュー?
・ブリードスクリュー?
・ブリュードスクリュー?
スライドピンは サビていなかったので
そのまま グリースを塗り
組み付けました。
僕は 普通のグリースを 使いましたが
スライドピンには ダストカバーが つくので
ラバーグリースの方が 良いのかも。
2りんかんに 数種類の グリスが分けて
入っている物が 売られてました。
僕は プロほどでは無いけど
結構 整備するから 買っておこうかな。
5
キャリバーと ブレーキパッドの 間には
薄い 金属の板が 入っています。
パッドを
スムーズに 動かす為の 板だったり
パッドが
減った時に 音を出す 板だったりする
場合が有ります。
パッドクリップと いうのかな?
薄い金属の板を 取り付けました。
パッドに シムも 取り付けましたが
画像には ありません。
(薄っぺらい 金属板)
この 薄い金属の板は 組付ける方向が
分からなくなるかも知れない部品なので
撮影しながら 分解した方が
良いかも しれません。
可動部には 薄く ブレーキグリース
(カッパーグリス)を 塗り 組付けました。
6
キャリパーや パッドを 取付けたので
ブレーキホースを 取付けている画像です。
ブレーキホースが
かなり緩めに 取付られていました。
中古車は 怖いです。
怖いので しっかり組付けました。
シッカリした作業をしたい方は
サービスマニュアルを購入して頂き
規定トルクで 締め付けてね!
まっ コレで キャリパー側 組付けは
(下回りは)だいたい OK かな。
7
(ブレーキレバー 交換 組付け)
分かりにくい 画像ですが
社外品の ブレーキレバーを
ジョーカーの ハンドルに当てている画像です。
純正品と 形が似ていたので 買ったのですが
内径が小さくて
加工しないと 取付けられませんでした。
なぜ 交換してるかと いうと
マスターシリンダーから
ブレーキ・オイルと いうか
ブレーキ・フルードが 漏れていたので
ブレーキレバーごと
マルっと(マスターシリンダー)を 交換してます。
構造を知っている人は分かると思いますが
カップではなく シリンダー腐食が原因の
フルード漏れ でした。
マスターシリンダー内の
ピストンも 酷くて
かなり 錆び(サビ)て いました。
↓読まなくてOKな文です。
シリンダー内が 腐食していたので
(フルード 漏れてました)
フロント・ブレーキレバー 周りを
丸ごと 社外品に 交換します。
新品部品は 綺麗で 良いものだ〜!
見てると ニヤニヤして しまうw
形も そっくりだし
ポン付け 出来るでしょう🎶
さっそく ハンドルに 取付けま〜す!
あ、あれ・・・?
径が1ミリほど 違うだとぉ〜( ̄▽ ̄;)💦
微妙に
内径が 違うので 入らない_(┐「ε:)_ズコー!!
画像の 隙間 わかるかな??
削らないと入りません。
ポン付け出来る!と 思い込んでいたので
こんな気分→ (´Д`)ハァ…
▼ジョーカー
直径 26mmっぽいんよねぇ〜
(ハンドル 太いね〜)
▼これ (社外品)
直径 25mm用なんだよなぁ〜
(ハーレーには ポン付け 可能らしい)
まぁ〜
形は 似てるけど
ジョーカー用と 書いてなかった商品なので
ポン付け出来ないのは しかたがないです。
8
社外品の ブレーキレバーを 使うと
ブレーキホース部も 加工しないと
組付け られない ようです。
電動リューターで 削り組み付けました。
(ブレーキフルード 注入)
・ブレーキ・リザーブタンクへブレーキフルードを適量入れます。
・キャリパーのニップルを緩め
・ブレーキレバーを握ったり離したりしてブレーキフルードを入れるのですが手応えがありませんでした。
しかたなく
・キャリパー側からポンプ(注射器のような工具)で ブレーキフルードを注入しました。
・ブレーキリザーブタンクからブレーキフルードが飛び散りました。
・その時 さらに運悪く ポンプが外れ ブレーキ内にエアーが入ってしまったかも知れません。
・キャリパーのニップルを締め リザーブタンクにブレーキフルードを適量入れ 通常よく行われるエア抜きを試みた。
・ブレーキホース内にブレーキフルードが満たされたのが良かったのか ブレーキレバーに手応えがあり 通常よく行われるエア抜きが出来ました。
・ブレーキリザーブタンクにブレーキフルードを適量入れ
・ブレーキリザーブタンクのフタを閉じます。
・飛び散った ブレーキフルードを洗い流します。ブレーキフルードは 塗装面を負傷するので水道水で洗い流します。
なぜ 通常よく行われるエア抜きが出来なかったのか いまだに不明です。
油圧(ディスク)ブレーキのメンテナンス・・・オーバーホールは 終わりました。
後輪は ワイヤー式の ドラムブレーキです。
↓読まなくてOKです。
ブレーキホースも かっ!
微妙に入りませ〜ん _(┐「ε:)_ズコー!!
こっちは 隙間が無く入らない〜っと!
もぉ〜削るしか ない( ̄▽ ̄;)💦
もぉ〜笑うしかないア( 。∀ ゚)アヒャヒャヒャ
新品部品は 削りたくないなぁ〜!
金属加工は 苦手なんだぜぇ〜ぃ
やれやれだぜぇ〜ぃ ꜀(。௰。 ꜆)꜄ピクピク
傷の無い 部品を 加工するのは マジで
泣けてくる (;´༎ຶٹ༎ຶ`)メッキだしな。
なんか・・・
何かを書き残すと原点に戻れるから
書き殴ってるだけの ページです(笑)
しかし・・・
自分で読んでてもイマイチよく分からないので
書き直す予定です( ̄▽ ̄;)
ブレーキフルードを 入れる時の話し
実は
ジョーカー純正の 古いマスターシリンダーも
今回 買った マスターシリンダーも 同じでしたが
・古い ブレーキフルードを 全部 抜き
・新しい ブレーキフルードを 入れ
ブレーキレバーを
握って 離して を 繰り返しても
フルードが 送り出せず 焦っていました。
(入らないんです)
なぜだ??
調べるのも ウザくなってきて
ブレーキフルードを
上から入れるのは 無理だ!
と 決めつけ 諦めた。
キャリパー側から フルードを
注入する事にしました。
(ポンプというか注射器のような工具)
注射器型の工具(ポンプ)を使って
おこなった作業だったのですが
なんか圧が かかって
なかなかフルードを 注入出来ない!
ブレーキレバーを 操作して
フルードが 流れやすい位置が無いか
探しましたが 変わらず。
無理やり 流し込むと あろう事か
マスターシリンダー側から フルードが 吹き出し
飛び散った!
ギャーギャー。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。と 焦って
ポンプの ホースが
ブリードスクリューから外れてた!
エアーが入った!
ギャーギャー。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。パート2
ブリードスクリューを仮締めし
飛び散ったフルードを拭き取りました。
あらためて マスターシリンダー側へ
フルードを入れ
ブレーキレバーを握ってみた。
ブレーキ・ホース内に
フルードが 入ったからか?
レバーに 手応えが出た!
なんで??
でも コレなら
リザーブタンクに フルードを入れる
一般的な エアー抜きが出来る!
通常の エアー抜きが
出来るように なったので
普通に 作業は終了した。
全て 組み終えてから←
ブレーキフルードは 塗装を溶かすので
何とかしなくては いけません。
飛び散らかった ブレーキフルードを
水洗いしました┐(´д`)┌ヤレヤレ
ブレーキフルードは
水で流すのが 良いのです。
ディスク周りや カウルを
ホースで 水洗いし
さらに
パーツクリーナーで 洗い流した。
┐(´д`)┌ヤレヤレ②
ブレーキフルードは 水分を吸ってしまい
沸点が下がるので
全部組み付けてから水洗いした方が良い。
そもそも
ブレーキフルードを飛び散らさない様に
作業出来れば 水洗いなんて 作業は
必要 無い のですが(笑)
う〜ん
ブレーキフルードの交換は 終わったけど
ブレーキのリザーブタンク内が空っぽだと
フルードが送れなかった事が理解できない。
マジェスティ125の時は
マスターシリンダー分解は していないけど
フルードを 全部抜き
フルードを 入れ エア抜きしたら
レバーに すぐ手応え出たのになぁ?
HONDAとYAMAHAは違うのか?
未だに分からない。
次回の作業は
純正リザーブタンクに
空気を おくるなどして
遊んでみるか。
ちなみに 用意する 指定フルードは
フタに 記載されています(dot4)
僕は家にあった dot3入れました(ェ?w)
▼dot3の 良い所
・安い
・流動性が良い
・dot4より 多少 吸湿しにくい
▼dot3の 悪い所
・沸点が 低い(笑)
▼ちなみに 沸点の違いは
ザックりだが こんな感じです。
dot3 205℃ (1〜2年後 140℃)
dot4 230℃ (1〜2年後 155℃)
※グリコール
dot5 260℃ (1〜2年後 180℃)
※シリコン
ジョーカーには
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