純正バンパー 取り付け部補修

取り寄せた格安中古の純正フロントバンパー。
格安の理由は、塗装の劣化が酷いのと運転席側のフェンダーにビス留めする部分が千切れてるジャンク品だった為。塗装の方は再塗装するので良いとして破損カ所が1カ所とは言え、この破損カ所はバンパー装着に重要な部分です。

しかし、まだギリギリ脱落していないので自分なりに補修してみたいと思います。

先ずは、破損部位周辺をペーパー掛けして下地が出るまで塗装を落とす。
※自分はこの時点でしっかりと落とさなかったので後で困りました。

針金で縫い付ける為に、ピンバイスで1.0mmの穴を空ける。

0.45mmのステン針金で縫う。もう少し太い針金でも良かったかな？
あまりキツくすると針金がめり込んで樹脂が切れるので程々にキュッキュッと絞める。

縫ったら切れてる所の樹脂をハンダごてで少しづつ溶かして融着させる(裏側からも)。あまり強く押し当てると樹脂が一気に焼け溶けて無くなり、繋げられなくなるので注意する。

ある程度融着させたら、廃バンパー、またはバンパーの要らなそうな所から樹脂を切り出してきてハンダ付けの要領で肉盛りする(もちろん裏側も)。そして空気を抜く様にハンダごてを駆使し、バンパーの樹脂と融着させていく。

しっかりとバンパーの樹脂と融着させないと、パリパリと割れて禿げます。
また、塗装をキチンと剥いでおかないと樹脂と混ざりうまく融着してくれません。

完全に冷えた後、ヤスリで整えれば完成。

上のシルバーの方 … 自家補修後

下のホワイトの方 … 元々の取り付け部の形


1度溶かしてる樹脂なので流石に破損前の強度はありませんが、軽くグニグニしても割れなかったので一応車体に取り付けるコトは出来そう。
最終的ビス穴の調整は取り付け時にヤスリで整えます。