シフトブーツの交換

どうしても擦れるシフトブーツ。

微妙な対策（ http://minkara.carview.co.jp/userid/460443/car/608939/1760312/note.aspx ）を打ってみたりもしましたがあまり効果はなく、三年間の使用で擦り切れて穴が開いてしまいました。

１・2速側で三箇所。

5速側もダブルステッチの糸が擦れてほつれています…。

というわけでシフトブーツを交換することにしたわけですが、純正品を購入するとシフトノブまで一体での供給（パーツナンバー：8200834367）のようですので、結構高額になりそうな予感…。

そこで、ブーツのみオーダーメイドで製作して交換することにしました。

調べてみると既にルノ夫さんが同様の事をなさっておられましたので、交換手順の参考にさせて頂きました…。

http://minkara.carview.co.jp/userid/939790/car/1093491/2250107/note.aspx

まずは以前調整を行った時の記録（ http://minkara.carview.co.jp/userid/460443/car/608939/1760312/note.aspx ）を頼りに、シフトノブをブーツごとインパネから取り外します。

そして、タイラップを切ってシフトノブを分離し、土台のプラスチック部品はステープラーで固定されているので、マイナスドライバーなどで針を起こして抜き取り、分離します。

あとは新しいシフトブーツを逆の手順で組み付けていけば完成です。

…というのではあまりにも不親切なので、もうちょっとだけ書いておきます…（笑

土台のプラスチック部品に位置合わせをしながら新しいブーツを被せ、ステープラーを打てるようにブーツに目打ちをします。

この時、グルっと両面テープを巻きつけてからブーツを被せるとズレなくなるので、作業性が向上します。

ステープラーは再使用してもいいのですが硬くて扱いにくいので、柔らかい0.8mmΦの真鍮線を適当に切って作ったものを使用しました。

シフトノブをタイラップで固定。

手持ちのタイラップでは長さが足りなかったので、二本組み合わせて使いました。

実は最初、普通に固定したら2速に入れた時に右前方向の革が突っ張るような感じででしたので、進行方向前側に掛かる革の量を短くなるよう少しナナメに掛けてあったりします。

完成。

純正の合皮に比べてしなやかだからか、噛みこんで擦れることもなく、突っ張ってギチギチと音を立てることもなくなったので、機能的には満足なのですが…。

純正っぽさを損なわないようにとグレーを選択したんですけど、色が微妙に違うのがどうにも気になって仕方がありません…(；´∀｀)