リア パーキングブレーキを再生チャレンジ
1
何度も投稿していますが、リアパッド、ローター交換には電子ブレーキ解除が必要です。
ちゃんと解除しましたが、パッドがハマらないことに慌ててうっかり解除を通常に戻してしまいました😭
すると勢いよくポン!とピストンが出てしまいました!😭
あぁ、呆然。パッドも何も置いていなかったので、ピストンが出るだけ出ました!
そしてピストン本体とピストンシリンダーとに分離。
中から見たことのない銀玉…ボールジョイントと小さなバネが溜まっていました〜
(*゚▽゚*)
2
その日は愕然としましたが、翌日にピストンの中身を回収して確認してみました。
後日、地面に飛び散っていたボールジョイントも見つけ出しました。
黒いのがピストン本体で下側がパッドに当たります。
下の銀色のシリンダーがピストン本体に入ります。アクチュエーターからの軸とこのシリンダーが合体してバネと右のボールジョイントがその溝に入ります。
これ、まだ訳がわからないです。
これらがキャリパー本体に残るアクチュエーターの軸とシリンダーが合体して成立します。
3
キャリパー本体のアクチュエーターと繋がる軸です。
このキャリパー内部側にピストンシリンダーが合体します。
アクチュエーターにより、この軸が回ってピストンを押したり引いたりしてパーキングブレーキ操作をしてくれます。
この軸の根元にあるリングで軸が抜けないように留まっています。
見つけた動画では、この軸を外してピストンを合体させていますが大変だったのか動画には内容が映っていませんでした😭
このリングは穴もなく分かれ目が丸いので、手持ちのスナップリングプライヤーでは外せませんでした。
4
仕方がないのでキャリパー本体に回転軸がはまったまま、ピストン本体の中のシリンダー部をはめてバネとボールジョイントを戻してみることを試みました。
これは、アクチュエーター側平たい方です。
アクチュエーター側は長いバネが入っていました。長いバネはシリンダー内の溝がなくなっているので、自動的にバネは留まります。
5
ブレーキフルードを付けたくらいではボールジョイントは引っ付いてくれません。
グリスでも引っ付いてくれません。
やっぱりピストンシリンダーとアクチュエーターの溝のある軸を合体させてからボールジョイントとバネを入れるしかないようです。
6
まずは、ピストン、ピストン内のシリンダー、シリンダー内の長いバネ、中くらいのバネ、ボールジョイント70個、短いバネ7個、パッキン、ブレーキフルードのバンジョー。
ボールジョイントはバネが間に入るので、8〜9個で分けてピストンとシリンダー内に組み入れます。
ボールジョイントの数があっているかは、今となってはわかりませんが時間をかけて探したので、足りない感じがしたら組めないはず。かな?
7
こういう風にアクチュエーターから繋がる軸にボルト丈に溝があるものとピストン内にはまるメス溝があるシリンダーがかぶさり、その溝の間にバネ、ボールジョイントを入れないといけません。
この写真、実はシリンダーが上下逆にはめてます。
上下逆にはめたり、途中でボールジョイントを見失ったり、シリンダーを途中で回して過ぎてボールジョイントが出てきたり、5、6回も組み直してます。
ただ、何もミスをしないでコツコツやれば、ボールジョイントとバネを入れる事が出来ます。
8
しかし!ボールジョイントを組んだ後にピストンがはまりませんでした!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
キャリパー内のOリングがらきつい!
Oリングを外すとピストンはスルリと入る。
ピストンにOリングはスルリとハマる。
しかし、キャリパーのフルードタンク内にOリングをはめてからピストンを入れようとするとほとんどピストンが入りません。
Oリングがキツイのかなぁと思い、Oリングにブレーキフルードをたっぷり付けて、ピストンをはめた後にパッキンにベルハンマーを吹きつけ押し込んでみました。
あれ?少し入るぞ🫢
しかし、ピストンの中のシリンダーは実装着なので、ピストンを取り出さなくてはいけない。
これが出ない😭
仕方がないので、コンプレッサーを出してフルードバンジョーを付けて、フルードのパイプ穴からエアーをブシャー!
ピストンは勢いよくポンと鳴って飛び出ました。
人工芝を敷いておいて良かった。危うく怪我するかと思いました。
やったのか、また無駄なことをしたのか、とにかく出てきました。
9
やり直し。
キャリパー本体に長いバネをピストンシリンダーの上下を確認してバネを下にはめた状態で絞って回転軸の最下部までネジ入れた。
ピストンシリンダーは平たい方がキャリパーの奥側です。ピストン本体とピストンシリンダーのあたり面を見るとわかります。
ここがピストンの最下点になります。
何度かアクチュエーターの回転軸側を回して、またバラバラにしちゃいましたので、もうアクチュエーター側の軸は触りません。
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ボールジョイントとバネの入れ方です。
回転軸の上部とピストンシリンダーの溝切り位置にボールジョイントやバネが入れられるくらいの位置にして、ボールジョイントなどをピンセットで入れていきます。
ピストンシリンダーが上にあればボールジョイント、バネが入れやすいです。
この修行をシリンダー位置を回転させながら繰り返します。
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ボールジョイント70個と小さなバネを割合8〜9個と考えて、回転軸とピストンシリンダーの間に何とか入れました。
ボールジョイントとバネは、ただ溝に入れただけだと下まで落ちない。
ピンセットとピックを使い、シリンダーを回したりしながら奥まで送り込みました。
最後は中くらいのバネを入れてストッパーとなる溝の終わりで留めました。
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ピストンシリンダーにボールジョイントとバネを入れるとスムーズに上下します。
この状態でピストンシリンダーを出しすぎると、また崩壊します。
ピストンがハマっていようがいまいが、アクチュエーター側の軸を回転させてピストン本体が出る方向にだしてもボールジョイントとバネがバラバラになってしまいます。
何も触らない状態でキャリパーの一番下までピストンシリンダーを押し回しておきました。
これがパーキングブレーキ解除の状態のはず。
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続いて、ピストンはパッキンを固定位置の溝にはめておきます。
パッキンは後からでも簡単にピストンにはめられますから、先にピストンの溝にハメておいたという事です。
問題は何度かやっても上手くいっていないピストンを底まで押し込むことです。
考えましたが、パッキンはピストン本体にもキャリパー本体にも簡単にかぶせているだけで、キャリパー内部のOリングの方がフルード漏れを防いでいるような気がします。
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Oリングがあると入りにくいと考えました。ブレーキフルードをキャリパーの中のOリングとピストン本体、パッキンにたっぷり、たっぷり塗っておきます。
Oリングはピストン本体とピストンシリンダーはハマる位置が決まっています。
そして、ピストンを垂直にキャリパー側にゆっくりいれて、手で押し込みました。
おぉ!まぁまぁ入るではないか!
仕方がない。ベルハンマーをピストンとキャリパーの間に注入だ!
٩( ᐛ )و
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さらに親指に体重をかけて押す!
やっとピストン戻しが使えるくらい隙間が出来たので、ここからピストン戻しで回していきました。
しかし、このピストン戻しは斜めに板がなってしまいます。
斜めになるから、これから戻せないのかなぁ?
もしかすると、はじめにパッドが入らなかったのは、たんにキャリパー内のOリングがピストンを押す際に抵抗で変形する事で入りにくかっただけかもしれません。
キャリパー内のOリングでフルード漏れを抑えているはず。
こうなれば、ピストンとキャリパーの隙間にたっぷりとベルハンマーを吹くしか戻せる気がしなくなりました。
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あ、そういえば、丸いピストン戻しを買っておきました。
これなら、真っ直ぐにピストンが押せるだろうから、垂直に戻せない…
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
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このピストン戻しの先端にある2つある突起の間隔とピストンの2つの凹みに合いません。
穴位置を変えないと上手くピストンを回せないどころか、突起が片方あたるとピストン戻しがずれてしまいピストンを戻すどころではありません。
これは無駄でしたが、神にもすがりつきたかったので仕方ないです。
今度、改装してみたいです。
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もうここまできたらパッキン側からベルハンマーをかけまくるしかアイデアが湧きません。
予定通りにキャリパー内にベルハンマーが入ろうが、ピストンが奥に入った方が良いのでベルハンマーを吹きました。
で、平板のピストン戻しを使ったて押してみるとピストンは回転しながら戻せました〜😭
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もともとピストンが奥まで戻らなかったのは、ピストン本体とパッキンが摩擦でキツかったり、抵抗で少しめくれる感じで変形して戻せなかったからなのか?
平板のピストン戻しを使っても、今回はピストン本体が回転しながら戻っていくのを確認出来ました。
あ〜、やっぱり焦らないで、後日にちゃんと考えてから作業再開すれば良かったなぁ〜
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という事で見る角度によっては、このままパッドを付けてフルードを入れエア抜きすれば使えるかもしれません。
しかし、本日、新しい商品を送ったよ〜と販売店さんから連絡をいただきました。
さすがに新しいのが来るし、ちゃんと戻せたか心配なので、キャリパーを再塗装してから取り付けたいと思います。
違うのが届いたら使ってしまいます。
どういう風になっているか、どうやって、何を使って組み立てるのかがわかった気がしましたーー
みなさまは、作業途中でパーキングブレーキ解除をいけません。
もし、パッドが戻し切らなければ、キャリパー内にフルードが入っていますから、パッキンをめくってピストンとキャリパーの隙間にベルハンマーを吹くのはどうでしょう〜
この作業はビビリますから、やらずに済むように整備工場へ依頼するのが最も良いです。
(((o(*゚▽゚*)o)))♡
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