現在大変時間を持て余してる状況なので、どうせだからと今年からちまちま行っていた作業をアップします。
ラジエーターを変更しようと思い、このようなステーを制作。両端に純正のラジエーターステーを装着できるようにしています。
ラジエーターファンも今回装着するラジエーター用に交換。
そして装着完了。この説明だけだとかなり簡単そうに見えますが、この作業をするにあたって色々と問題が発生し、なんだかんだで1週間くらいかかりました。
次にあの青い箱には不満があったので、タイトルのLINK G4+を導入。今回はオプションのCam Lambdaも導入してます。
基盤に直接MAPセンサーがついているので、バキュームホースやセッティング用のUSB配線等を通せるよう、縁を削って加工してます。
こちらはCam Lambdaの取り付け説明書。ややこしそうに見えますが要はAACから分岐させて、電圧安定にコンデンサを挟むだけでOK。(コンデンサは製品に付属します)
ついでなので、見た目をすっきりさせる目的で不必要な配線を間引きしました。
バキュームホースはトヨタ純正のこちらを使用。調べてもらえればわかりますが、何かと信頼性と評判も高く、安くてお勧めです。
フルコンを変えるに当たって、温存してた101スロットルも引っ張り出してきました。
ただ今回のアダプター、内部にマニシングの段が出来ていてちょっと微妙…。
なので軽く段付き修正しました。
…まぁ当てがってみた所で、こんななのであまり意味はないと思いますけどね。さすがにヘッド側の加工までするのはしんどいのでこのまま装着。
手を加えるポイントはまだまだありますが、最終的にはこのようになりました。
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フルコンはエンジンが掛かるようになるまでが山場といわれている通り、掛けるまでが大変です。
その中でもLINK G4+はかなり楽な部類だと思います。
シングルスロットルのほぼ純正のような状態ですと、ポン付けできるようなレベルですが、
純正のままフルコンにするなんて人は少ないと思いますし、LINK G4+でしたら先述の通り、基盤にMAPセンサーがついているのでエアフロレス仕様にしてDジェトロ制御が可能です。
上記2枚がピンアサインとピン配列。正直電装系は苦手なんですが、やらなきゃ始まらないので…。
そんなわけで、ひたすら配線図をにらめっこした結果、下記のようになりました。
LINKはかなりわかりやすく作られており、NA6CEの場合エアフロのコネクタに各配線を接続するだけで完結するようになってます。
吸気温センサーを取り付けた場合は、①と③or⑤に接続。
スロポジセンサーは101or111のセンサーを前提として、②と④と③or⑤に接続すればOK。
スロポジセンサーは4線仕様ですが、アイドル接点は必要ない(LINK側でセッティングできる)ので、メクラして3線で使えます。
⑥と⑦はジャンプさせて繋げておかないと、燃料ポンプが動きません。
これでミスさえしてなければ、間違いなくエンジンは始動するでしょう。
そしてアイドル接点は必要ないと記載しましたが、この項目を選ぶとアクセルオフとアクセル全開でそれぞれOKボタンを押すだけの大変お気軽設定ができます。
また、α-N制御にするに当たって、燃料テーブルがMAPになっておるので、TPにする必要もありますが、自分でやろうと思っている方は大体わかると思うので説明は省略。
次に、私が1つはまった項目として、エンジンファンの設定。
NA6CEはエンジンファンをサーモカバー上のスイッチで制御しています。(NA8以降は水温制御)
その関係か、エンジンファンの動作設定の水温になってもファンが作動せずみるみる水温が上がり、オーバーヒートする寸前にまでなりました。
しかし、一度エンジンを切ってAACにキーを回すと作動するエンジンファン…。
エンジンが始動していない状態ではサーモスイッチが働くが、エンジンを始動するとスイッチが働かないという現象と判断。
一体どういうことなんだと、LINKスレッドで質問したところ、他のNA6CE乗りの方から回答を頂け、試してみた所無事エンジンファンが回るようになりました。
その後ピンアサインを調べて納得。水温でエンジンファンをコントロールするようになったので、NA6CEのサーモスイッチは不要となりました。
下記がその設定項目です。
(NA6CEのみの現象なのでNA8では必要ないと思われます。NA6CEでも変更しなくても問題なかった方もいる模様)
ここまでがLINK G4+の導入までに必要な項目だと思います。
あとはひたすらセッティングあるのみです。
それではNA6CEにLINK G4+の導入を考えられている方、良きロードスターライフを!
Posted at 2018/09/30 10:07:05 | |
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