などとタイトルでは壮大な事を書いてますが大した内容ではありません(笑)
半分は自分用の備忘録です。
NA6ミッションはご存知の通り大変シブいミッションです。
その代わり、操ってるダイレクト感は一番のミッションじゃないかなとも思っています。
極力回転を合わせてシフトチェンジした時の「スコン!」と入る感覚はとても快感です。その代わりちょっとでも回転が合っていないと抵抗を感じますが(笑)
私が普段使っているのはTORCOのSGO75W90。
このオイルの特性をMSDSから引用すると
| SAE viscosity grade | 75W-90 |
| Flash point (COC), °C | 240 |
| Pour point, °C | -30 |
| Kinematic viscosity |
| (40°C), mm2/s | 89.8 |
| (100°C), mm2/s | 16.2 |
と、引火点も標準に比べると結構高め。その割りに意外と標準より若干固めの動粘度指数の割りに使ってみると柔らかいフィーリング。
使っているフィーリングは、冷えてるときの硬さが若干気になる程度で暖まってくると面白いくらいスコスコ入ってくれます。レブ付近で2→3へシフトアップした際はNA6ミッションの宿命でどうしてもギア鳴りが出てしまいますが、「ギャン!」という音ではなく「シュン!」という感じで若干マイルドな感じ。
ちなみにロドスタ乗りの方がよく使っているENEOSの75W-90はこんな感じ。
| SAE viscosity grade | 75W-90 |
| Flash point (COC), °C | 192 |
| Pour point, °C | -42.5 |
| Kinematic viscosity |
| (40°C), mm2/s | 82.0 |
| (100°C), mm2/s | 14.7 |
結構標準値に近いです。入れたことはないのでフィーリングは不明(爆)
そしてしばらくテストに入れてみたゲトラグ社指定のドグミッション用ATF。
| Flash point (COC), °C | 204 |
| Pour point, °C | -45 |
| Kinematic viscosity |
| (40°C), mm2/s | 46.5 |
| (100°C), mm2/s | 7.2 |
柔らかい。柔らかすぎる(笑)
そりゃぁもうフィーリングは笑っちゃうほど面白かったですよ。冷えてようがスッコスコ入るシフト、高負荷状態で弾丸シフトしても一瞬でスカーン!と入ってくれる気持ちよさ。ただし2→3のレブ付近シフトアップは「ギャガー!」と非常に心臓に悪い音でした。
5000kmほど街乗りやワイディングでの高負荷運転を繰り返しオイルを抜いてみた結果ですが、オイルを抜いたら大変マーブル。まぁわかっていた結果ではあったのですが、このオイル、4万km近く無交換だなと思うほどの状態なのでやはりミッションには大変よろしくないようです。
よくレースとかでATFを入れるって話はありますが、コンマ1を争うトップクラスでもない限り(あとスポンサーとかついててそれなりにO/Hとかにお金をかけれる場合)ミッションの寿命を縮めるだけという結果でした。
…既にネットに出回ってる話ですって?
やっぱり自分で確かめて納得いかないとスッキリしないじゃない(笑)
まぁその程度のどうでもいいブログでした(^^;
注:当方ミッション載せ換えをするのでこの様な検証をしただけであって、大切に乗りたい方は決して試さないほうがいいです(爆)
Posted at 2014/11/15 22:25:32 | |
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