本題と関係ないですが、この広告をみて 「EUNOSだと!?」 と確認せずに思わずクリック。
広告先のエネオスに飛び、 「紛らわしい広告を出しおって!」 なんて叫んだのは内緒です(爆)
この画像は前回(といってももうちょっとすれば1年前になりますが・・・)に
クーラントを交換したときの画像。
このように真っ青な色をしていたのですが、3ヶ月目ぐらいから急に色が濁りだし、その後は同じように全量交換してもまた濁ってしまったので、ウォーターラインが汚れてるだろうと思い洗浄することにしました。
とはいえ、このロードスターを手に入れた当初
すぐにウォーターライン洗浄は行ったんですが…汚れが取りきれていなかったのかはたまた洗浄剤が悪かったのか…。
今回は洗浄剤を変えてみました。
こちらが抜いたクーラント。汚れた純正クーラントのように緑色に変化してしまっています。
上記の写真の通り、元は真っ青だったんですよ。
(ちょっと油が浮いてるように見えますが、これはこの容器自体をオイル交換にも使っているので、洗浄後とりきれず残ったオイルだと思います)
というわけで、今回はこちらを使用しました。
前回のブログの洗浄剤はアルカリ性。水垢汚れには効果なかったのかもしれません。クエン酸は写真の商品に書かれている通り酸性なので、水垢などの汚れを取ることができます。
実は多くのラジエーターフラッシング剤の主成分はクエン酸で、そこに防腐剤等が入ってるだけ。こちらは100均で購入したので実質108円。
※注意※
クエン酸は鉄を酸化させ、錆を発生させる要因の1つになります。また、若干ながらアルミを融解させる作用もあります。必ず試される際は自己責任でお願いします。
前回のクーラント交換時はエアーを使ってウォーターライン内の水分を強制排出させていましたが、現在コンプレッサーを貸し出し中なので水を入れては抜いての古典的な方法で実施します。
…正直時間かかって仕方がなかったのですが、水道水を注水して循環させてる時点ですでにこのような黒い汚れがポツポツと…。
ここで上の写真のクエン酸を投入。
念のためにテストペーパーで現在のpH数値を確認。大体4辺りですね。
本当はもっと精密に測定できる液体タイプの器具があったのですが、測定器が行方不明になってしまい、このような測定法に…。ペーパータイプはアバウトだから好きじゃないんですよねぇ… (^^;
その後30分程度町乗りし、十分に循環させてから抜いた写真がこちら ↓
写真のままの色の液体が出てきて思わず 「おげぇぇぇぇぇ~~~~~」 と叫んでしまいました(爆)
なんだかもう一度洗浄したい気分になったので、再度水道水を注入後、クエン酸を投入しもう30分走ってきました…。
で、酸性ならアルカリを投入して中和させれば鉄ブロックを錆びさせなくて済むんじゃないの?という発想の元…
今度はこちらをクエン酸入り水道水を抜かないまま投入。
シュワシュワと炭酸が発生するのですごい光景に・・・。洗浄剤の色もまるでコーラ(爆)
で、pH測定。適当に過炭酸ソーダを入れたため強アルカリに…。強アルカリは今度はアルミを侵すのでまたクエン酸を投入して中和 (核爆)
これでOK。多分鉄ブロックの錆やアルミの侵食は発生してないはず…。
何度も何度もサーもが開くのをまってドレンから抜いてまた水道水を注入してを繰り返し、 「時間かかって仕方ないなぁ~」 なんて思いましたが、作業を終える直前に 「あ、サーモスタット外せばよかったんじゃ…」 という根本的な事を忘れており、すごい手間のかかる洗浄をしてしまいました…。次同じ方法でやるときはサーモ外そう… (^^;
10回ほど水道水を注入して念入りにラインをすすいだので、おそらくクエン酸も過炭酸ソーダも残ってないはず。
で、次はこちらの登場。
そのまま水道水を注入してしまうと、水道水内のカルシウムでまたウォーターラインが汚れ本末転倒になってしまうので精製水を用意しました。
…といっても、実はこれ洗車に使ってる水でして、このケースをダース単位で倉庫にストックしてるんですよね(爆)
一部の人はご存知かもしれませんが、前までは自宅でRO水を精製していたのですが、どうにもカートリッジ代などを考えるとこちらを買ったほうが割安なんですよね…。
それまではオルガノ社製のG-20Cという装置を使っていましたが、交換カートリッジ代だけで5万円。しかも洗車のように水をそこそこ使う場合、精製に時間がかかり事前に溜め置きしておく必要もあり大変だったのでやめました。
まぁ、どっちもどっちかもしれません(笑)
今度はこちらを入れては抜きを繰り返し、中身を完全に精製水に置き換えたら準備は完了。
今回はこちらの一般的なクーラントを投入しました。
上記の通り、エアーコンプレッサーがなかったので内部をほぼ完全に排水させることが難しかったのと、またスポーツクーラントを注入してすぐに汚れたら高いからもったいないという理由です(笑)
問題なさそうでしたらまた後日スポーツクーラントに交換します。
その後試走してみましたが、水温の変化がすごく緩やか。
ヘッド裏からとっている水温計の針は90度を出しており、この辺りを本当にゆっくりあがったり下がったりでほとんど針は動きません。
色は変色していたとはいえ、スポーツクーラントを投入していた際は82~90度の間を結構忙しなく動いていたので、やはり熱交換量の差が出てるのかなと思いました。
でも実際はどちらがいいんでしょうね?
忙しなく針が動くということは、熱交換をきちんとしてくれている証拠だけれどその分温度が安定しない(といっても±10度以内なので許容範囲でしょうけれど)。
純正(相当)クーラントは水温はほぼ安定しているけれど、実は熱交換の効率が悪いからヘッドやエンジン自体の温度は結構頻繁に変わっているかもしれない…。
考えるとキリがないのですが、やっぱり個人的にはスポーツクーラントを入れておきたいなーと思います。
またなくしたりしたら嫌なので、サイズや純正品番を検索してみました。
サイズは10mmのピッチ1.25mmで純正品番はNF01-15-203でした。
社外ラジエーターの場合は違うかもしれないので注意が必要ですね。
ちなみにこの型番で検索してみたら、
ニト朗先生のブログが真っ先にHitして、流石だなぁと思いました(笑)