TOYO TIRES TRANPATH TRANPATH mpZ 175/70R14  

シエンタ用の夏タイヤです。
純正同サイズ 175/70Ｒ14。
５年目のディーラー車検時に持込で組替してもらいました。

価格は本体×４本分（送料込）
この他に、
　バルブ代：約500円。
　組替に約8000円。
がかかってます。

シエンタだって立派な（一応）ミニバンだ！って事で、初のミニバン用タイヤを選択しました。

ラベリングは、
　転がり抵抗：Ａ
　ウェット性能：c
です。
ラベリングだけで見れば、もっと上位ランクが有ったのですが、今回はそれ以外の『ミニバン用』を重視しました。

走った感想は以下の通り。
なお、比較はＴＯＹＯ製の純正タイヤ（Ｊ35）とのものになります。

○低速域（街中）
走り出して、すぐにわかります。
どっしりとした剛性感と、地面に吸い付く感じ。明らかに安定度が増してます。

○中速域（郊外）
サイドウォールが固くなっているらしく、ある程度のスピードでカーブ突っ込んでも車体の沈み込みが雲泥の差で少なくなってます。
家族の後部座席の乗り心地も好評価でした。

○高速道路
ハンドルの遊びが少なくなり、ダイレクト＆クイックな感触になります。逆に言えば片手での～んびりな運転はできませんが、慣れの部分が大きいと思います。
車線変更やJCTのカーブでも安定してます。

○燃費
ラベル『Ａ』との事ですので、ランク的には真ん中です。純正に比べて劇的に良くなった！と感じることは出来ないと思います。

○ウェット
ラベル『ｃ』です。下から2番目ですが、悪くなったという感じではなく、標準的な性能だと思います。

○乗り心地
コーナー時の沈み込みが少なくなり、快適です。後部座席の家族にも好評。

○静寂性
純正と比較しても、いたって普通です。
（タイヤ以外に起因する騒音の方が大きいｗ）

○価格
上記の利点を考えればコスパは良いと思います。
扁平率70なのもお財布に優しいです。

○総評
サイドウォールが固めに作られているようで、まるでインチアップしたかのような安定感を得ることができます。
ネットの評価を見ると、扁平率が高いタイヤに装着した場合は概ね高評価。
逆に扁平率が低いタイヤに装着した場合は、乗り心地悪化で低評価の傾向があります。
シエンタの場合は扁平率が70とかなり高いため、利点しかない！って感じです。
正直、あまり期待してなかったのですが、個人的にはかなり気に入りました。
次もミニバンにはトランパスを選択すると思います。