ライバルの追随はあるのか?
ブラウンGPはKERSを今年は積まない戦略で重量バランスの良さを追求し、優れたシャシもあいまって速さを発揮しているが…
最終のヘレステストではアロンソがドライブするR29も煮詰まってきたようで、そこそこのペースを発揮、KERSの使い方によっては表彰台も見えるか?
オーストラリアGPにおける運動エネルギー回生システム(KERS)搭載を最初に認めたチームはルノーである。
ほとんどのチームは新シーズンの開幕時にKERS導入の是非を決めていないが、ルノーは同装置をメルボルンで使用できることを確認した。
そのおかげでオーストラリアではこの技術を使うチームがいないのではという懸念は払拭されたが、ルノーは初戦でKERSを使う数少ないチームになるだろう。
マクラーレン、BMWザウバー、フェラーリはKERSを搭載するかどうか公表しておらず、残る6チームはすでにオーストラリアでは使用しないと発表している。
ウィリアムズ、トヨタ、スクーデリア・トロ・ロッソ、レッドブル・レーシング、フォース・インディア、ブラウンGPは、KERSなしでメルボルンに向かうが、ほとんどのチームは今年後半には同システムを導入すると見られている。
ルノーは開発状況を危ぶんでいたものの、テスト初期にKERSが意外にもうまく機能したと認めていた。
2月、新マシンR29の初走行後、テクニカル・ディレクターのボブ・ベルは「(我々にとって)最大の驚きはおそらくKERSシステムだった。というのも、最初はかなり多くの問題がありドライバーは慣れるのに苦労すると思っていたからだ」と述べた。
ヘレス・テスト 2009年03月18日
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
01 コバライネン(マクラーレン)01:18.202 79
02 中嶋一貴(ウィリアムズ)01:20.014 103
ヘレス・テスト 2009年03月17日
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
01 バトン(ブラウンGP)01:17.844 114
02 ロズベルグ(ウィリアムズ)01:18.071 66
03 ピケ・ジュニア(ルノー)01:18.382 133
04 ハミルトン(マクラーレン)01:19.121 121
ヘレス・テスト 2009年03月16日
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
01 アロンソ(ルノー)01:18.343 99
02 バリチェロ(ブラウンGP)01:18.398 62
03 バトン(ブラウンGP)01:18.892 12
04 ハミルトン(マクラーレン)01:19.513 85
05 ロズベルグ(ウィリアムズ)01:19.783 123
ヘレス・テスト 2009年03月15日
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
01 バリチェロ(ブラウンGP)01:19.236 102
02 アロンソ(ルノー)01:19.895 40
03 ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)01:20.013 69
Posted at 2009/03/19 13:04:58 | |
F1 | ニュース