いよいよ動き出した海上警備行動!
自国の船、乗員、積荷、利益を守るのは、国という枠組みの中で人が生きる以上当たり前だと考えます!!
この話題を政争のネタにしたり、戦争と結びつけるのは愚かな議論のすり替えだと個人的には思います。
「ソマリア沖、海賊退治!」などとマスコミが面白おかしく書くから話が歪曲される。
日本人がソマリアの海賊退治しても面白くもないし、国益にもつながらない!
あくまで、これは海賊対策であり、自国船団の護衛任務でしょう。
今のマスコミは不勉強な上、自分たちの影響力を傘に傲慢すぎると思います。自国民に真実を伝えない報道なら不必要です。ただ真実を伝えるだけでは足らず、国民の意識を喚起し、思考を働かせる為に有用な情報を発信するべきだと思うところです。
視聴率の取れるようなスキャンダルや元々マイナスイメージを持っている情報は視聴率が取り易いからと必要以上に真実を掘り下げ、視聴率の取り辛い情報は真実を浅くしか伝えず、不勉強なまま面白おかしく歪曲する… 視聴率が取れるように…
事実や有用な真実を伝える時間は少なく、キャスターの感想や主義主張ばかりを伝える低俗な情報番組ばかり。
報道と名乗れる本物のテレビプログラムはほぼ無くなってしまいましたね。
マスコミ、特にテレビメディアに対し、本気で怒りを覚える今日この頃です!!
その点、新聞はまだましかな w
事実が少なからず書いてある。
(以下、
YOMIURI ONLINEより、一部抜粋・編集)
ソマリア護衛希望約2600隻…登録が殺到!
アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で、海上警備行動の発令を受けて現地で活動を開始する海上自衛隊の護衛艦による警護を希望する船舶は、約2600隻に上ることがわかった。
隊列を組んだ船舶の前後を、海上自衛隊の護衛艦2隻が警備にあたる「船団護衛」では、1回あたり何隻まで隊列に加えることができるか現時点ではまだ不明で、武器使用の問題だけでなく、どれだけの数の船舶を守りきれるのか調整を要する。
今回の護衛艦による警護の対象となるのは、〈1〉日本籍船〈2〉日本の事業者が運航する船〈3〉日本人が乗船している外国船--の「日本関係船」で、登録のあった隻数のうち、日本関係船は2200隻に上る。
今回、警護を希望した船舶は、アデン湾を航行する日本関係船の年間隻数にほぼ匹敵する。単純計算では1日あたり5隻以上が航行することになり、約900キロにも及ぶ海域を警護しながら航行するには、1回あたり2日間かかる見込み。
警護する隻数は検討中だが、1回に10隻を護衛した場合、往復5日間で計20隻を警護し、
4か月間とされる活動期間中に護衛できる商船は
約480隻にとどまる。
調整室の担当者は「ここまで登録が殺到するとは思わなかった。船舶会社にとって深刻な問題だと改めて思い知らされた」と語り、海自幹部は「大きさも速度も異なる商船団を護衛するのは大変なオペレーション。細部の調整が必要だ」と話している。
海自護衛艦、ソマリアへ向け出発
海上自衛隊の
護衛艦さざなみ(4650t)と
護衛艦さみだれ(4550t)は14日午後、海自呉基地(広島県呉市)から、ソマリア沖・アデン湾に向けて出港した。
現場海域に到着するのは4月5日ごろで、約4か月間活動する予定。
見送りには約1200人の家族が訪れ、出港行事では麻生首相が訓示する。桟橋に係留された「さざなみ」の甲板上では、小さな子供を抱きかかえて別れを惜しんだりする制服姿の隊員たちが多く見られた。
指揮を執る第8護衛隊司令の五島浩司・1等海佐は、「現場海域は厳しい環境にあるが、臨機応変に対応したい」と抱負を述べた。
2隻には、海自の特殊部隊「特別警備隊」を含む隊員約400人、海賊の逮捕などの司法警察業務を担う海上保安官8人が乗り込む。
Posted at 2009/03/14 22:54:44 | |
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