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2024年02月01日

東京オートサロン2024に行ってきた②

東京オートサロン2024に行ってきた② とうとう1月でケリがつけられずに2月に入ってしましたが…
まぁとりあえず、おヒマな方はお付き合いください。

東京オートサロンレポート後半戦は、オサーン大好き専門学校編。
未来のクルマ業界を背負って立つ若者の、自分たちが作りたい、今しかできないクルマが大好きでいつも楽しみしているというコトは、我が駄ブログを読んでいただいているみん友さんたちなら御存知かと思います。
クルマが好きで好きで、好きなクルマを作りたいと情熱を燃やす若者の、努力の結晶を見てみたい! 
専門学校を卒業して、クルマ好きが高じて飛び込んだクルマ業界だったとしても、最初から自分の好きなクルマが作れるワケではないだろう。
だから学生のうちに、学生の時だからこそ、好きなクルマを好きなように作って欲しい。そんな自慢のクルマを見せてくれ!という、なんの関係もないのに勝手な保護者目線(^o^)で楽しませていただいております。

前置きはこれくらいにして、早速いきましょう。
最初の1台は群馬自動車大学校・GAUSの650VISION。

現行トヨタ・プリウスをクーペスタイルにしちゃいました、って感じですがベース車両はDC5インテグラだそう。現行プリウスは確かにスポーツカーっぽいイメージですから、クーペも似合います。セリカ復活とかなんとか噂が絶えませんが、こういうのでよいのでは?
そういや、待てよ…。プリウス顔でインテグラがベースってコトは新型プレリュ…

続いては、埼玉自動車大学校から S-FR Convertible。

かつてトヨタが発売するといわれ、市販車目前の完成度の高いコンセプトカーまで発表されたけれど、結局発売されるコトはなかった幻のコンパクトスポーツ、S-FR。トヨタが出さないなら、オレたちが作る!という意気込みが製作の動機だとか。結局発売に至らなかった失望感はオサーンも同じ(いまだに根に持ってます^^;)ですが、こうしてカタチにしてしまう情熱に拍手!
コチラはNCロードスターがベース車両のよう。S-FRのオマージュとしてじゃなくても、こういうスポーツカー欲しい!と思わせるような1台。

この群馬自動車大学校の650VISIONと、埼玉自動車大学校のS-FR Convertibleは、トヨタの豊田章男会長が見に来て、クルマにサインを残したと後でユーチューバーの動画観て知りました。
きっと、未来ある若者に応援をするつもりだったのでしょうけれど、売れるからってSUVばかり作ってないで、若者のナマの声を聞け! ¥500万~のプライスつけりゃあ、どんなメーカーだって大抵イイクルマは作れるけれど、そんなスポーツカーを買える人がどれだけいると思う? もっと若者にクルマに乗ってもらいたければ、手の届くプライスでイイクルマを作ってやってくださいよ!

続いて、国際情報工科自動車大学校・WiZの Super silhouette police。

前のブログでリバティーウォークのスカイラインスーパーシルエットを紹介しましたが、奇しくもモチーフは同じ。だけど、スーパーシルエットのベース車両・R30をベースにしたもうひとつ有名なクルマ、『西部警察』のスーパーマシン・RS-1をもy融合させた欲張り仕様(^o^)
V36スカイラインをベースに、外装はド派手なエアロで決め、内装はRS-1のように無線やら助手席を潰した大型のパソコンモニターが鎮座してます(画像はありませんが…)。よく見ると判るかもですが、ルーフには機関銃っぽいモノも設置されたりと、コダワリを感じます。
専門学生といえば、まだ20歳前後でスーパーシルエットも『西部警察』も全然知らない世代だろうに、モチーフのチョイスがシブ過ぎ!(←オサーンは大喜び^^)

個性的過ぎて、ひときわ目立つクルマが、静岡工科自動車大学校の HOT ROTY。

ホンダの軽バン、ストリートを切った貼ったして全高を縮め全幅を広げたボディを、スズキ・GSX1300ハヤブサのエンジンを使ったフォーミュラマシン、フォーミュラ・スズキ隼に乗っけたというシロモノ(^o^) なんでこんなに?と思ってはダメなのです。これが製作者の美学・コダワリなのです。

運転席はセンターで、身体を屈めて、なんとかシートに収まるコトはできる模様。
ただ、ヘッドレストのすぐ後ろにハヤブサのエンジンブロックがあるため、走る時はやかましいコトこの上ないでしょう…。

そしてトリはやはりココ、オサーンが個人的に毎回楽しみにしている、日本自動車大学校・NATS! 毎回何台ものコダワリのヘンな(褒め言葉^^)クルマを製作してますが、1台目は…

ヘンでしょう?(^o^) JIMNY J-1 の名前が 示すように、外装はジムニーから。よく見ると、ヘッドライト周辺もドアも2代目ジムニー(SJ30)じゃあ、あーりませんか! ジムニーを使って、ハマー H-1のようなクルマを作るのがコンセプトのよう。だから、名前がジムニー J-1なんだとか。
2台分のジムニーのボディを、こちらも切った貼った伸ばしたして制作。中身はV6・2.5ℓのエスクードで、エアサスも入っているので自走も可(NATSでは、これら製作したクルマで卒業旅行へ行くのが習わしですから)。

お次は、ケンメリGT-Rをイメージして作られた、幻のちびメリ。

ベース車両は…そう!スズキ・マイティボーイ!! ホンモノのケンメリGT-Rのパーツを型取りして成形したパーツを使い、ホンモノの雰囲気に近づけるべくコダワって製作したそう。ホント、カッコよくまとまってます。マイティボーイも元々はボロボロで、まずレストアするところから始まったそうですが、マイティボーイからケンメリGT-Rに、って発想がスゴイ!

コロナ-OGは、1964年式トヨタ・コロナを正統派レストアして、ローライダー仕様に。

冗談みたいなクルマばかりでなく、パーツ入手すらままならないような旧車をキレイにレストアするのも専門学生の腕の見せ所。画像はないですが、他にはマツダ・ルーチェが当時のままの姿にレストアされていました。

完全EVシフトかと思いきや、なにやら雲行きが怪しい感じもするクルマ業界。まだまだ混迷をきわめる感じですが、いまやクルマはなくてはならない重要な交通機関。いや、我々のようなクルマ大好き人間にとってみれば、ただの交通機関というだけではない、かけがえのない存在。彼ら未来のクルマ職人の双肩には、多くのクルマ好きの期待がかかっています。ぜひ、運転して楽しいクルマ、カッコイイクルマ、心ワクワクさせてくれるクルマ作りをお願いしたところです。


当初、行くかどうか迷っていましたが、やはり行って大正解。いろんなクルマを見てるだけでもワクワクします。これからは、ひるむことなくこのようなイベントはガンガン行こうと思います(^o^)




あ、そうだ、最後に今回のフォトジェニック。

マツダのお嬢さん。
ブログ一覧 | クルマ | 日記
Posted at 2024/02/02 00:28:39

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