目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ハイブリッド車の場合、エンジンを停止するケースが頻繁にあることから、冬場は水温が十分に上がらないケースが多々あり、いわゆるオーバークール状態になりがちです。
それによって、HVバッテリーに充電が出来ているのにエンジンを回すケースがあり、結果的に冬場は燃費が伸びない場合があります。
そこで、プリウス等で行っているラジエーターシャッターをまねて、簡単に出来るラジエーター塞ぎ(グリル塞ぎ)を行ってみました。
2
最初に、テスト的にデータを取るために行ったのは、電化製品を包んでいるビニールを15×70センチにカットし、クリップでグリルに挟み込んで取り付けてみました。
ラジエーターは写真の下段とレーダーが内蔵されている上段とありますが、上段部分はインバーター冷却用のラジエータがあると聞いたことがあるので、今回は下段部分のみにしました。
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左がグリル塞ぎ無し、右側がグリル塞ぎ有の燃費比較です。
日にちは違いますがほぼ同じ走行パターンで比較すると、グリル塞ぎ有の方が良い結果が一応出ています。
但し、先週1/20は東京では特に寒い日だったのに対し、1/27は良く晴れたことから、リッター36.8kmと23.7kmが出た時間帯は車内の温度も上がり、エアコンの設定を低めに出来たのも影響したかもしれません。
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OBD接続のレーダー探知機で終始水温を見ていると、時速40km前後の街中走行では水温60度前後、時速60km出せる郊外の幹線道路だと最高83度で、エンジン停止すると70度前後に下がる感じでした。
とりあえずこの程度のグリル塞ぎをしてもオーバーヒートにはならないようですが、グリル塞ぎをしない通常の場合でも高速道路や、山登りでは冬場でも水温が80~90度ぐらいになる場合があるので、高速道路を使用した遠出の場合はグリル塞ぎはしない方が良いと思われます。
別の観点では、グリル塞ぎをする場合は簡単に取り付け、取り外しが出来る必要があると言えます。
5
そこで簡単に取り外しができるパーツとして利用したのが
「カーボーイの安心クッションL字型・小」
です。
他の方で、板のようなプレートを結束バンドを使って塞いでおられる方もいらっしゃるようですが、取り付け、取り外しが簡単に出来ることからL字型クッションにしました。
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長さ90センチのものですが、75.4センチにカットすると丁度良い長さでした。
※後になって76センチでも良かったかなと思いました。
7
1本づつグリルの隙間に挟み込みます。
グリルの縦のバー部分の影響でこの部分は全て隙間に押し込むことが出来ないので若干前に出てしまいますが、逆に、これによって中に落下することはありませんので良しとします。
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4本挟み込むとこんな感じです。
隙間にしっかり挟んでいますので、このまま洗車機にかけても外れることは無いと思われます。
尚、同じようにグリル塞ぎをされるようでしたら、水温計でしっかり温度管理が出来る環境にしてから行うことをお勧めします。
最後に、出来れば水温に連動して自動的に開閉されるラジエーターシャッターが欲しいなと思いました。
サードパーティから出てこないかな。
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