急速充電ポートから電気を取り出したい！その２

急速充電ポートからDC400Vを出すことはできたので、直流電源を用意しよう！

でも、DC400Vの電源なんて都合よくその辺にない・・・
よくあるのは、TDKのジェネシスシリーズ。
KENWOODやTEXIOブランドでも出てて、ヤフオクに割とある。
ただ、1500Wを超えるのはめったに出てこない。
うちの家は一般家庭だが、三相が来てるという珍しい家なので、電気代の安い三相から充電したい。
あと、PFC回路の発熱に電気代使いたくない笑

で、迷った挙句、あるメーカー製の電圧の低い電源を購入。
メーカーと電圧は写真拡大したらわかります笑

電圧が足りないけど、中の回路を見ると二次側の整流がセンタータップ。
しかも2つの巻線が完全に分離してる。
つまり、現状では200V程度が限界だが、二つの巻線を直列すれば400Vいける。
んー、やっぱこのメーカー作りが単純すぎて好き。
いかに原価を安くするかで戦っているメーカーなので、電圧が変わってもできるだけ流用できるようになってる。

二次整流は1200VのUltrafast Soft Recovery Diode
日本語で書くとウルトラファストソフトリカバリーダイオード
もうちょっと名前シンプルにならんのかな？笑

センタータップなので4個しかない。
フルブリッジ×2個なので、8個必要。

なので、digikeyでSiCダイオードを購入。
digikeyで買う時って関税あとで請求来るのめんどくさいと思ってDDPのUPS使ってたけど、16666未満なら関税の請求ほとんど来ないからFedexでもいいよ？とchatGPTに言われ、今まで無駄にdigikeyに消費税分寄付してたと知った笑

個人で買う時なんて、だいたいの場合6000円をぎりぎり超えるぐらいなので、そんな時はトラブルも少ないFedex一択とのこと。
20日に注文。23日には日本郵便が宅配ボックスに入れてくれてた。
（うちはインターホンほぼ出ないので、宅配業者はもう誰も押してくれなくなった🤣）

あとは電圧FBの抵抗分圧変更と、電解コンデンサの耐圧変更。
電解コンデンサ、200V耐圧が並列で2個ついてたけど、実装を90度変えたら直列になるようになってた。かしこっ！
CV制御用の抵抗分圧と、モニター用の抵抗分圧と、OVP用の抵抗分圧があったのですべて分圧比変更。
とりあえず360V～440Vぐらいまで可変できるようにしといた。

にしても・・・うちの実験部屋汚いなｗ

あとは三相繋いで動作確認だけど、この電源FANがうるさい😅
外で夜中に動かしたら間違いなくクレームレベルｗ

FANを温度制御にするのと、リモートで動かせるようにしたい
（説明書がないので、リモート信号のピンがわからない・・・）

※最近、僕の投稿を見て技術的な内容を教えてくれって言う人がいますが、タダでは教えませんので悪しからず。