日本電産コパル電子 小形ロッカースイッチ　HLS112D  

最近のトヨタ車のスイッチホール（カバー正面サイズ34mm×23.5mm）に無加工で装着できる※ロッカースイッチ。
接点は単極双投、いわゆるON-ONタイプ。

ナビのリバース信号線の細工目的で購入（スルーorACC電源直結で「いつでもバックモニター」化）。

写真は70系VOXYの上記サイズのスイッチホールに装着した様子。
内装パネルのホール周りやスイッチ自体ヘの切削加工は不要で、正面から押し込むだけでガタもなく取り付けられる。

内装パネル表面からは5mmほど奥まってしまうので後付け感無しとは言い難いが、
走行中ナビ操作・・みたいな、不意な操作を避けたいスイッチだったら、パネルから凹んだ位置にスイッチがあるのはかえって好都合かもしれない。

70系VOXYに限らず、同年代以降のトヨタ車でスイッチホールのブランクカバーの正面寸法が上記に同じ車種なら、適用可能のはず※。

ただし一旦はめると、外すには裏側にアクセス必要なので面倒。
スイッチ背面に必要な配線をすべて済ませ、所望の機能の完動を確認してからホールにはめ込むことを勧める。

カナック企画の後付けスイッチキットKY-11SWに含まれているスイッチ本体は、これと外形同一の接点構成違い品。

外形同一の接点構成違いは以下型番。実売￥300前後。
HLS112A：1回路1接点（単極単投） →カナックKY-11SW構成品。
HLS112D：1回路2接点（単極双投）
HLS208K：2回路1接点（双極単投）
HLS208N：2回路2接点（双極双投）
http://copal-electronics.info/fujisoku/swcat/jpn/list/HLA/HLA.html
（元々メーカーはフジソク→現在の日本電産コパル電子）

操作部分ははめ込み式の別部品となっており、色やON/OFF位置表示の○刻印の有無を選択可能。
写真は右から、スイッチ本体、操作部の標準仕様：黒・刻印無し品と、追加注文した操作部のオプション部品：黒・○白刻印あり品（メーカー品番140000480710、別売￥75）。

操作部分は写真のごとく、スイッチ本体に取り付けられていない状態で販売されている。取り付ける向き（○刻印をどっち側にするか）は、スイッチ本体の配線が済んだ後でも組み付ける直前までなら自由に決められる。

注文時に指定すれば、最初から標準の操作部を含まないスイッチ本体＋希望の操作部オプション品とのセットで売ってくれる（場合もある）ようなので、詳細は取扱店に相談・確認されたい。

なお端子部に適合する相手側コンタクトは「#187ファストン端子 メス」。

※注　
あくまで現物を合わせてみたら偶々ピッタリだった、と言うだけで、トヨタもコパルもこの適合性に関して何らコミットしているものではない。
従いこの適合性に関して両社に問い合わせることは遠慮願いたい。


関連情報URL：http://www.marutsu.co.jp/shohin_47385/