
我がZRR70W VOXYにてかれこれ2年ほど格闘中の「触媒効率低下」P0420エラー。
もはや真正面?から挑むのに手間的にも費用的にも疲れて、とうとう回避策へ(苦笑)。
排気管の触媒の後方にあるO2センサーに「延長アダプタ」を付けた。
要は同センサーの先端にある感知部分を、本来の位置=マフラーへ向かう排気管の断面中心付近から外れた位置に移す=引っ込めることで、同センサーの感度を鈍らせる・応答速度を遅らせてやる。これでECUは騙されてエラーを吐きにくく~吐かなくなる、が目論見。
「触媒が本来あるべき能力を発揮していない」という事実には手を加えず(汗)、「触媒が問題なく効いているように見せる」の姑息な回避策に出た。
触媒後部に位置するO2センサー周りのBefore→Afterはこんな↓感じ。
Before:
O2センサーは排気管に直接捩じ込まれている。
After:
O2センサーが排気管から45mmほど外側に据わる。
作業の流れは概ね以下。
あとで整備手帳に書くつもりだが、とりあえず書いておく。
①クルマの前輪を上げてクルマの車体直下・前輪の後方に地面との隙間を空ける。
②仰向けで車体下へ潜り込み、排気管にネジ込んであるO2センサーを緩める。
※ここにどのくらい手間取るか読めないので(最悪外せない可能性も・・・)、先走って車内側を弄らないのが賢明。
③
②にて同センサーが無事緩んだ後で、車内にてセンターコンソール下部の内装カバーを外す→車内からO2センサーへ行っている配線のハーネスコネクタを外す→同配線を車体下へ抜く。O2センサーの着脱は配線もフリーにしていないと出来ないので(配線とセンサーが一体で供回りする)。
⑤同センサーを捻って排気管から完全に外す。
⑥同センサーを外した排気管側のネジ穴に「延長アダプタ」を取り付ける。
⑦「延長アダプタ」に同センサーを取り付ける。
⑧同センサーの配線を元通り車内側へ通し、車内側でハーネスコネクタを元通り接続。
⑨車内側の内装カバーを復旧、エンジンを始動しクルマをスロープから下ろして終了。
作業時間は2日間に分けて行い、トータルで3時間程度。
1日目は準備作業。スロープを使い持ち上げた車体の下へへ潜る→O2センサーのネジ近辺に緩め剤CRC 5-56をたっぷり吹き付けたのみで終了(=薬剤が浸透するのに数時間~の時間をとる)、
2日目に本格着手、同センサーを緩めるのに難儀して小一時間要したが(前日同様5-56吹き付け→少し時間おいて緩めにトライするもダメっぽい→フリーズ・ルブ吹き付け→緩めにトライ×2~3回ほどで成功)、その後は順調に進んだ。
作業後、元々出ていたP0420エラーをクリアしないでおき、エンジン始動して新たな・異なるエラーコードが出現していないのを確認。それから郊外を1~2時間か程度走行した。50km/h以上で暫く走らないとエラー判定が覆らない(らしい)ので。
一度エンジンを止めてまた掛け直したら、それまで点いていたエンジンチェックランプが消えた&再び点かなくなった。期待どおり(笑)。
但しエラー履歴にはP0420は消えず残っているので、OBD2ツールでエラークリアを実行し履歴から消去した。
このまま半永久的に?エンジンチェックランプが点かない=エラー発生しないでくれたら御の字。
今年12月には13年目の車検時期なので、その時点で排ガスの濃度が基準内かどうかは当然確認するし、それでもしダメだったら然るべき処置≒触媒の交換はするが。。。先ずは先延ばし的応急?半恒久的?処置を完了。
以下、今回使ったものの紹介。
(1) O2センサー延長アダプタ
・(ノーブランド)45mm M18*1.5 O2 酸素センサー エクステンダー(amazon、購入当時¥1082@2個入り)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CT8VPG4N
※2個組で買ったのは、もしや触媒上流にあるA/Fセンサーにも手を下さなきゃならなかったら?の予備の意味から。また類似のアダプタの中には「先端に小型触媒内蔵」云々と特徴・効能を謳うものもあるが、予算の都合もあってシンプルなものを選んだ。もし後々その仕掛けの小間物がバラけて排気管内に落ち込んだら厄介だし、それ自体の能書きがそもそも怪しげなので(笑)。
我が 70VOXY の O2センサーとのサイズの関係と上記アダプタを被せた状態はこんな感じ↓
(2) O2センサーソケット
・KEA O2センサーソケット 22mm 差込角 1/2 12.7mm LT-ST01(amazon、購入当時¥1200)
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B0DCY3SNKZ
(3) 車高を上げる用のスロープ(斜面で乗り上げるクルマ用の踏み台)
・GEARMANカースロープ 長さ698 ×幅200 × 高さ78mm 2本セット(amazon、購入当時¥3099)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB6W1CM2
#胸板の厚さに自身ある諸兄であれば、もう少し高さのとれるものを勧める。たぶん100mmくらいはあったほうがいい(日頃全く鍛えてない自分で胸がつかえないギリギリだった)。ってか素直にフロアジャッキとジャッキスタンドを用意すればいいだけなのだが。。。懐の都合が許さず(苦笑)。
(4) 焼付防止耐熱ペースト
・Permatex パーマテックス アルミニウムアンチシーズ焼付き防止剤 銀 28g [PTX81343](amazon、購入当時¥1252)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0002UEOLO
→排気管周りの高熱に耐えるネジ固着防止用ペースト。A/Fセンサー延長アダプタのネジ山に塗布。上記工程⑥⑦で使用。又緩める機会に難儀したくないので予防策として。
(5) 潤滑スプレー
・KURE CRC 5-56(近所のホムセン、¥300くらい)
・凍結浸透潤滑剤
KURE フリーズルブ 420ml 凍結浸透潤滑剤 3030 (近所のホムセン、¥1079)
→上記工程②でO2センサーの緩めに使用。当初はスプレー吹付け無しで挑むもびくともせず。日を改めCRC 5-56を吹き付けて1日置いてみたが尚も緩まず。最終的にフリーズルブを5秒吹き付け→数分おく→O2センサーを緩める方向(=反時計回り)に全力で捻る、を数回やって緩んだ。中々の手強さだった。
(6)その他、手持ち工具
・ラチェットハンドル 1/2DR
・1/2DR~3/8DR変換アダプター(上記ラチェットハンドルをO2センサーソケットの8/3DR穴に嵌める用)
・モンキーレンチ(O2センサーソケットを渾身の力で回すに合う対辺26mmのスパナが手持ちに無かった代わり)
・内張り剥がしツール(センターコンソール最下部のパネルを外す用)
・パーツクリーナーのスプレー(外したO2センサーや排気管側のネジ山の清掃用)
・ウェス(ボロきれ):ネジ緩め剤やパーツクリーナーの拭き取り用
・ネオプレン手袋:作業中の手の汚れ・小傷防止用
・曲げられる「配線通し」かビニール紐(ポリロープ):1mほど(上記工程③④にて 配線通し として使用。車内側にて抜いたハーネスの端に結びつけて他端を車内側に固定→車外側にて配線を引き出す、逆に工程⑧にて車外側から配線を車内側へ引き込む)
それなりの手間と腕力の要る作業、物価高で遠出を控えたGW連休の手頃な暇潰しになった(笑)。
ちなみにO2センサーの配線ハーネスプラグはセンターコンソール下部の小物入れを外した奥の右側にある。ちょっと狭いが素手で着脱可能。下記写真の赤丸部分に見える白いコネクタ。
接続を外したら配線通しなりポリ紐なりを繋いでおき、ハーネスをクルマの下部から引き出す。車体下での作業後にその配線通し/紐を使ってハーネスを車内へ引き戻せば、床下の防音材等を剥がさずに済ませられる。