
我がクルマVOXY70のリアブレーキにここ暫く違和感があり、DIYで対処中。
数ヶ月か前から、その日の出庫直後の走り出しでブレーキからカキン的な金属音やその後にキィー的な擦過音がしていた。当初は、あー数日か止まってたしディスク表面が薄く錆びたせいで張り付いたか?的に流していたが、それの頻度が徐々に高くなって直近ではほぼ毎日、出先での走り出しでもそうなるようになった。
信号待ちのストップ&ゴーでも、なんか出足が鈍い感やフットブレーキから足を離しての動き出しのときに「クッ」と後ろに引っ張られた感。あれ?パーキングブレーキを引いたままっぽくね??と。一度パーキングブレーキのペダルを強く踏んで即リリースすると直ったり。
走り終わりの車庫入れの後退時に、窓を開けて後ろを見ると、なんか鉄っぽい焦げ臭がして、ホイールが熱かったり。
こりゃリアブレーキの引きずりっぽいな、と。
原因や対処方法を調べてみたら、
直ぐ出来そうな点検・処置としては、ブレーキキャリパーの「スライドピン」の状態確認~グリスアップくらいと判断、自力でやってみることにした。
自身はブレーキ周りを弄ったことがなく、ここの先人方の整備手帳ほかネット情報が頼り。
手順は見た感じざっと、ジャッキアップして馬掛け→タイヤを外す→キャリパーの上下のネジ2本を外す→キャリパーを外して一旦避ける→スライドピンを引き抜く→旧いグリスを拭き取り清掃・状態確認→(傷など著しい問題が無ければ)新しいラバーグリースを薄く塗布、ラバーブーツにも若干量入れて軽く揉む→同ピンを元通り嵌める→同ピンの滑らかな動きを確認→キャリパーを元通り組み付け→タイヤを取り付けてジャッキダウン→試走して確認、で終了。
必要な工具
・スパナ 対辺14mm(出来れば薄口なもの)※後輪の場合。前輪は対辺17mmが必要。
・メガネレンチ 対辺14mm
・ソケットレンチ 対辺14mm +ラチェットハンドル
・ラバーグリース ※シリコングリースなどゴムを侵さないもの。
自分はトヨタ純正のこれ↓を使った。安かったので(1輪あたりたぶん数グラムしか要らないのに対して内容量が圧倒的に多すぎるが:100g入り)。
TOYOTA(トヨタ) 純正部品 RUBBER-G 100G 品番08887-01206
amazonで¥832
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JIL2W9O
・トルクレンチ(自分は持ってないので勘で代用)
・フロアジャッキとリジットラックとタイヤ止め ※安全に弄るため、ジャッキでサイド上げのみの作業はお勧めしない。
所要時間は、ジャッキアップ+リジットラックに乗せて以降は1時間ほど(ってかそこまでにだいぶ時間かかったが…汗)。お初な作業で多少手間取った。
キャリパーのネジ2本を外すにちょっと硬かったが、ネジ緩め剤 CRC5-56 の吹き付け+ラチェットの柄を手で叩く程度で緩んだ。それ以降はネットで予習済みの如く順調に進んだ。
スライドピンを外すときのそれ自体は固着しておらず一応動いたが、動きは重い感じだった(グリスアップ後との比較で)。抜いて汚れを取っての目視では特に傷もなく、又ブーツにも損傷はなし。よって新しくラバーグリスを塗ったのみで、元通り組み上げた。
外した直後のスライドピン↓
清掃後、薄くラバーグリス(薄桃色)を塗布↓
キャリパーを外している間の逃げ場ってか一時置き場には、ディスクローターの上部を使用。乗っけただけでやっちゃったが、紐なり針金なりで縛るか吊るかして、容易に落っこちない=ブレーキホースを無用に傷めないようにするのがベター。
作業後に試走してみた感じ、結果は良さげ。
走り出しのキィー音は消え、冒頭に書いたような後輪を引きずってる感も消えたような。。。フラシーボでなきゃいいが(汗)。
なお今回作業が済んだのは右後輪だけ。作業を始めた時間の関係で日没サスペンデッド(笑)。
残る左後輪や前両輪は次の機会に。
#文中の写真は後日の左後輪側での作業時に撮影したもの。
以下余談、ってか
今からフロアジャッキやリジットラックを買い揃えて下回りを弄ろうと考えている方へアドバイス。
#VOXYの下回りDIY整備に慣れた諸兄には、当然の常識なことかもながら。
買うときは以下を目安に。
・フロアジャッキ:最大高さ450mm以上なものがマスト。耐荷重2t以上でいいが予算や自重量が許すなら大きいものがベター。70Voxyの軸重は前950kg・後750kg、車検証で確認のこと。なお耐荷重が大きいものほど上げる操作がラクになる。
・リジットラック:最小高さ300mm~最大450mm(以上)、耐荷重2t以上。ジャッキで上げた車体下に入ればいい。
自分はこれまでフロアジャッキもリジットラックも持ってなかったので、今回この件をきっかけに新たにそれらを買った。懐事情から中古で。
下調べもろくにせず中古屋に走って、有り物で(ってかその時あったのが)最大高385mmの耐荷重2tなフロアジャッキと最低高300mm・耐荷重3tのリジットラック。まぁ使えなくはないだろうとあまり深く考えず買って帰った。
ところが、とんだどハマリ。。。我がVOXYって後両輪をリジットラックで浮かせるには最大高450mmかそれ以上に上げられるフロアジャッキを使わないとダメなのね、と試してみて気付いた。
実はこの話にはさらに序章(?)があった。
自分が当初買った中古なジャッキは、最大高330mmの耐荷重2t。それだと、クルマ取説記載のリア中央のジャッキポイントで目一杯上げても、両後輪がどちらも浮かなかった。
こりゃ不味い・使い物にならん(我が選択ミスだけど)、と、買った中古屋に速攻で戻って事情を話し、快くその場に在庫あったもう一つのほう:最大高385mm(+サイドリフト用のゴムのアダプタ35mmを足して合計420mm)な2tタイプに取り替えて貰った。勿論その差額を払って。
その420mmを再度後ろ側で試すと、一応後ろ両輪は浮くには浮いた。手のひらが入るかどうかくらいながら。
しかし、リジットラックをサイドのジャッキポイントに嵌めてジャッキダウンする→車体がウマに乗ると、右後輪はギリで浮くのだが左後輪が接地してしまう。。。あと20~30mmか足りないっぽい。
仕方ないので今はこれで妥協、左はジャッキアップしたまま→リジットラックで補助的に支えて作業、で何とかすることにした。
他方、前側ではどうかと試してみると、こちらはリジットラックに乗ってて両輪とも地面から離れておりOK。
但しジャッキ皿にサイド上げ用のアダプタをつけた最大高420mmな状態で使ってのこと故、あまり余裕はないってかギリギリ。
うーん、フロアジャッキ選びは適正な耐荷重スペックもさることながら、最大高が幾らまでイケるのかも気にしなきゃダメだったのね。。。我が70VOXYでの目安は450mm以上ってところ。
ジャッキを再び買い換えるのかは、また今度考えよう(苦笑)。
今持っている中古なそれは、コレ↓
●BAL No 2101 油圧式 フロアジャッキ 2トン | 大橋産業株式会社
https://www.bal-ohashi.com/products/jack/no-2101/
さてと、来週末も晴れることに期待。
左後輪だけ?前両輪もイケるか?は、天候と我が体調次第。。。
(2026/10/17追記)
好天だったので左後輪をサイド上げして実施した。
先週の右後輪での経験から作業の流れを会得しており、作業は問題なく完了。
後ろ両輪で作業を終えた事後の試走にて、走り出しの擦過音(キィー)は全く無くなり、停車状態→フットブレーキ解除→クリープでの動き出し、の瞬間の渋さも解消したような気がする。。。たぶん。
今回は家人の外出予定の都合で作業時間切れ、前両輪は次の機会に。
まぁ前輪は今いまこれと言って不都合を感じてないので、冬タイヤに履き替える機会まで置くもアリかも。もう1月半もしたらその時期が来るので。
っとここまで書いててふと思ったが、
後部中央でジャッキアップ→リジットラックに乗せると浮かない左後輪、よくよく考えればジャッキアップした状態で浮くんだから、後部中央をジャッキで目一杯上げる→ウマを後輪左右とも所定位置にセットする→ジャッキダウンせずにそのまま左後輪を外しちゃう→ジャッキダウンしてウマに乗せる→左後輪は既に無いからウマで車体が支持される、でいいんじゃん、と気付いた。
まぁ半端に便利じゃないけどコレでいいや。
今度の機会にはそれでいこう。