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イイね!
2010年08月09日

サスとタイヤの簡単な関係

今日はあまりやることもなく、雨が降ったりしてるので時間をもてあましてます。
てことで、たまには考察なんかしてみようかな~と思ってですね、今回はサスとタイヤの関係について書いてみようかと思います。

車を乗りだしてから、最初は固い車高調とかじゃなくて純正サスとか柔らかいサスで練習したほうがいいとか言われますよね?
たしかにサスが柔らかくて車高が高い状態だと、荷重移動とかの体の感じ方がわかりやすくて練習になると思います。
でも、それ以外にも理由はもちろんあると思んですよ。

サスを固くしたらハンドルの応答性があがったり、よく曲がるようになったなとか思うと思います。
じゃあサスが柔らかかったら運動性能においてメリットはないと一概にいえませんよね?
ということで簡単に高校物理でわかる程度でメリットになるようなことを考えてみました。

(注:簡単な考察で絶対こうだと言い切るものではないんで、まぁ考える種としてでも適当に見てください。自分は物理の専門家でもないし)

一応高校物理の式が並んでるんで、わからない人はコメントで聞くかググッてください(^^;


まず、最初にタイヤの摩擦力についてですが、
簡単な高校物理では
μmgで表わされます。

μは摩擦係数
mは質量(車の重量)
gは重力加速度

このμmgの値が大きければ大きいほど、単純にタイヤは滑り出しにくいってことになります。
タイヤのグリップ性能が高いとμが高くなるので、ハイグリップタイヤを履くとよく路面をとらえて、よく曲がるといえます。

と、ここまでは感覚的に誰でもわかると思います。

では、mとgの部分の変化を考えてみようかと思います。
文字列で書くとすごく読みにくいのでこの下の画像を見てください。





※この画像の図は旋回中の外側の1本のタイヤで考えてます。




この画像の式で大事なのは荷重変化とロールスピード(画像で言う角速度)によって摩擦力が変化するということです。

ロールスピード(角速度)はショックアブソバーの減衰特性によって変化し、ここでは単純に減衰特性を固くするとロールスピードは遅くなり、柔らかくするとルールスピードは早くなると考えられます。

また、サスのバネを固くすることでロール量が減り、荷重の変化が少なくなるといえます。つまり、旋回中の荷重変化が少なくなるということになり、タイヤ一本にかかる車重m+m'の変化が少なくなるということになります。
俗によく曲がるようになると感じるのは、4輪の荷重配分がどれか一方に偏りにくくなって、タイヤ1つ1つのグリップが簡単にうまく使えるようになるためだと思います。

上の2つから言える事は、サスを柔らかいことでのメリットは急な荷重変化をさせた場合、荷重のかかったタイヤのグリップの限界を超えにくいといえなくないですか?
急なハンドル操作によって生まれた荷重の変化はロールスピードの増加につながり、タイヤの摩擦力は大きくなります。
これに対して、サスが固いとロールスピードは思ったより大きくなく、荷重の変化も少ないので、タイヤの摩擦力はあまり大きくなりません。

つまり、サスが柔らかいものは、急な操作(へたな動作)をしたとき、タイヤの摩擦力が増えて荷重の集中するタイヤが少し粘ってくれることになります。
これが柔らかいサスの大きなメリットと言えます。
感覚的にいうと、ずるずると引きずるようにアンダー、もしくはオーバーがでるということです。
サスが固いもので急な操作を行うと、摩擦力がの増加が少ないため、タイヤの摩擦限界を簡単に超えてスピンしやすくなるといえます。
これも感覚的にいうと、スパッとスピンしたり、ズコーっとアンダーでたりするみたいな感じです(笑)

よくあるのが、良いサスを入れてよく曲がるようになったとか思って(実際良く曲がるんだけど)、どんどんコーナーリング速度あげて走って、あるときいきなりスピンする目にあうといったのが典型。

ただ、タイヤは線形的に摩擦力が増える部分には限界があるので、操作がうまくなってくると、硬いサスを使って4輪のタイヤの摩擦を上手く使うほうが速く走れてくるようになるはず。
※タイヤのグリップの線形特性についてのリンク
  ↑ここのサイトは結構勉強になる

また、画像の簡単な図から言えることは、ロールセンターをさげるとcosθ=1に近づいて摩擦力が大きくなるといえます。
ということは、ロールセンターとタイヤの中心(?)と角度を持たないほうがいいかもしれません。


長々と簡単に説明書きしてきましたが、結論を言うとですね、最初に運転の練習をするならいいサスペンション入れるよりも、純正サスやダウンサスとかで練習したほうがいいと思うってことです。
そのほうが、急な動きをさせたときに、急な挙動(ここでいう急な挙動はスピンとか)をしにくいし、体感的にへたな部分がわかりやすいし。


他にも細かいこと考えると色々あるとは思うんですが、自分の頭で簡単な式だけで表わせるのはここまでです。
勘違いしたらいけない部分は、決して固いサスが悪いと言ってる訳ではない件について。
あくまで段階ふむって重要だよ。ってことをいいたいだけです。


みなさんはこれについてどう思いますか?
なんか意見やわかりにくいとこあったら気軽にいってくださいな。



補足

通常、物理法則から言って、4輪の摩擦力の総和は変化しません。
そこで、タイヤの摩擦力の線形特性についてですが、これが1輪でも超えてしまうと、4輪の摩擦力の総和は減少するといえます。
つまり、いかに4輪の摩擦を有効的に使うかってところが重要です。

また、なにかあれば書き足しますね。
ブログ一覧 | 車に関する考察 | クルマ
Posted at 2010/08/09 21:01:16

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この記事へのコメント

2010年8月9日 21:12
最初から最後まで読んで結局よくわかりませんでした・・・
コメントへの返答
2010年8月9日 21:16
文のまとめがへたで申し訳ないです(^^;
もうちょい何回かにわけて書いたほうがよかったかな…?
2010年8月9日 22:01
確かに柔らかい脚のほうがゴマカシが効きやすいように感じます。
雪とかダートの低速ではフェイントを使うこともあるのですが、柔らかいバネだとフェイントで作るロールスピードと足の柔らかさからくるロールスピードの相乗効果で外輪側にグリップさせやすく感じます。

僕も時々このような説明を部活の仲間にするのですが、文系の子に理解してもらうのは結構大変ですね。

僕は最近は舗装では硬めのバネ、強すぎない減衰の足が好みですが、ダートでは伸び側ストロークのことも考えると断然柔らかくて長めのバネが好みです。
コメントへの返答
2010年8月10日 0:44
自分もダートや雪路面だとあしの動きによる違いって一番良くあらわれると思います。
フェイントで勢いをつけたロールスピードの調整ってのは考え付かなかったです。その方法だと外側で一気に踏ん張りを利かせることができそうですね。

あまりダート走りが確立してない自分がいうのもなんですが、自分はダート路面では柔らかいバネと最弱の減衰よりいくらか固めの減衰でよく走ります。
その方がダート路面でも安定してる気がするので(バネで柔らかく路面をとらえつつ、減衰でロールスピードをおさえることで、たぶん4輪の荷重配分がよくなってるのかな)

文系に物理をふまえて説明するのって無理なんで感覚的にうったえるしかないですよね(^^;

舗装のほうではひろtype-Rさんと逆で、柔らかめのバネ+固めの減衰で走ることが多いです(好きというか、バネがないから減衰しかいじらないw)

ダートで長めのバネは路面をとらえるのに良いと思います。自分はバネ長が短い分をヘルパーでかせいでます。
2010年8月9日 22:21
タイヤ単体で考えると、

・ロールを大きい→摩擦力増→グリップ力増 ⇒スピンしにくい
・ロールが少ない→摩擦力小→グリップ力小 ⇒スピンしやすい

ってことで、特に初心者にとっては

・ロールを感じることによって車の動きを体感的に身に付けよう!
・ロールが少ない固いサスと比べたらスピンしにくいから車をぶつける可能性が少ないよ!

っという点でオススメだよっ♪・・・ってことで大体あってる?

コメントへの返答
2010年8月10日 0:54
大体要所はあってるよ。
理解して欲しい点は、

タイヤ単体の話であって、タイヤ4輪の摩擦力の総和は基本的にはつねに同じ。
あくまで外側のタイヤのことで、固いサスは外側のタイヤのグリップ限界が低いからへたな動作すると外側の摩擦限界を超えて一気に吹っ飛ぶ(スピン・もしくはドアンダー)

てところかな?
なんか思いついたら補足してみるわ。
2010年8月10日 0:32
このリンク先は自分も良く参考にさせていただいているサイトです(笑)

減衰特性については減衰を固くすることで急操作をしたとき、挙動変化が少なくなり安定したものになり、軟くすると当然ロールスピードが上がり挙動が乱れやすくなるので(限界も低い)、実際減衰軟めの時の方が丁寧な操作が要求されると自分は思うのですが・・・練習にはなりますね。

減衰軟めの時は、コーナリング中に外2輪のタイヤに荷重がいき、減衰固めの時より4輪のタイヤのグリップを引き出せないため限界が低くなるってのも非常に練習になりますよね。

つまり減衰が軟いともろに自分の技術が出て来るため自分の運転の悪いところが分かり易く、練習になるよって感じですかね。
長々と駄文申し訳ないです(^_^;)
コメントへの返答
2010年8月10日 1:20
このリンク先、読んでて面白いよね。

たしかに、柔らかい時の方がシビアな操作が必要なように思えるけど、アンダーやオーバーに対して許容の多いのは柔らかいほうなんだよね。
つまり、柔らかいサスでいいところは、外側の摩擦力が大きくなることで、ずりずりと車体がオーバー・アンダー出すことなんよ。もちろん、片側に荷重が集中しやすいくなって線形特性からはずれるから、4輪のグリップ限界が低くなって限界は低くなるとは思う。
でも、固いサスでは挙動変化が少ない分、4輪をしっかりと仕事させないと外側のタイヤの限界が吹っ飛ぶんだよね。(ジムカーナなんかだと逆に吹っ飛ばすのを利用するけど、リアは柔らかい。これはリアの荷重を旋回時などにとばすため)


だから、柔らかいサスで練習したほうが技術も身につくし、初期のへたな動作を許容してくれる場合があるってこと。

ただ、あまりに急すぎる動作はそんなん関係なしに事故るけど(笑)

またわからないことあったら議論しようぜ!
2010年8月10日 13:05
俺の考えはちょっと違ったり。

ロールが大きいと外側のタイヤの摩擦力は増しますが、内側のタイヤの摩擦力は激減するはずです。
よって左右トータルでは減るはずです。
結果を単純化すれば、ロールが多ければフロントならアンダーに、リアならオーバーになるわけです。
これは量の話なのでバネとスタビの話。

次。
まず、車体のロールは直接タイヤには伝わらないわけです。
バネとダンパーを介してタイヤに伝わるわけです。
バネとダンパーは縮みきるまでは剛体とは見なせないので、ストローク中はバネとダンパーについて考える必要があります。
バネは単純にレートで考えて差し支えないです。
縮むスピード(ロールスピード)を考慮しなければ、
10kg/mmのバネを10mmつぶせばタイヤ側には100kgの力がかかってるはずです。
2mmの段階なら20kgのはずです。
ダンパーもなく、バネ自体の減衰力もないとすればロールが始まればバネは一瞬で縮み、一瞬でその力がタイヤに加わりますが、実際はそんな事あり得ないわけです。
ダンパーもあるので、ストロークには時間が生じます。
そしてダンパーにかかった力もタイヤにかかるわけです。
例えば10kgのダンパーを押せば、反対側には10kgの力がかかりながらダンパーは縮んでいくわけです。

例えばある状況で0.5秒で50mm縮むとします。
ダンパーは例えば60kg(0.3m/s)とかの減衰力が発生します。
バネは5kg/mmです。
1秒で300mmを縮めるのに60kg要りますよってことです。
このまま数値をほんとは使えないけれど、ごくごく単純化するために使ったとして、今回の例では60*(100/300)=20kgです。20kgあれば0.5秒で50mm縮むと仮定しますん。
実際とは全くかけ離れるけど、ごくごく単純化して仮に一定速度でバネとダンパーがストロークするとしてます。
0.1秒の段階では10mm縮み、タイヤには50kg+20kgの力が発生します。
0.2秒の段階では20mm縮み、100+20

0,5秒、50mm、250kg(減衰力はストローク完了時は発生しない)
以下略
となるわけです。
というわけで、ストローク初期段階においては縮み側減衰力によってかかるタイヤの力は無視できないわけです。
ここで減衰力を2倍のショックに交換すれば当然のごとく力は2倍、スピードは半分(じゃないけど)になります
0.1秒時10mm50kg+40kg
0.2秒時15mm75kg+40kg
です。
これによって初期段階におけるタイヤのグリップは増します。
ただし、
0,5秒時25mm125kg+40kg
となり、まだロールが終わりません。
1秒時50mm250kg
となって、荷重が移動するのに時間がかかりすぎ、特に前後の荷重移動で問題になりやすいです。

実際には多分ストロークしていけば減衰力も弱まり、ストローク速度も遅くなるはず。
よって、もっと複雑な話だけど、ごく単純化して考えれば減衰力は固ければ固いほどストローク初期から荷重をかけられるって話です。
よって、素人的にはこっちの方が反応がよく感じられて楽に運転出来るはずですが、ロールするスピードが遅すぎると雑な操作に対して動きが鈍感すぎるので、操作が雑である事を認識し辛いのが問題です。
というわけで、柔らかい足で練習すべき、となるわけです。
バネも同様に、固すぎるとストローク量が減るので、やっぱり操作に対して車の足の動きがわかりにくくなるので、練習には向かないっていう話です。

ちなみにバネを固くすれば、みかけ上減衰力が小さくなります。
バネが固くなればストローク量が減るから、同じ時間でストロークしたとしてもストロークスピードが落ちるからです。
ストロークスピードが遅ければ発生する減衰力も小さいってわけですね。
というわけで、固いバネの小さなストロークを制御するには高い減衰力のショックが必要というわけです。

で、固いバネと固いショックは当然のことながら路面追従性は悪化するので、どうしても段差や縁石に弱くなりますね。

長くなった…(笑)
コメントへの返答
2010年8月12日 1:10
返信遅くなりますが長くても大丈夫ですよ(笑)


もう少し内側のタイヤにふれておくべきだった(汗)
また時間ができたら追加しようと思うんですが、タスクバーさんの指摘どおりロールが大きいと確実に4輪の総摩擦力は減るはずです。(インリフトなんかしたら内側のタイヤの摩擦は0ですし)
外側の線形摩擦限界はその時越えてるはずですし。
フロントとリアのロールをわけて考えた時の挙動の解説わかりやすくていいですね。


ショックとバネの関係についてなんですが、3回ぐらい読んでやっと理解してきました(笑)
自分はどうやら減衰力とストロークスピードを混同して考えてたみたいです。
タスクバーさんの解説で、ダンパーとバネがなんで固い+固いと柔らかい+柔らかい関係が多いかがわかった気がします。
タスクバーさんとは逆のパターンで説明すると、仮にバネが柔らかくてダンパーの減衰力が固い場合、バネの縮みにたいしてダンパーの減衰力が高いため、バネが縮みきる前にダンパーの縮みがとまって突き上げ感が出てしまうといった理解であってますか?

練習にいいよっていう本質的なところは同じ意見だったみたいでよかったです。
あともう少し、ロールによる初心者にとっていいことを書いてみようかと思います。
いっぺんに書くにはちょっと長すぎですし、書き足したいところが結構出てきたんで(^^;

簡単に概要を言うと、柔らかいあしだとそもそも雑な操作じゃ限界いっぱいまで全く使えないですけど、ロールが大きいこと(ロールする時間が長いこと)でdθ/dtの項が時間的に長く働くと予想されます。つまり、ロール中の摩擦の限界が一時的に高くなって、滑り出しがマイルドになって大きな事故につながりにくいんじゃないかという予想です。

図をまじえて他の人にもわかるよう書こうとすると長くなるんで、またブログで書きますね。
2010年8月10日 23:36
理論派なんですねぇ。
感覚的にイケルと思うから踏む私とは全く正反対・・・
物理がキライで生物を専攻した私には難解ですが、なんとなく分かりますね。

やはりアクティブサスが一番良いという結果になってしまいますね。(重量増を無視すれば)
結局技術を補う機能が進化すると誰でも速く走れるってコトなのかな?

なんか味気ないです。 orz
コメントへの返答
2010年8月12日 1:15
理論は感覚を養う近道だと思ってるんでこういうの考えるの好きなんですよ(笑)
感覚を研ぎ澄ます方法でいくのも人によってはいいと思います。

結局いいたいことは初心者には柔らかいサスで練習したほうがいいという考えです。
柔らかいものもいいんですが、ある程度固いものでないと4輪を最大限使うことができないのも事実です。

また時間ができたら追記を書いてみますね。
2010年8月11日 9:23
足はどうあれうまく荷重とグリップ限界をまわせればいんやないかな
イニDでいうコップの水まわし?
ガツンとブレーキングすればの限界はすぐ越えてしまうし
うまくブレーキングしても前後方向にグリップを使い切ったままハンドルきってもしかたないし
たぶん現状は足回りの硬さうんぬんて考えるだけ無駄なレベルなはず指でOK
趣味で楽しむんならいろいろ考えて楽しかったでいいんだろうけど、競技でやるからには速く走って結果残さないと意味がないから・・・
自分が競技で勝つためには何が足りないのか考えたほうが吉じゃないか?
コメントへの返答
2010年8月12日 1:38
そのグリップ限界(たぶんるさんが言ってるのはコーナリングサークル)を使うために理論的に柔らかいサスで練習したほうがいいよ。と書いてるだけなんですけどね(^^;

人によってかわりますが、自分は上手くかつ速く走るうえで考えることは大切だと思います。
あと、いくら競技といってもやってるのはアマチュア競技で、お金もらってやってるわけではないんで趣味みたいなもんだと思うんですが…
決して勝ちたくないわけではないんですが、なんというかプロ指向みたいなものもちすぎるとお金も精神ももちません(笑)
2010年8月11日 13:06
サスが延々とストロークするならその式でいいと思うけどね

実際はバンプタッチするからね


このバンプタッチのタイミングでも車の挙動が変わってくる


柔らかいサスほどバンプタッチが早いのも一つのポイント


バンプタッチした瞬間はタイヤが一番食うんだけど、それよりちょっとでも荷重が増えると、タイヤが負けてグリップを失う。


この辺も車の挙動のカギなんよね~

コメントへの返答
2010年8月12日 1:42
あくまで簡単に表わしてみたもんなんで、厳密さよりも感覚的にわかるように書いてみました(^^

バンプタッチのタイミングで挙動変化というのは初めて聞きましたが、たしかに変化はありそうですね。

今度また追加で考察を書いてみようと思います。
2010年8月12日 12:20
バネが柔らかくて減衰が高いと、ギャップの入力量に対して入力時間が短すぎて、ストロークスピードが遅いために結果的にストロークが減る=突き上げ感ですね。
大雑把には減衰力=ストロークスピードで間違ってないですよー
時間変化を考えたときに減衰力が摩擦力に与える影響が無視できない、って話です。

というか、個人的にはロールする事で摩擦力自体は下がるほうにしかいかないと思うんです。
ロールする事でタイヤの接地角度も変化するので、ロールが大きすぎるといわゆるポジティブキャンバー状態になるハズです。
でもそのポジキャン状態のおかげで滑り出しがマイルドになって乗りやすくなるかな~と思います。
感覚的に言えば消しゴムを引っ張るのと押すのでは押す方がよく引っかかるのと一緒かなーと。
車体が3度傾けばストラットならそのままタイヤも3度傾きますからね。
ネガが2度あっても1度ポジになっちゃうし。
コメントへの返答
2010年8月12日 20:58
結果的にストロークがおっつかないってことですね。勉強になります。
入力の時間変化とか他にも色々な事をふまえると複雑になって簡単にあらわせなくなってきますね(^^;
もっと基礎的な勉強します!

キャンバー変化による接地性の悪化は考えてなかったです。
でも、接地面積が小さくなって限界は小さくなるんですが、力は集中して、タスクバーさんが言うように引っかかりがよくなってくるとは思うんですよ。もちろん、引っかかりなんて無視するぐらいの力で限界を超えてしまったら意味ないですが…。

さらに追加で内容を補足していくと、
もとから限界が低いから、理論的に速度自体を上げれない。

体感的にも限界を感じやすく、荷重コントロールが身につきやすいに加えて、限界が低いので丁寧な運転じゃないと低速度から運転ミスにつながり、大きな事故になりにくい。

といった感じに考えてました。
補足だらけで申し訳ないっす(^^;
2010年8月14日 10:59
はじめまして。通りすがりのものです。

たまたまこのブログを見つけて拝見しました。色々な難しい式で計算してあって、物理が得意ではない自分からすると、一から考察が出来ることはすごいと思いました。

ただ、『サスが硬ければ加重移動が減る』ということに疑問を持ちました。

自分が知っていた荷重移動とは考え方が違いました。
自分の考えは、

『重心の高さ、トレッド長、重心に掛かる力(横G)が同じであれば、バネやダンパーの固さやロールに関係無く、同じ量だけ荷重移動するということです。そして、ロールは荷重移動をした結果に、増加した(減少した)力に見合った量だけバネが縮む(伸びる)事』

、と言うことです。つまり、ロールが荷重移動を起こしているのではなくて、荷重移動をした結果にロールが起きるのだと言うことです。


この事についてどうお考えでしょうか?よろしくお願いします。
コメントへの返答
2010年8月14日 12:33
どうも、はじめまして。

たしかに、ご指摘どおりバネは荷重分縮んでいるので、タイヤにかかる質量の変化があるとは考えづらいですね。
荷重移動の結果、ロール量が変化するというの納得です。

でも自分の考える結論はちょっと違って、同じ速度で同じようにアールを描いて曲がってみたとしましょう。
このとき、同じように旋回すれば、旋回による横Gは同じだといえます。
サスの柔らかさによって当然ロール量も変化します。

ここで、単純に柔らかいサスと固いサスでは2倍縮む量が違うとします。
この荷重が車輪にうつり終わったとき、柔らかいサスは固いサスの2倍バネが縮みます。

ここまでは、いいとします。
しかし、車体が傾くと4輪それぞれの重量のかかり方はもちろん変化します。
つまり、荷重移動によってうまれたロールによって、さらにタイヤにかかる車重が変化します。
それなので、サスによって荷重(タイヤ1本にかかる質量)の量は変化すると考えられます。(荷重という呼び方に問題があったのかもしれません)

仮に、サスによって荷重変化がないとすれば、コーナリング中に4輪の接地性が変化しなければ(例えばストロークの長いサスを使っていたら)、4輪のコーナリング中での摩擦力のかかり方は変化がなく、同じになってしまいます。

といった感じです。
大雑把な説明ですが、もしまだ疑問にのこる部分があればまたコメントいただけるとありがたいっす。
2010年8月14日 20:02
こんばんは。僕もこういう話は大好きなんですが自分で書くと疲れるんですよね…(笑)
読むのは大好きなので是非続編お願いしますm(__)m
コメントへの返答
2010年8月14日 20:27
どうも、こんばんは。
自分もこういうの大好きなんです(笑)
けど、今回の書くの3~4時間ぐらいかかってる気がします(コメント考えるのに1時間とか…(^^;)
これからも、たまにこういうの混ぜていこうと思います(^^

プロフィール

「2020年10月11日_雑記 http://cvw.jp/b/476132/44469629/
何シテル?   10/11 20:15
大学時代は自動車部というディープでライトな部活にはまり、DC2インテグラ等を乗り回し、2009年ではダート、ジムカーナと2つの学生全日本大会に出場しました。 ...
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