希少GTサルーン × フジミ外装キット装着仕様 プラモ製作記 vol.4
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
シャーシの組み立てが出来上がったのでアップします。
2
前回の整備手帳(製作記 Vol.3)にも軽く触れましたが、実はシャーシを作り直しています。
最初に組み立てたシャーシが右側で、今回作り直したシャーシが左側です。
本来フジミ模型のR31スカイラインのシャーシは、4ドア・2ドア共に共通の画像左側のシャーシを採用されています。
しかし、前述の4ドアも2ドアもシャーシが共通という認識で、かつ今回はオートスポイラーを付けないと言う理由で、画像右側のフジミ外装キットが付く2ドアのプラモに入っていた “オートスポイラー取付基部の無い” シャーシを選んだら、組み立てていく中で色々問題発生して、ナント後にR31スカイライン用ではなく他車種用であることが判明!!
〔気付いたのはシャーシの作り直しを決断して画像左側のシャーシを用意した時でした(苦笑)〕
シャーシの全長が1~2mmの僅かな差で長さが足りない事から始まり、ボディとの接合部を前回の整備手帳にも使用した液体プラスチックで延長成型して対応さしたものの、他にもR31スカイラインと異なる箇所が多く、ボディを取り付けた時のシャーシへの負担も大きいのか? ボディを仮合わせしながら製作している時にシャーシが捻れて、捻れを修正させながら最後まで組み立てても捻れが完全に直らないことから、シャーシを作り直す決断に至ります。
画像のようにシャーシを並べて比較すると前輪タイヤハウスより先のボディとの接合部の長さが1mm短いことが判明。更に画像にはアップしないものの同部位の高さも比較すると1~2mmほど異なっています。
シャーシが捻れた原因としては、シャーシ先端のボディ接合部の凸部の位置も微妙に異なっているように思われます。
そしてパット見ですぐ違いがわかるのが、シャーシに造形されたミッションケースの形状が全く異なるトコロです!!
妥協して右側のシャーシを使ってプラモの完成度が悪くなるよりも、面倒でも作り直しを決断して正解だったと思います。
因みに作り直した左側のシャーシは、昨年(令和元年)10月にR31スカイライン4ドアのプラモが再販された時にストック用として部品請求しておいた新品シャーシを使用しています。
〔今回のプラモ製作で使っている4ドアのプラモに入ってたシャーシは画像右側のフジミ外装キットが入った2ドアのプラモ用として使用します〕
3
シャーシをボディ同色のダークグレーメタリック(日産カラーナンバー#463)に塗装し、シャーシに造形されているエンジン下部・駆動系・マフラーなどの部分をプラモ用の塗料で筆塗りし塗り分けしています。
シャーシの車体下部の造形ですが、以前の整備手帳でも触れた通り、1980年代にフジミ模型のプラモで使用していた通称 “板シャーシ” という汎用シャーシを採用されていて、R31スカイラインの車体下部を再現したものではありません。
前述した通り、各車種ごとに前後ボディ結合部などを仕様変更して成型しているものと思われます。
本来なら実車を再現したものではないので塗装してもしなくてもどちらでも良さげなトコロではありますが、R31スカイラインの形状ではないとはいえ折角なので実車のように塗装していきます。
シャーシ全体にボディ同色塗装する際は、
最初に作ったシャーシではそのまま試し吹き程度に塗装しており、塗装の密着が悪かったようで製作途中で塗料が剥がれる箇所もあったので、
新たに作り直したこちらのシャーシでは下地にプライマー入りのプラモデル用のサフェーサーを塗装しています。
エンジン下部とプロペラシャフト・リアデフケース・ドライブシャフトは半ツヤのセミグロスブラックで塗装。
ミッションケースは塗って乾いた後にティッシュや綿棒でこすると金属調の光沢が得られるメタルカラーのアイアン色を若干筆塗り跡が残るように重ね塗りして鋳物感を出しています。
マフラー部は、最初に作ったシャーシではミッションケースを塗装したのと同じメタルカラーのステンレス色を筆塗り跡が残らないように綺麗に塗りましたが、
こちらの作り直したシャーシでは社外マフラーの鏡面ステンレス感を出すべく、最近購入したメッキ調に仕上がる『Mr.COLOR スーパーメタリック2』という塗料のスーパークロームシルバー2という色を塗りムラがないように塗っています。
4
前回の整備手帳で紹介した、シャーシに取り付けるために作ったパーツ(足回りパーツやマフラーエンド部)を最初に作ったシャーシから作り直したこちらのシャーシへ移植し、シャーシの組み立てが出来上がりです。
前後車高の微調整、フジミ外装キット装着時の各タイヤのオフセット具合の微調整などはシャーシ塗装前に実施してあります。
5
シャーシの組み立てが完了し、ボディと組み合わせた画像がこちらです。
まだフジミ外装キットを付けていない状態ですが、タイヤの回転、およびフロントタイヤの操舵は問題なくしっかり動きます♪
ホイールは、本来ならシャーシの組み立てが完了したこのタイミングで、センターキャップのオーナメント等のデカール(マークシール)を貼り付けたりしてフィニッシュ仕上げしますが、このあと小技を仕込む予定なので、とりあえずはこのままにしておきます。
小技は今後の整備手帳で明らかに!!
6
因みに今回のシャーシ組み立てで取り付けたタイヤとホイールですが、
最近フジミ外装キットや外装キットに対応するワイドタイヤ&ホイールもセットで入っているR31スカイラインGTS-Rのプラモデル(ボディはノーマルGTS-R製作を前提に無加工ノーマル状態)を入手したので、このプラモに入っているワイドタイプのBBSのRSホイールとアドバンHFタイプDタイヤを使用しています。
以前画像をアップしたR31スカイライン4ドアのフジミ外装キット装着仕様のプラモデルの箱に描かれているホイールと同じです。
〔中に入っているホイールも同じと思われます〕
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( プラモデル の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク