フロントブレーキディスク(ローター)&パッド交換 その③
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回使用するブレーキディスクはDIXCEL(ディクセル)のFS(スリットタイプ)です。
ZC31Sのフロント用ディスクのHD・HSはFP・FSに移行しています。
FP・FSは熱処理加工されている為、耐ひずみ性能・耐クラック性能が大幅に向上している為こちらを選びました。
スリットは完全見た目で選んでます(笑)
無い方が良いっと聞いたりもしますが、やっぱり見た目が…
値段高いですけどね…(-_-;)
新品ブレーキディスクは保管時の錆防止の為、油が塗られています。
落としていいのかよくわかりませんでしたが、私はブレーキクリーナーで綺麗に清掃しました。
2
スリット入りには、装着時逆回転or正回転、どちらで取り付けかで効果が違ってきます。
詳しくはDIXCELのホームページまで(^^♪
私は推奨とされている逆回転で装着しました。
3
純正ディスクと外品ディスクの比較です。
純正錆錆ですね…(@_@;)
重さ・大きさ等はほとんど変わりません。
4
取り外したキャリパーキャリアもついでに清掃しておきましょう。
こんな時しか出来ないですし…
5
キャリパーキャリアを取り付けます。
6
次にパッドです。
今回使用するのはZONEの10Fです。
旧パッド、大分減ってますね~
新品パッドはおよそ10mm(メーカーにより若干の誤差あり)です。
サーキット走行などスポーツ走行する場合、パッドは約半分(5mm)で交換する事をお勧めします。
パッドが薄くなるにつれ熱を持ちやすくなり、フェードやベーパーロックが起こりやすくなったり、ピストンに熱が伝わりやすくなり各シールの寿命も短くなるからです。
街乗りだけならまだまだイケるんですけどね…
新品パッド・新品ディスクなので、パッドは橙色の四角で囲んだ所のみ軽く面取りしています。
7
本当はアンチスキールシムも新品に交換したかったのですが、色々あり再使用しました(-_-;)
私は、熱の弊害を考えてシムは使用しています。
グリスはディスクブレーキグリスを使用しました。
新品だと綺麗ですね~
すぐ汚れるんですけど…
キャリパーを閉じ、下部のボルトを締めます。
ピストンバックしている為、そのままではピストンとパッド間に隙間が出来ており、ブレーキが効くまで時間がかかります。
ですので、車を動かす前にブレーキを数回踏んでペダルが固くなったことを確認してください。
これを行わないと最悪事故につながります。
ピストンが動く事で、リザーバータンク内のフルードも減る為、固くなった後にMAXの位置に調整してください。
稀ではありますが、シムのグリスがなくなった状態でピストンバックしもう一度ピストンを押し出す時、シムが外れ変な向きでシムが押される事もある為、ピストンを押し出した後シムの状態も確認しておいた方が良いです。
グリスアップした場合は、ほぼなりませんけどね…
8
交換するとこんな感じになります。
見た目レーシーです(^^♪
効果は…まずは慣らしからなのでまだわかりません(>_<)
慣らし行わないと、ディスクにひずみやクラックが入ったり正常の制動力が出なかったりします。
慣らしと言っても、深刻に考えず急制動や急ハンドルを控え普通に300km~1000km程(ディスク・パッドによって異なる)走るだけです。
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