
SUPER GT第3戦 インターナショナルシリーズ・マレーシア 決勝
向かえた決勝日は、マレーシアらしく灼熱の中でのレースとなりました。
GT500クラスでは、序盤にいきなりセパンを得意とするコンドーレーシングのGT-Rがバーストを喫しリタイヤとなりました。
中段では、MOTULが徐々に順位をトムス、インパルなどに奪われていきます。
トップ争いでは、ポールスタートのウィダーが逃げをうち2位のセルモとの差を広げていきます。そんな中調子が上がらないEPSONは複数回ピットに入るなど苦しい模様。
そしてトップ争いがピットのタイミングを向かえます。まず先に2位のセルモが入り、後半を立川選手に託します。それを見て次の周にウィダーもピットを行い、ルーキーのヴァン・ダムが重要な後半を担当します。
その2台は早速接近戦を繰り広げますが、ヴァン・ダムがベテラン立川のプッシュを寄せ付けず、逃げ切りウィダーは今季初優勝、そしてヴァン・ダムにとってはGT500初優勝となりました。
2位にはセルモ、3位は予選をトラブルで走れず最後尾からのスタートとなったル・マンでした。以下8位のクラフトと10位のウェッズが今季初ポイントを獲得しています。
GT500
 1 ウィダー HSV-010         12kg  小暮卓史  C.ヴァンダム
 
2 ZENT CERMO SC430       46kg  立川祐路  平手晃平
 3 ENEOS SUSTINA SC430      2kg  伊藤大輔  大嶋和也
 
4 DENSO KOBELCO SC430     44kg  脇阪寿一  石浦宏明
 5 カルソニックIMPUL GT-R     14kg  松田次生  J.P.デ・オリベイラ
  
6 RAYBRIG HSV-010         60kg  伊沢拓也   山本尚貴
 7 KEIHIN HSV-010          32kg  金石年弘   塚越広大
 
8 KeePer Kraft SC430         0kg  国本雄資   A.カルダレッリ
 9 MOTUL AUTECH GT-R      38kg  本山哲     M.クルム
10 WedsSport ADVAN SC430     0kg  荒聖治     A.クート

GT300では、ポールスタートのハンコックポルシェが序盤からぶっちぎりのレース展開を見せます。
その後ろでは、2台のJLOCやSLS、紫電、GT-Rなどが続き混戦模様となります。
さらにその後ろからは1周目にスピンを喫したタイサンポルシェが凄いタイムで上位を追いかけます。
ピット後もハンコックポルシェの優位は全く消えません。表彰台争いでは、目一杯ピットを引っ張った紫電に対して、初音ミク、追い上げてきたタイサンポルシェに抜かれていきます。
そして優勝を飾ったのはハンコックポルシェでした。2位にはタイヤ無交換と奇策で仕掛けた初音ミクが入ると思われましたが、最終ラップにまさかのストップ。
そのためタイサンポルシェが2位、そして3位には今週末ギアのトラブルを抱え、2速がない状態で走りながらもファステストを刻んだAspeedでした。
GT300
 1 HANKOOK PORSCHE       12kg  影山正美   藤井誠暢  
 
2 エンドレス TAISAN PORSCHE  36kg  峰尾恭輔   横溝直輝
 3 triple a Vantage GT3        22kg  吉本大樹   星野一樹
 
4 S Road NDDP GT-R         0kg  関口雄飛   千代勝正
  5 エヴァンゲリオンRT ペトロナス紫電  38kg  高橋一穂   加藤寛規
 
6 GREEN TEC & LEON SLS     2kg  竹内浩典   黒澤治樹
 7 GAINER DIXCEL R8 LMS     52kg  田中哲也   平中克幸
 
8 SUBARU BRZ R&D SPORT     4kg  山野哲也   佐々木孝太
 9 ARTA ガライヤ            26kg  高木真一   松浦孝亮
10 GSR ProjectMirai BMW        0kg  番場琢    佐々木雅弘
情報 SUPER GT.net 
    オートスポーツweb  Posted at 2012/06/10 22:34:41 |  | 
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